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GAOMON M1220レビュー|描き心地・キー設定とAndroid接続の注意点

本記事では、2021年に使用したペンタブレット、GAOMON M1220をレビューします。

PCのほか、OTG対応のAndroid 6.0以降の端末でも使える有線ペンタブレットです。iPhoneやiPadへの対応を意味しません。

NFTイラストの仕上げに使用したところ、筆圧感知の追従性が高く描きやすい印象でした。

パソコンやスマートフォンなどに接続して使えるペンタブレットの本体。
目次

GAOMON M1220の外観と付属品

メーカーの特徴や本体の外観、同梱品について解説します。

メーカーのGAOMON(ガオモン)とは

GAOMON(正式名称:GAOMON TECHNOLOGY CORPORATION)は、中国・深圳市に拠点を置くペンタブレット・液晶ペンタブレットのメーカーです。

深圳市にはXP-PENやHUIONなどのメーカーも集まっています。

中国のペンタブレットメーカーは製品展開が活発で、手頃な価格帯と高いスペックを両立した機種が増えています。

  • Huion(フイオン)
  • XP-Pen
  • Parblo(パブロ)
  • UGEE(ユージー)
  • Yiynova(ユーノバ)
  • Acepen(エースペン)

外観について

GAOMON M1220の外観を確認します。

外箱は段ボール素材をベースにしたシンプルなデザインです。

段ボール素材をベースにしたシンプルなデザインの外箱。

同梱品の内容を確認します。

まずはペンタブレット本体です。

本体左側にダイヤルとエクスプレスキーが配置されています。

本体上部には専用のマルチメディアキーが並んでいる点が特徴です。

ダイヤルやエクスプレスキー、上部にマルチメディアキーが配置されたペンタブレット本体。

続いて付属品一式です。

作業面に敷くマットや保護シートも同梱されています。

作業面に敷くマットや保護シートなどを含む付属品の一式。

付属品の種類が多く、各パーツが個別に包装されています。

個別に包装されている多数の同梱付属品。

持ち運び時に活用できる専用の収納袋も付属しています。

持ち運びの際に活用できる専用の収納袋。

当時の同梱品を以下の11種類に分けて紹介します。

変換アダプターは2個です。

  1. AP32スタイラスペン(フェルト製専用カバー、ペン先用カバー付属)
  2. ペンタブレット本体
  3. ペンタブマット(ショートカット表記入り)
  4. ペンタブ保護シート(シール式)
  5. 取扱説明書(日本語表記あり)
  6. USBケーブル(Type-C – Type-A)
  7. 変換アダプター(Micro USB、USB-C)
  8. 交換用替え芯(8本)
  9. 芯抜き
  10. 二本指グローブ
  11. 専用収納袋

二本指グローブ

薬指と小指に通して装着するタイプのグローブです。

描画時の手の擦れや皮脂の付着を防ぐ用途に役立ちます。

手の擦れや皮脂の付着を防ぐために装着する二本指グローブ。

ペンタブレットとペン

GAOMON M1220本体は薄型かつ軽量な設計です。

本体左側の上部にType-C接続端子が配置されています。

作業領域の邪魔になりにくい配慮された位置です。

付属のスタイラスペンは、ラバーグリップを採用した扱いやすい形状です。

接続端子が配置された薄型軽量の本体とラバーグリップ採用のスタイラスペン。

ペンタブマットとペンタブシート

本体に貼り付けて使えるシール式スキンシートが付属します。

シートを貼ることで表面の摩擦感を調整できます(付属シートは滑らかな質感です)。

ショートカットが印字されたペンタブマットは、マウスパッドとしても活用できます。

本体に貼って摩擦感を調整するスキンシートと印字入りペンタブマット。

替え芯

専用のペントレイやペンスタンドは付属していません。

8本の替え芯と芯抜き(ニブクリップ)が同梱されています。

同梱されている8本の替え芯と芯抜き。

変換器

GAOMON M1220はケーブルで有線接続して使用します。

PCだけでなく、OTG対応Android 6.0以降の端末でも使用できます。

接続用の変換アダプターも付属しています。

公式マニュアルではAndroid端末は縦向きで使い、スマホモードの描画範囲は90.8×161.5mmです。

このモードでは本体のショートカットキーとペンのボタンは非対応です。

PCと同じ操作がすべて使えるわけではありません。

  • Micro USB
  • USB-C
端末との接続に使用する変換アダプター。

日本語取扱説明書

操作に迷った場合は取扱説明書を確認してください。

日本語の解説ページも用意されています。

日本語の解説ページが用意されている取扱説明書。
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GAOMON M1220のスペックと特長

