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動画編集ソフトの買い切り版をWindows・Mac別に比較し、価格と更新の扱いを2026年10月25日に各公式ページで調べました。
結論は、永続ライセンスと書かれていて円で買えるのはFilmora・PowerDirector 2027・Final Cut Pro・Bandicutの4本です。
サブスクをやめたい方・無料版から乗り換えたい方向けに、Premiere Elements 2027が「3年間のライセンス」に変わった点もふくめて書きました。
→ 無料版の制限から選ぶ話は別記事:動画編集ソフト8選|無料版の制限と購入前チェック
買い切りの動画編集ソフト比較表(Windows・Mac)
公式ページで買い切り型の価格をたしかめられた7本を、ひとつの表にまとめました。
税込と書かれていないソフトは「表記なし」として、金額はページの表示をそのまま写しています。
| ソフト | 買い切り価格 | 税込表記 | 対象OS | 次のメジャー版 | 無料版・体験 |
|---|---|---|---|---|---|
| Filmora | 8,980円(永続ライセンス) | 税込 | Windows/Mac(別ライセンス) | 別売り(バージョン16のみ) | 無料版あり(透かし) |
| PowerDirector 2027 | 16,980円 | 表記なし | Windows 10/11(64bit) | 定期的なアップデートの対象外 | Essential(無料版) |
| Vegas Pro 2026 | 34,980(ダウンロード版) | 表記なし | Windows 11 | ページに書かれていない | 公式で見る |
| DaVinci Resolve Studio | 40,980円 | 税込 | Mac/Windows/Linux | ページに書かれていない | 無償版あり |
| Final Cut Pro | 50,000円 | 税込 | Mac(macOS 15.6以降) | すでに持っていれば引き続きアップデート | Creator Studio 30日体験 |
| Premiere Elements 2027 | 19,580円(3年間ライセンス) | 税込 | Windows 11 24H2以降/Mac(Apple silicon) | 3年で期限切れ | 7日間体験 |
| Bandicut 2027 | 4,990円(1-PC・永続) | 表記なし | Windows向けインストーラー | 2027のすべてのバージョン | 無料版あり(透かし) |
表の読み方:「永続」と「バージョン固定」はべつの話
永続ライセンスは、買ったバージョンを期限なく使える権利のことです。
次のメジャーバージョンまでふくまれるかどうかは、ソフトごとにちがいます。
- Filmora:マイナーアップデートは無料。メジャー(例:15→16)は新しい永続ライセンスがいる(公式FAQ)
- PowerDirector 2027:「定期的なアップデートの対象外」。2025・2026を持つ人には特別価格のアップグレードあり
- Bandicut 2027:「Bandicut 2027のすべてのバージョンを利用可能」。テクニカルサポートははじめの1年間
- Premiere Elements 2027:永続ではなく「3年間のライセンス」。期限が切れるとソフトを開けない
- DaVinci Resolve Studio・Vegas Pro:製品ページに更新の条件が書かれていない
出典:Filmora 料金ページ/PowerDirector 価格ページ(2026年10月25日確認)
出典:Bandicut ライセンスポリシー/Premiere Elements(2026年10月25日確認)
迷ったらこれ(用途別)
- 1万円以内でWindows・Macどちらでも:Filmora 永続ライセンス(8,980円)
- Windowsで同じ版を長く使う:PowerDirector 2027(16,980円)
- Macで本格的に編集する:Final Cut Pro(50,000円)
- 無償版から同じソフトのまま上げる:DaVinci Resolve Studio(40,980円)
- カットと結合だけ:Bandicut(4,990円)
当方が手元で使っているのはDaVinci Resolveの無償版とPremiere Pro 2026で、ほかの5本は公式に書かれたことだけで比べています。
