Photoshopのアクションは、Save Actionsで.atnとして保存し、Load Actionsで読み込めます。
パネルに並んでいる状態だけでなく、外部ファイルへ保存しておくと、別の環境へ持ち出せます。
読み込み後は練習画像で同じ処理ができるかを確認します。
保存対象とPhotoshopの版を確認する
Adobeのヘルプでは、25.7の更新以降は個別・複数のアクション、またはアクションセットを選んで保存できます。
古い版でも使う手順として、ここでは必要なアクションを練習用セットへまとめ、そのセットを保存します。
「アクション単体では一切保存できない」とは判断しないでください。
新しいActionsパネルでは関連するアクションのまとまりをグループと呼ぶ場合があります。
手元の版の名前と画面を確認し、まず既存セットの名前と必要な処理を記録します。
今回の練習ではReplace Actions、Reset Actions、Clear All Actionsで既存の内容を置き換える操作は使いません。
練習アクションをATNへ保存する
練習ZIPのscene-landscape.jpgを作業コピーで開きます。
画像は架空の400×200pxの入力で、Photoshop出力ではありません。
ActionsパネルにCGM-ATN-Practiceという新しいセットを作り、その中へResize-Width200というアクションを作って記録を開始します。
[イメージ]→[画像解像度]で縦横比を保持し、再サンプルを有効にして幅を200pxにします。
高さが100pxになっていることを確認してから記録を停止します。
この練習アクションには、ファイルを開く・保存する・閉じる操作は記録しません。
コピーは保存せず閉じ、元サイズの画像を再び開いて試します。
CGM-ATN-Practiceセットを選び、パネルメニューのSave Actionsでcgm-atn-practice.atnを作業フォルダーへ保存します。
ATNファイルが実際にできていることを確認してください。
Ctrl+Altなどの修飾キーを押してテキスト形式で保存したものは、ATNとして再読込するファイルではありません。
追加読み込みと処理結果を確認する
Load Actionsで保存したATNを読み込み、CGM-ATN-PracticeとResize-Width200が見えるか確認します。
同じセットを既に持つ環境では重複して表示される場合があるため、読み込んだ側を区別してください。
必要な環境で追加して確認し、既存の全セットを置き換えないようにします。
元サイズ400×200pxの新しいコピーに読み込んだアクションを再生し、200×100pxになることを確認します。
何度も同じ画像へ適用してから比べず、毎回同じ入力コピーを使ってください。
ATNが読み込めたことと、各手順が正常に動くことは別に確認します。
| 問題 | 確認する点 |
|---|---|
| ATNはあるが処理に失敗する | 記録されたファイルパス、フォント、プラグイン、機能の版を確認 |
| 保存メニューが使えない | セットの選択と利用中の版を確認。25.7以降の個別保存仕様も照合 |
| 更新後にアクションが見つからない | 元環境で保存したATNを追加で読み込み、練習コピーで再生 |
| 同じ名前のセットが増えた | 追加読込による重複かを確認。全体リセットで解決しない |
共有・復旧時に残しておくもの
ATNはアクションの手順を持つファイルで、記録中に使った外部画像やフォント、プラグインまで一緒に配布するものではありません。
共有する場合は、その処理に必要な素材と使用条件も確認します。
通常のアクションを保存した控えと、練習用ATNは別に残してください。
戻す場合は画像コピーを保存せず閉じて、元画像を開きます。
既存のパネル内容を変更しなければ、全体をリセットする必要はありません。
AdobeはActions Palette.pspを別版へコピーする移行手順も案内していますが、設定全体の競合を避けるため、ここでは必要なATNの保存・追加読み込みを先に使います。
確認範囲と公式資料
2026年10月3日に、AdobeのSave Actions・Load Actionsと25.7の更新、Actionsパネル、移行方法を確認しました。
Photoshop実機での記録・ATN保存・再読込・再生は未検証です。