基本スペック

公式マニュアルの仕様・Android接続・マルチメディアバーの節を照合しました(2026年10月24日)。

本体は341.4×213.7×7.6mm・505gです。

下表の梱包サイズ/重量と区別してください。

写真と描画感想は当時の記録で、現行OSでは再試験していません。

項目スペック
メーカーGAOMON
価格8,499円(Amazon・当時の表示)
サイズ(梱包)37.2 x 22.8 x 5.6 cm
作業範囲258.4×161.5mm(PCモード)
重さ1.18 kg(※パッケージ全体の重量)
対応OSWindows 7以降、macOS 10.12以降、Android 6.0以降
解像度5080 LPI
反応速度266 PPS
筆圧感知8192レベル
傾き検知±60°
読取可能高さ10mm
エクスプレスキーショートカットキー8個 + マルチメディアキー13個
GAOMON M1220のスペック

特長

GAOMON M1220の主な特徴を解説します。

主なメリットは以下の3点です。

  1. 手頃な価格帯ながら筆圧感知8192レベルに対応
  2. 側面の8個のボタンや描画設定を細かくカスタマイズ可能
  3. 上部に13個のマルチメディアキーを搭載

留意すべきデメリットは以下の2点です。

  1. ワイヤレス(Bluetooth)接続に非対応
  2. 多機能なぶん取扱説明書の記述が簡易的

GAOMON M1220は、充実したスペックを備えながら手頃な価格で購入できる点が魅力です。

作業を補助する各種周辺アクセサリーが標準で揃っている点も利点です。

GAOMON M1220のドライバー導入と初期設定

ペンタブレットをPCや端末に接続した後のセットアップ手順です。

ドライバーのインストール

公式サイトのサポートページでM1220を検索し、対応するドライバーをダウンロードしてください。

ダウンロードしたZIPファイルを解凍してインストーラーを実行する手順を示す画面。

ダウンロードしたZIPファイルを解凍し、インストーラーを実行します。

インストール完了後、Windowsではタスクトレイ内に専用管理ソフトのアイコンが表示されます。

ソフトを開くと、ペンタブレットの詳細な設定画面が表示されます。

パソコン上で開いたペンタブレットの詳細な専用管理ソフト画面。

ショートカットキーの設定画面です。

側面のボタンやダイヤルへの割り当てを行うショートカットキー設定画面。

本体側面の8個のボタンとダイヤルに、好みの操作をそれぞれ割り当てられます。

操作割り当てが完了したショートカットキーの設定画面。

ペンの設定画面

スタイラスペンの筆圧感度や、グリップ部分に配置されたサイドボタンの機能を設定します。

スタイラスペンの筆圧感度やサイドボタンの機能を割り当てるペンの設定画面。

マッピング(作業領域)の設定画面です。

腕全体ではなく手首を中心にペンを動かす場合は、有効エリアを狭めに設定すると操作しやすくなります。

操作エリアの広さを調節するマッピング設定画面。

設定をエクスポートしてバックアップを取ることもできます。

マルチメディアキーの機能

本体上部に並ぶ13個のマルチメディアキーとその配置。

本体上部に並ぶ13個のマルチメディアキーの役割をまとめました。

  1. アプリケーション一覧表示
  2. タスクマネージャーを開く
  3. デスクトップ表示
  4. エクスプローラーを開く
  5. スクリーンショット
  6. メニュー
  7. ロック
  8. 前のトラックに戻る
  9. 再生・一時停止
  10. 次のトラックに進む
  11. ミュート
  12. 音量ダウン
  13. 音量アップ

うまく使うとキーボードを使う機会が減らせると思います

使用した感想

Photoshopで制作中のイラスト仕上げ作業に実際に使用しました。

筆圧の変化もしっかり検知され、線の強弱を思い通りにコントロールできました。

筆圧感知が非常に優秀で、線の強弱がつけやすい印象でした!