操作のしやすさはためしていないので、各社の無料版でたしかめてください。
Windowsで買い切りを選ぶなら
まず、編集ではなく「切ってつなぐだけ」で足りる人を先に分けます。
カットと結合だけならBandicut(4,990円)
動画を切ってつなぐだけなら、編集ソフトではなくカット専用のBandicutで足ります。
- 個人向けの永続ライセンス(1-PC・Bandicut 2027):調べた日は4,990円。通常価格の表示は6,240円
- 年間ライセンス:2,990円。「契約期間中は最新版へのアップデート」が付く
- 税込か税別かの表記なし。1-PCのライセンスは1台のPCで使える
- 無料版とのちがいは3点だけ:出力した動画のウォーターマーク、高速モードの対応形式、出力の速さ
無料版で切り出しをためし、透かしがじゃまになった時点で買うのが順当です。
出典:Bandicut ライセンス購入/無料版と製品版の違い(2026年10月25日確認)
Filmora 永続ライセンス(8,980円・バージョン16)
公式の料金ページでは、永続ライセンスは8,980円(税込)で、取消線の価格は9,980円でした。
- 「バージョン16のみご利用可能」。メジャーアップデート(例:15→16)は新しい永続ライセンスがいる
- Windows版のライセンスはWindowsだけで動く
- 年間プランはベーシック6,980円・アドバンス7,980円。こちらは「バージョンアップに対応」
- AIクレジットは、永続が1000回ぶんを1回だけ、アドバンス年間は毎月1000回ぶん
1万円以内で買える永続ライセンスはこの記事の中ではFilmoraだけで、同じ版を使いつづける人に向きます。
出典:Filmora Windows版 料金ページ(2026年10月25日確認)
→ 関連:Filmora無料版の制限|料金・買い切り・追加費用
PowerDirector 2027(16,980円・Windows 10/11)
買い切り版の名前は「PowerDirector 2027(永続ライセンス)」で、価格ページの表示は16,980円です。
- 税込か税別かはページに書かれていない。買う画面で総額を見る
- 「定期的なアップデートの対象外」。AIクレジットは初回の500回ぶんだけ
- サブスクのPowerDirector 365は調べた日に6,700円/年(定価9,280円のセール表示)
- 動作環境はWindows 11・10の64bit版。Macについては書かれていない
365との差は年ごとに縮まるので、同じ版を何年使うかで決めます(式はあとの節に)。
出典:PowerDirector 価格ページ/動作環境(2026年10月25日確認)
Vegas Pro 2026(ソースネクスト・34,980)
ソースネクストの製品ページでは、Vegas Pro 2026 ダウンロード版が34,980と表示されています。
- 円記号も税込・税別の表記もない。表では数字をそのまま写した
- 動作環境はWindows 11。永続かどうか・次の版の扱いはページに書かれていない
- 上位のVegas Pro Suite 2026は99,800。Sound Forge・Acid Pro・CrumplePopが付く
価格は変わりやすいので、買う前に製品ページで最新の表示を見てください。
出典:Vegas Pro 2026 製品ページ/Vegas Pro Suite 2026(2026年10月25日確認)
DaVinci Resolve Studio(40,980円・Win/Mac/Linux)
Studioは40,980円(税込価格)で、製品一覧には旧価格51,980円からの値下げと書かれています。
- 無償版があり、対応OSはMac・Windows・Linux
- 永続かどうか・次のメジャー版が無料か・使える台数は、製品ページに書かれていない
当方は無償版を使っていますが、Studioを買う条件は公式でたしかめてから決めてください。
出典:DaVinci Resolve 製品ページ(2026年10月25日確認)
→ 関連:DaVinci Resolve無料版とStudioの違い
Macで買い切りを選ぶなら
Final Cut Pro(50,000円・macOS 15.6以降)
Appleの公式ページには「買い切り版として50,000円(税込)で購入することもできます」とあります。
- 必要なのはmacOS 15.6以降
- 更新は「すでにFinal Cut Proをお持ちの場合は引き続きアップデートが行われます」
