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Windowsバックアップソフト比較|無料版と復元範囲

Windowsバックアップソフトの無料版条件と復元範囲を比較する記事の表紙

バックアップソフトは、保存したい範囲と戻したい状態から選びます。

仕事のファイルを以前の版へ戻したい場合と、故障後にWindowsやアプリを含めて復旧したい場合では、必要な機能が変わります。

ここではWindows向けの候補を、公式に案内されている保存範囲と無料版の条件から比較します。

公式資料の再確認日は2026年10月5日(日本時間)です。

比較表は編集部が公式案内を整理したもので、製品を同じ条件で実機検証した順位表ではありません。

復元成功率や処理速度の評価は含めていません。

後半のDuplicatiの結果は2026年10月3日の保存済み検証記録に基づきます。

製品GUI、外部媒体、クラウド、OS起動復元の実操作は含みません。

目次

最初に復元したい範囲を決める

スクロールできます
戻したいもの比較を始める候補選ぶときの確認項目
削除・上書きした個人ファイルDuplicatiや各候補のファイル保存機能対象フォルダー、過去の版、別の場所への復元
ドライブ内のデータEaseUS、AOMEI、Veeamのディスク・ボリューム保存保存する範囲、復元先、無料版の条件
Windowsとアプリを含むPC全体EaseUS、AOMEI、Veeamのイメージ保存起動用媒体、対象ディスク、復元後の起動
新しいPCで使うファイルや設定Windows標準機能も先に確認アカウント、同期対象、再インストールが必要なアプリ

新しいPCへの引き継ぎが主な目的なら、Windows標準機能も選択肢になります。

ただし、Windowsバックアップとファイル履歴は対象と保存先が異なります。

Microsoft:バックアップと回復の方法

無料の候補を公式の説明から比較する

以下は2026年10月5日に再確認した公式案内です。

「案内あり」は、自分のPCで復元できることを実測した意味ではありません。

価格、契約、版の条件は利用前にも確認してください。

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候補主な保存範囲の案内無料版を選ぶときの確認点
EaseUS Todo Backup Freeファイル、ディスク、システムFreeの配布版で対象機能を確認する。Homeの試用画面や有料クラウドを無料機能として数えない
AOMEI Backupper Standardファイル、ディスク、システム、増分保存日本語使用許諾は個人・家庭用に限定。差分保存・自動削除・システムクローンなどはPro表示
Veeam Agent for Microsoft Windows Freeファイル、ボリューム、PC全体のイメージFreeのAgentを対象にする。企業用のCommunity Editionと区別する
Duplicatiこの記事では無料のファイル・フォルダー保存を対象にする本体、追加モジュール、管理サービス、保存先の条件を分ける。ディスク全体の追加機能を無料ファイル保存と一括りにしない

ファイルの世代保存が目的なら、対象フォルダーと復元する版を選べるかを確認します。

PC全体の復旧が目的なら、イメージを保存できることに加え、Windowsが起動しないときに戻す入口も必要になります。

AOMEIの日本語ページにはブータブルメディアの作成が案内されています。

一方、ブートメニューへ追加する回復環境にはPro表示があります。

この2つを同じ機能として比較しないでください。

AOMEI:Standardの機能

AOMEI Backupper Standardの公式使用許諾ページは、無料利用を個人用・家庭用のPCに限定しています。

仕事用PCでも無条件に無料と扱わず、利用する配布版の条件を確認してください。

Standardの日本語使用許諾

VeeamのFree製品ページでは、起動用の回復媒体も案内されています。

実際に使う場合は、媒体を作成して終わりにせず、復元に使う環境で起動できることと対象ディスクが見えることを確認します。

Veeam:Freeの案内

無料版・試用版・保存先の料金を分ける

ダウンロードできることだけでは、必要な機能を無料で使い続けられるかは決まりません。

製品名とエディション、試用期限、復元時の制限を確認します。

EaseUSの共通使用許諾は体験版に15日の期限を記載しています。

この記述をTodo Backup Freeの利用期限へそのまま読み替えず、Freeの配布入口とHomeの試用を分けて確認します。

VeeamのFree配布ページにもメール確認の案内があるため、入手に必要な手続きと、取得後の無料エディション表示を別々に確認してください。

EaseUSの使用許諾、VeeamのFree配布案内

クラウド保存も同様です。

ソフト本体が無料でも、保存先の容量や転送に料金がかかる場合があります。

ローカルの外部媒体へ保存するのか、すでに使っているクラウドへ送るのかを先に決めると、比較する条件を揃えられます。

Duplicatiでは、保存先、暗号化、自動実行、世代保持を設定します。

暗号化する場合は、復元に必要なパスフレーズを保管してください。

保存先への接続確認と、ファイルを戻せることの確認は分けて行います。

Duplicati:設定ガイド

Duplicati 2.4.0.0の公式リリースには、ディスク全体バックアップを追加モジュールとして扱う説明があります。

この記事の無料ファイル保存の比較と検証には含めません。

同じ版に追加された同期コピーも、世代を保存するバックアップとは別のモードです。

単純なコピー結果を世代復元の結果として比較しないでください。

Duplicati 2.4.0.0の変更内容

Duplicatiで確認したファイル復元の範囲

2026年10月3日、Windows 11 Pro 25H2でDuplicati 2.4.0.0のコマンドラインを使い、自作テキスト4ファイルと空フォルダーを保存しました。

