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【AviUtl】カクついた動画をフレーム補間して修正する方法

AviUtlとAviSynthで中間フレームを推定して追加する、過去のフレーム補間の検証記録です。欠落した映像を元どおりに復元する処理ではありません。

録画済みの映像そのものがカクつく場合を扱います。再生中だけPCの処理が追いつかない場合は、まず再生環境を確認してください。本記事の手順は従来のAviUtl向けで、AviUtl2での動作手順ではありません。

https://twitter.com/cg_method/status/1086538399735902208?s=20
目次

フレーム補間に必要な環境構築(AviUtl・AviSynth)

フレーム補間を行うには、AviUtl本体に加えてAviSynthや専用プラグインの導入が必要です。

当時の各ツールの厳密なバージョンは記録されておらず、現行環境での再実行も未確認です。AviUtl、AviSynth、入力プラグイン、MVToolsは対応する32bit/64bitをそろえる必要があります。旧AviUtl用の構成に64bit用DLLを混在させないでください。

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AviUtlの導入

動画編集用のフリーソフトです。

公式サイトなどからダウンロードして準備します。

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Avisynthの導入

スクリプト記述によって高度な動画処理を行えるツールです。

下記は旧AviSynthの配布先です。後述のパスはAviSynth+の例であり、同じ製品・配置場所ではありません。導入した版の説明書に従ってください。

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MVToolsの導入

AviSynthでフレーム補間処理を行うためのプラグインです。

導入したAviSynthのプラグイン読み込み先へ、対応するMVToolsのDLLを配置します。次のパスは一例なので、存在するフォルダと導入版の指定を確認してください。

C:\Program Files (x86)\AviSynth+\plugins\mvtools2.dll

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warpsharpの導入

ここで使うのはwarpsharp配布物に含まれていた入力プラグインavsinp.auiです。warpsharp全体の機能を指す説明ではありません。

解凍したフォルダ内にあるavsinp.auiを、aviutl.exeと同じフォルダに配置します。

配置後、短い素材の読み込みから試してください。DLLや入力プラグインの導入だけでは動作確認は完了しません。

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AviUtlとAviSynthで動画をフレーム補間する手順

必要なプラグインの準備が完了したら、スクリプトを作成してフレーム補間を実行します。

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コードの作成

新規テキストファイルを作成します。

下記は当時使用したコードです。末尾のMBlockFpsでnum=60、den=1を指定し、60fpsへ変換します。設定値は素材に合わせて調整するもので、すべての映像で最適とは限りません。

コードが表示されない場合は、元のGistでtext.avsの全文を開けます。

このコードは入力、色形式の変換、動きの解析、補間の順に処理します。

最初は別の確認用AVSに入力の1行だけを書き、映像・音声・長さを確認してから全文の処理へ進むと、入力と補間のどちらで失敗したかを切り分けられます。

MBlockFpsの出力fpsはnum / denです。

掲載コードのnum=60, den=1は60fpsで、29.97fps(30000/1001)を2倍の約59.94fpsにする指定はnum=60000, den=1001です。

納品先の指定を確認し、60fpsと59.94fpsを同じ値として扱わないでください。

以下は当時の入力行変更の例です。DirectShowSourceで読み込める形式は、導入済みのデコーダーにも依存します。拡張子だけで読み込み可否は決まりません。

AVIsource("C:\Users\ユーザー名\Desktop\test.avi") 

↓

DirectShowSource("C:\Users\ユーザー名\Desktop\test.mp4")

DirectShowSourceの公式説明では、正確なフレーム位置への移動に対応しないデコーダーがあるとしています。可変フレームレート素材では、読み込み後の長さと音声同期も確認してください。

同資料はAVIにはまずAVISource、それ以外にはFFmpegSourceやLSMASHSourceを試し、うまくいかない場合にDirectShowSourceを試す順を案内しています。

MP4なら入力行だけを置き換えれば必ず読める、という手順ではありません。

別の入力プラグインを採用する場合は、対応する32bit版と配布元の導入手順を確認してください。

AVISourceの仕様にも入力形式やデコーダーによる制約があるため、読み込めないときは元ファイルの形式とエラー全文を記録します。

スクリプト内の動画パスを実在するファイルの場所に変更し、test.avsとして保存します。拡張子がtest.avs.txtになっていないか確認し、元動画は別に保存しておきます。

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AviUtlのソフトを起動して動画の読み込み

AviUtlを起動します。

作成したtest.avsをAviUtlのウィンドウへドラッグ&ドロップします。

読み込めたら、出力フレームレート、動画の長さ、音声の有無を確認します。動きの速い部分と場面の切り替わりをコマ送りし、輪郭の二重化やブロック状の崩れがないか確認してください。