制作ソフトを使ってイラストの仕上げ作業を行っている様子。

作業効率を高める関連ツールは、まとめの項目から確認できます。

ペンタブと左手デバイスのレビューは、ほかにもあります。

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GAOMON M1220のレビューまとめ

本記事ではペンタブレット「GAOMON M1220」の使用感や機能についてレビューしました。

有線接続式でペンも充電不要(バッテリーフリー)のため、バッテリー残量を気にせず集中して描画できます。

また、USBハブ経由での接続でも安定して動作しました。

製品によってはバスパワー不足で動作が不安定になる場合がありますが、本機では問題なく認識・描画できました。

ペンタブレット選びで重視される筆圧感知や描き心地についても十分な性能を備えています。

価格を抑えつつ基本性能の高いペンタブレットを探している方の入門用としても適した1台です。

この記事で紹介していた商品は、販売終了などでリンクが切れていました。

掲載しているリンクは2026年9月時点で購入できるものに編集部で貼り直したもので、記事執筆時の製品と型番や仕様が異なる場合があります。

PCとAndroidで使える機能を確認する

使い方と条件から順に当てはめると、M1220が合うかを判断できます。

記事の内容(2021年当時の製品仕様と筆者の使用感)にもとづく目安です。

記事中の価格8,499円(Amazon・当時の表示)は記事執筆時の表示で、現在の価格や販売状況は販売ページで確認してください。

  1. まず、接続する機器を確認する。対応OSはWindows 7以降、macOS 10.12以降、Android 6.0以降で、デスクトップPCのほかAndroid端末とも使える。
  2. ワイヤレス(Bluetooth)接続が必要なら、M1220は非対応なので別の機種を探す。
  3. 側面の8個のエクスプレスキーとタッチリングはドライバーで設定する。上部13個のマルチメディアキーは別機能で、公式マニュアルはバー全体の有効/無効を案内している。全キーを同じように自由割り当てできるとは判断しない。
  4. 筆圧を重視するなら、8192レベルの筆圧感知と、傾き検知±60°が自分の用途に足りるか見る。
  5. 作業範囲258.4×161.5mm(PCモード)が、自分のデスクと描くサイズに合うかを確認する。
  6. 購入前に、現在の価格・在庫・対応ドライバーを販売ページと公式サポートで確認する。

多機能なぶん取扱説明書の記述が簡易的な点も、デメリットとして押さえておいてください。

ペンタブの選び方

この機種とほかのペンタブを比較する場合は、描画範囲、対応OSとソフト、机上の配置を確認してください。

運営メディア「デザノマ」のペンタブの選び方で確認できます。

よくある質問:GAOMON M1220で迷ったときのチェックリスト

GAOMON M1220はどんな端末で使えますか?

公式掲載はWindows 7以降、macOS 10.12以降、Android 6.0以降です。

AndroidはOTG対応と縦向き使用などの条件があり、スマホモードでは本体キーやペンボタンが使えません。

現在のOS・ドライバー対応も確認してください。

ワイヤレスで使えますか?

使えません。

ワイヤレス(Bluetooth)接続には非対応で、記事ではデメリットとして挙げています。

筆圧や傾きの仕様は?

筆圧感知は8192レベル、傾き検知は±60°、解像度は5080 LPI、反応速度は266 PPS、読取可能高さは10mmです。

ショートカットキーはいくつありますか?

本体側面にショートカットキー8個(ダイヤル含む設定画面で割り当て可能)、上部にマルチメディアキー13個があります。

ドライバーはどこから入手しますか?

公式サイトのサポートページでM1220を検索し、対応するドライバーをダウンロードします。

ZIPを解凍してインストーラーを実行すると、Windowsではタスクトレイに専用管理ソフトのアイコンが表示されます。

価格は今も8,499円ですか?

記事中の8,499円(Amazon・当時の表示)は記事執筆時の表示で、現在の価格を再調査したものではありません。

当時のレビューのため、現在の価格と販売状況は販売ページで確認してください。

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この記事を書いた人

須澤 元貴のアバター 須澤 元貴 代表社員

MOTOKI合同会社 代表社員。
アニメ・映像業界とゲーム業界で、2D・UI・3D・アニメーション制作、映像編集、ツール制作に携わってきました。
現在はWordPressを中心にWebサイトの制作とカスタマイズを手がけています。
著書に『Unity デザイナーズ・バイブル』『Unityゲーム プログラミング・バイブル 2nd Generation』(ボーンデジタル)。
岡山県出身、埼玉県在住。

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