保存先は同じPC内の専用フォルダーで、原本、操作用コピー、バックアップ、復元先を分けています。

暗号化とディスクスナップショットを使わず、元ファイルのデータを復元時に再利用する設定も無効にしました。

同じPC内の保存先は、この試験で復元結果を照合するためのものです。

PC自体の故障に備えた別媒体への保存を実証したものではありません。

確認した条件結果
最初の保存から新しい場所へ復元4ファイル、135バイト。相対パス・SHA-256と4フォルダーが一致
内容変更・1ファイル追加・1ファイル削除後に、古い世代を復元最初の4ファイルと135バイトに一致。削除したファイルも戻った
同じ変更後に新しい世代を復元新しい4ファイルと171バイトに一致。追加・削除・内容変更を反映
保存データ全体をCLIのtestで点検保存された6個のデータ・目録ファイルを調べ、エラーなし

最初の復元では、古いオプションを指定したため警告と終了コード2が出ました。

現行の設定に直し、別の新規フォルダーへ復元して照合しています。

警告がある試行を、問題なく完了した試行に含めていません。

この4条件は暗号化しない小さな自作ファイルのローカル保存についての確認です。

外付け媒体やクラウド、Windows全体の復旧を確認したものではありません。

他製品との速度・安定性の優劣も示していません。

Duplicati:CLIの案内

暗号化した保存から別の場所へ復元する

同日08:32〜08:33 JSTには、Duplicati 2.4.0.0で別の自作データをAES暗号化して保存しました。

原本、操作用コピー、保存先、データベース、復元先を分け、元ファイルのブロックを復元時に再利用する設定とディスクスナップショットは無効にしています。

確認した条件結果
保存時のデータベースと正しいパスフレーズで別先へ復元4ファイル・135バイトと4フォルダーが一致
別のパスフレーズと、未作成のデータベース・復元先で試す復号処理で拒否。終了コード100、復元ファイル0件
正しいパスフレーズと、さらに別の未作成データベースで復元4ファイル・135バイトと4フォルダーが一致

一致の確認には、相対パスとファイルごとのSHA-256を使いました。

誤った値の試験では、保存時のデータベースを使い回していません。

正しい値の試験でも、以前の復元先を再利用せず、新しい場所で照合しました。

原本と操作用コピーは変更されていません。

実際のバックアップでは、必要なパスフレーズを保存先とは別に保管し、復元時に利用できることを確かめてください。

今回の試験は専用の値で行っており、紛失したパスフレーズを復旧できたという結果ではありません。

Duplicati:CLIのパスフレーズ指定

この3条件は同じPC内のCLIによる確認です。

パスフレーズを失った場合の復旧、暗号方式の安全性、GUI、外部媒体、クラウド、OSの起動復元を検証したものではありません。

暗号化したファイルを保存できたことと、必要な条件で復元できることを分けて確認します。

終了した無料版を新規候補に含めない

Macrium Reflect Freeは、公式に新規配布終了が案内されています。

セキュリティ更新は2024年1月1日までとされているため、現在入手して使い始める無料候補としては掲載しません。

Macrium:サポート方針

すでに使っている場合は、別のソフトへ移行する前に、保存済みのイメージとそれを戻す方法を確認します。

新しいソフトを導入したことだけで、以前のバックアップも同じ方法で戻せるとは判断しないでください。

選んだ後は練習データを復元する

候補が決まったら、実際に使うエディションで練習用フォルダーを保存します。

内容を変更した後に、以前の版を元と別の場所へ復元してください。

ファイル名だけでなく、中身と必要なフォルダーが揃っているかも確認します。

確認結果には、製品名・版・エディション、保存日時、復元した版、保存先と復元先を残します。

ファイルの照合方法は、バックアップの復元テストを参照してください。

PC全体の復旧を目的にする場合は、ファイルの照合に加えて、予備の環境でイメージを戻し、Windowsの起動と必要なアプリの動作を確認します。

個人ファイルを戻せた結果だけで、PC全体の復旧まで確認できたとは判断しないでください。

保存先の機器は、ソフトと分けて選ぶ

外付けドライブを買う場合は、保存するデータ量と残す世代、PC側の端子を先に決めます。

ソフトを選んでも、バックアップ用の容量や接続条件まで決まるわけではありません。

持ち運びや作業用も兼ねたSSDを検討する場合は、制作データ用の外付けSSDの選び方で容量・接続規格・製品候補を比較できます。

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長期保管が中心なら、SSDに限定せず保存方法と費用を比較してください。

原本、手元のコピー、別の場所のコピーをどう分けるかは、制作データのバックアップ方法へまとめています。

元データを消して保存先を移しただけの状態と、別のコピーが残る状態を分けて考えましょう。

次に学ぶ・作業環境を選ぶ

学習を続けたい方や、作業環境を整えたい方は、目的に合うガイドをご覧ください。

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