読み込みエラーが発生した場合は、記述したファイルパスやプラグインの配置場所を再確認してください。

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動画(AVI)の出力

上部メニューの「ファイル」>「AVI出力」で、元動画と別の名前に書き出します。まず短い範囲で試し、保存後のファイルでも60fpsになっているか、長さ・音声同期・補間による崩れを確認します。圧縮方式によって容量と画質が変わるため、AVI形式というだけで無劣化になるわけではありません。

当時の素材でのフレーム補間結果

  • 8fps → 60fps:破綻が目立ち実用には厳しい品質
  • 24fps → 60fps:やや違和感はあるものの実用許容範囲の品質
  • 30fps → 60fps:破綻が少なく自然で実用的な品質

上の評価は当時使った素材に対する主観的な記録です。元フレームレートの倍率だけで品質は決まらず、速い動き、物体の重なり、場面転換などでも結果が変わります。

当時は30fpsから60fpsへの変換で自然に見える結果を得ましたが、元の検証ファイルを使った再比較は今回行っていません。

https://twitter.com/cg_method/status/1086538399735902208?s=20

動画編集に関するそのほかのノウハウは、下記のまとめ記事から確認できます。

画質劣化を防ぐ可逆圧縮での出力設定は、以下の記事で解説しています。

AviUtlの記事は、ほかにもあります。

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【AviUtl】カクついた動画をフレーム補間して修正する方法まとめ

AviUtlとAviSynthによる補間は、中間の動きを推定して見え方を変える処理です。MVToolsのMBlockFpsの説明にも、ブロック状の崩れなどが生じうることが記されています。

当時のスマホゲーム実況素材では、VTuberのアバターのコマ落ちが補間後に目立ちにくくなったと記録しています。

再撮影が難しい映像素材のカクつきを抑えたいときのリカバリー手段として役立ちます。

よくある質問:AviUtlとAviSynthでカクついた動画をフレーム補間する方法

この記事では、何をする方法を紹介していますか?

録画済みの映像に中間フレームを推定して追加した過去の検証です。欠落した映像の復元や、PCの再生性能の改善を保証するものではありません。

どんな環境が必要ですか?

フレーム補間を行うには、AviUtl本体に加えて、AviSynthや専用プラグインの導入が必要です。記事では、AviUtl(動画編集用のフリーソフト)、AviSynth(スクリプト記述によって高度な動画処理を行えるツール)、MVTools(AviSynthでフレーム補間処理を行うためのプラグイン)、warpsharp配布物に含まれていた入力プラグインavsinp.auiの4つを導入します。

MVToolsとwarpsharpは、どこに置きますか?

MVToolsのDLLは、導入したAviSynthのプラグイン読み込み先へ配置します。本文のpluginsフォルダは一例で、導入版の説明書を確認してください。旧手順のavsinp.auiは、aviutl.exeと同じフォルダに配置します。

フレーム補間の手順は?

新規テキストファイルを作成し、記事のコードを貼り付けます。スクリプト内の動画パスを対象ファイルの場所に変更し、ファイル名をtest.avsとして保存します。AviUtlを起動し、作成したtest.avsをAviUtlのウィンドウへドラッグ&ドロップして、読み込み後に出力fps・長さ・音声同期を確認し、動きのある部分をコマ送りして補間結果を確認します。プレビューに表示できたことだけでは判定できません。

AVI以外の動画ファイルを読み込むには?

入力行を対応する読み込み関数へ変更します。DirectShowSourceの例は、対応デコーダーがある環境に限られます。可変フレームレートやフレーム位置への移動、音声同期にも注意が必要です。

どんな場面で役立ちますか?

スマホゲーム実況の撮影時にVTuberのアバター動作がコマ落ちしてしまった場合でも、この手順で滑らかな動画素材へと改善できたとしています。再撮影が難しい映像素材のカクつきを抑えたいときのリカバリー手段として役立ちます。

補間した動画を、劣化させずに書き出すには?

再圧縮による画質低下を抑える設定は関連記事で解説しています。ただし、可逆圧縮で保存しても、補間で生じた映像の崩れが直るわけではありません。

記事の手順は、いまの環境でも同じですか?

記事は、当時のAviUtlとAviSynth、各プラグインを使った検証記録です。ツールの配布状況、バージョン、対応環境は変わることがあります。実行前に、各ツールの配布元で最新の情報を確認し、元の動画は別に保存しておいてください。

2026年10月26日に埋め込みGistの全文、AVISource・DirectShowSourceの説明、MVToolsのMBlockFps節を読み直しました。

今回、AviUtlでの導入・読み込み・補間・出力は実行しておらず、現行版の組み合わせでの動作を確認した記録ではありません。

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