素材(フッテージ)のパスを修正するスクリプトは世の中にたくさんあるものの、.psd/.aiデータをレイヤー単位で読み込んでいる場合のリンク切れの修正はスクリプトでは難しいです。
今回のやり方は、制作データをテキストで読み込めるようにして、直接フッテージのパスを置換する方法の紹介です。
目次
.psd/.aiレイヤーの素材のパスをまとめて修正する方法
.aepxデータを作成する方法
- After Effectsを開き、ファイルメニューから名前を付けて保存 → XML形式でコピーを保存を選択して保存
- .aepxというデータで保存される
.aepxデータを編集する方法
- テキストエディタで.aepxデータを開く
- フッテージパスが記述されている箇所を探す
<fileReference filetype="38425053" fullpath="C:\Users\namae\Desktop\test.psd" platform="Win" relativeAscendCountFromProject="1" relativeIndexIntoFullpath="24"/>- テキスト置換機能を使い素材のパスを差し替える
// 変更前
C:\Users\namae\Desktop\test.psd
// 変更後
C:\Users\namae\Desktop\新しいフォルダー\test.psd以上です。あとはデータを開いてパスを確認します。
UTF-8形式でドラッグ&ドロップして
ファイル内の文字を置換するVBSスクリプト
XMLファイルをドラッグ&ドロップしてファイル内の文字を置換したいので作りました。
UTF-8形式じゃなければ、バッチにしたと思います。
Option Explicit
Dim filename, instream, outstream, text
filename = WScript.Arguments(0)
Set instream = CreateObject("ADODB.Stream")
instream.Type = 2
instream.Charset = "UTF-8"
instream.Open
instream.LoadFromFile filename
text = instream.ReadText(-1)
instream.Close
text = Replace(text, "置換前の文字列", "置換後の文字列")
Set outstream = CreateObject("ADODB.Stream")
outstream.Type = 2
outstream.Charset = "UTF-8"
outstream.Open
outstream.WriteText text
outstream.SaveToFile filename, 2
outstream.Close備考
※上書きしてしまいます。別ファイルにしたい場合は下記のように修正。
outfilename = "hoge.aepx"
outstream.SaveToFile outfilename, 2リンク切れの素材を探す方法
プロジェクトパネルの検索ボックスから「見つけられない」で検索するだけです。
aepxからaepに戻す方法
別名で保存する際に拡張子をaepにリネームして保存するだけです。
※データサイズを確認してaepxより軽くなっていたら成功です。
まとめ
- .psd/.aiレイヤーのリンク切れはXML形式で保存して置換する
- テキストエディタでフッテージパスを検索・置換
- VBSスクリプトでドラッグ&ドロップ置換も可能
- 「見つけられない」で検索するとリンク切れ素材を探せる
