条件付きアクションは、条件に合う場合のThenと、合わない場合のElseで、実行するアクションを選ぶ機能です。
LandscapeのElseを「縦長だけ」と扱うと、正方形にも縦長用の処理がかかります。
正方形を変えない練習では、Squareの判定を先に置きます。
3種類の入力と期待する結果
練習ZIPの3画像を作業コピーへ展開します。
すべて架空の入力で、Photoshopの処理結果ではありません。
横長は400×200px、縦長は200×400px、正方形は300×300pxです。
| 入力の寸法(px) | 選びたいアクション | 確認する寸法(px) |
|---|---|---|
| 横長400×200 | 横長用:幅200、縦横比保持 | 200×100 |
| 縦長200×400 | 縦長用:高さ200、縦横比保持 | 100×200 |
| 正方形300×300 | 処理しない | 300×300のまま |
[画像解像度]で再サンプルを有効にし、縦横比を保持してサイズを変えるアクションを記録します。
再サンプルをオフにして印刷寸法だけを変えないように、出力のピクセル数を確認してください。
画像を開く・保存する手順は、この条件分岐の練習には含めません。
同じセットに横長用と縦長用を記録する
ActionsパネルにCGM-Conditional-Practiceというセットを作ります。
横長のコピーを開いてLandscape-Width200を記録し、幅200px・縦横比保持で停止します。
縦長のコピーではPortrait-Height200を記録し、高さ200px・縦横比保持で停止します。
参照するアクションは同じセットに入れてください。
記録用のコピーを保存せず閉じ、元サイズのコピーで単独の再生結果を確認します。
記録後の画像へそのまま条件分岐を再生すると、入力が既に変わっているため、元サイズからの確認になりません。
横長分岐を作り、正方形判定で囲む
同じセットにRoute-Landscapeという新しいアクションを作って記録を始めます。
パネルメニューのInsert Conditionalで、If CurrentをDocument is Landscape、ThenをLandscape-Width200、ElseをPortrait-Height200にして記録を停止します。
次にRoute-ExceptSquareというアクションを記録し、Insert ConditionalでIf CurrentをDocument is Square、ThenをNone、ElseをRoute-Landscapeにします。
正方形では何も行わず、正方形以外だけが横長・縦長の分岐へ進む構成です。
ThenとElseは片方をNoneにできますが、両方はNoneにしません。
| 条件を持つアクション | Then | Else |
|---|---|---|
| Route-ExceptSquare | SquareならNone | それ以外はRoute-Landscape |
| Route-Landscape | Landscapeなら幅200 | それ以外は高さ200 |
実行するのは最外側のRoute-ExceptSquareです。
内側のRoute-Landscapeだけを正方形に再生すれば、正方形はLandscapeではないため、再び縦長用へ進みます。
どのアクションを入口にするかも確認してください。
各入力で分岐を確認する
元サイズの横長・縦長・正方形のコピーへ、1枚ずつRoute-ExceptSquareを再生します。
順に200×100、100×200、300×300pxになるか、[画像解像度]のピクセル数で確認してください。
結果と入力画像名を控え、3種類が確認できてからバッチ処理と組み合わせます。
違うアクションが実行された場合は、入口のアクション名、SquareとLandscapeの条件、ThenとElseの指定を順に見直します。
候補アクションが出ない場合は同じセットに入っているか確認します。
条件自体が手元の版の画面にない場合は、その版で利用できる条件を確認してから進めてください。
戻す場合は処理したコピーを保存せず閉じ、元の練習入力からやり直します。
仕事用の原本へ繰り返し適用して切り分ける必要はありません。
確認範囲と公式資料
2026年10月3日に、Adobeの条件付きアクションとSquareを使った否定条件の例を確認しました。
3種類の分岐は独立した条件計算で確認していますが、Photoshop実機での記録と再生、サイズ変更は未検証です。
