イラレの複合パスのような機能を使って、パスの変形アニメーションを作成することができます。
使いようによってはシェイプのアニメーションだけでも面白い動画を作成できます。
目次
シェイプの結合

種類
5種類の結合方法があります。
- 結合:1つの合成パスに
- 追加:入力パスの領域(輪郭)をすべて含む
- 型抜き:一番上のパスの領域から、それより下のパスの領域を除いた領域
- 交差:すべての入力パスが交差する部分の領域
- 中マド:入力パスの交差として定義される領域を除いた領域
参考:http://ae-users.com/jp/tutorials/2011/12/after-effectsユーザーのための、プログラミング入門 そ-13/
サンプル1:左右で異なる表現のアニメーション

左側のアニメーション
- シェイプレイヤーに『移動する側のシェイプ(楕円形)』と『受ける側のシェイプ(長方形)』を作成
- 『パスの結合』を追加。モードは『追加』にして2つの形状の輪郭がくっつくように
- 2つのシェイプとパスの結合をグループ化『図形グループ』
- 右半分をすべて覆った長方形シェイプを追加
- 『パスの結合』を追加。モードは『型抜き』にして画面右半分を削る
- 更にグループ化して、『アニメーショングループ_左』とする
右側のアニメーション
- 『アニメーショングループ_左』を複製して、『アニメーショングループ_右』とする
- 『図形グループ』に『パスのオフセット』を2つ追加、線の結合を『ラウンド』にして『量』で丸みを調整
- もう片方の量はエクスプレッションで反対の数字になるように入力
- 『アニメーショングループ_右』の直下、『パスの結合』を追加。モードは『交差』にして右画面半分を見せる
-content("アニメーショングループ_右").content("図形グループ").content("パスのオフセット 1").amountこれをすることで、元のサイズを保ちつつ、丸みのある表現ができます。
コンテンツ(左右のアニメーショングループの親)
- 『パスの結合』を追加。モードは『追加』にして『アニメーショングループ_左』と『アニメーショングループ_右』のアニメーションを結合する
- 『塗り』や『線』はまとめてこの階層で調整する
参考シーン:https://t.co/TsuSWm99yJ
サンプル2:リピーターを使った繰り返しアニメーション

作成方法
- シェイプでベースの図形を作成
- グループ作成『図形グループ』
- 『リピーター』を作成して縦横、図形を複製・繰り返しにする(スケールのオフセットを入れるとだんだん小さく並べたりと変化を加えられる)
- 『塗り』や『線』を追加
- パスの結合を追加『追加』モードに
- パスのオフセットを2つ追加。ラウンドにして丸み出す。量の片方は反対の数字にしてサイズを元に戻す
- 『トランスフォームのウィグル』を入れて、サイズをランダムにするアニメーションを加える
サンプル3:エクスプレッションを使った線アニメーション

作成方法
- パス(アニメーションさせるライン)を作成
- 『パスのトリミング』を追加して終了点にキーを打ち、線が出てくるアニメーション作成
- 『パスのオフセット』で線の太さを調整
- 以上を『G_01』という名前のグループを作成、さらに親に『グループ1』を作成(全体調整用)
- 複製して『G_02』を作成
- エフェクト → エクスプレッション制御 → スライダー制御を追加
『G_02』のパスのトリミングの終了点にエクスプレッションを追加:
id = thisProperty.propertyGroup(3).name.slice(2, 4);
amp = effect("スライダー制御")("ADBE Slider Control-0001");
content("シェイプ 1").content("グループ 1").content("G_01").content("パスのトリミング 1").end.valueAtTime(time + amp * (id - 1))パスのオフセットにもエクスプレッションを追加:
id = thisProperty.propertyGroup(3).name.slice(2, 4);
content("シェイプ 1").content("グループ 1").content("G_01").content("パスのオフセット 1").amount - (id - 1)※エクスプレッションのname.slice(2,4)はレイヤー名の『G_02』の2文字目以上4文字目までの数値(文字列)を返すのでこの場合は「2」
- 『G_03』『G_04』と、先端がいい感じに細くなるまで複製
- 『グループ1』に『塗り』や『線』を追加して調整
参考:http://ae-users.com/jp/resources/2014/02/10387/
まとめ
- シェイプの結合には結合、追加、型抜き、交差、中マドの5種類がある
- パスのオフセットを2つ使って丸みを出しつつサイズを保つテクニックが便利
- リピーターやトランスフォームのウィグルで複雑なアニメーションが作れる
- エクスプレッションを使うと複数のシェイプを効率よく制御できる