- サブスクのApple Creator Studioは月額1,780円または年間17,800円。30日間の無料体験あり
- Final Cut Pro単体の無料体験の期間は、公式ページに書かれていない
Macで長く編集をつづける人には、この1本が買い切りの本命になります。
出典:Final Cut Pro(Apple、2026年10月25日確認)
Filmora Mac版とDaVinci Resolve Studio
Filmoraの永続ライセンスはMac版も8,980円(税込)で、「Filmora16のアップデートに対応」です。
Mac版のライセンスはMacだけで動くので、Windowsとの両方で使うならそれぞれのライセンスがいります。
DaVinci Resolve StudioはMacでも使え、価格は40,980円(税込価格)でWindowsと同じでした。
出典:Filmora Mac版 料金ページ(2026年10月25日確認)
Premiere Elements 2027は3年間・Apple siliconだけ
Premiere Elements 2027は19,580円(税込)ですが、「3年間のライセンス」で永続ではありません。
- 「ライセンスは更新されず、引き換え後3年で期限切れになります」(公式FAQ)
- 期限が切れるとソフトを開けなくなる。Elements Organizerのメディアカタログは無期限に見られる
- Macの動作環境はmacOS 15.5以降または26.5以降で、Apple silicon M1以降だけ
Intel Macでは動かないので、Final Cut ProかFilmoraを候補にしてください。
出典:Premiere Elements/必要システム構成(Adobe、2026年10月25日確認)
買い切りとサブスクの累計費用を式で比べる
式:買い切り価格÷年額を切り上げる
買い切りが得になる年数は、買い切り価格を年額で割って、端数を切り上げた値です。
買い切りが得になる年数 = 買い切り価格 ÷ サブスクの年額(端数は切り上げ)
Filmora : 8,980 ÷ 6,980 = 1.29 → 2年目から永続が安い
PowerDirector : 16,980 ÷ 9,280 = 1.83 → 2年目から(365の定価で計算)
16,980 ÷ 6,700 = 2.53 → 3年目から(調べた日のセール価格で計算)
Final Cut Pro : 50,000 ÷ 17,800 = 2.81 → 3年目から(Apple Creator Studioの年額と比較)数字は調べた日の公式ページの表示で、セール価格を使うと答えが1年ずれます。
| 使う年数 | Filmora 年間(6,980円) | Filmora 永続 | PowerDirector 365(定価9,280円) | PowerDirector 2027 |
|---|---|---|---|---|
| 1年 | 6,980円 | 8,980円 | 9,280円 | 16,980円 |
| 2年 | 13,960円 | 8,980円 | 18,560円 | 16,980円 |
| 3年 | 20,940円 | 8,980円 | 27,840円 | 16,980円 |
式がくずれる3つの条件
- 次のメジャー版を買い直す(Filmora・PowerDirector)。買い直すたびに買い切り価格が足される
- AIクレジット・素材の追加費用。Filmora永続は1000クレジットが1回ぶん、PowerDirector 2027は500回ぶんだけ
- 3年で終わるライセンス(Premiere Elements 2027)。19,580円÷3年=年6,527円のサブスクと同じ計算になる
買い直す回数は使い方で変わるので、「同じ版を何年使うか」を先に決めると答えが出ます。
買い切りのデメリットと対処
次のメジャー版が有料になる
Filmoraは「バージョン16のみ」、PowerDirector 2027は「定期的なアップデートの対象外」です。
対処は、買った版をアップデートせずに使いつづけると決めてしまうことです。
新しいAI機能がほしくなったときだけ、アップグレード価格か年間プランへ切り替えれば足ります。
サポート期間と対応OSの足切り
Bandicutの永続ライセンスは、テクニカルサポートがはじめの1年間だけです。
Premiere Elements 2027はWindows 11の24H2以降とCore第9世代以降が条件で、Windows 10は対象外でした。
対処は、買う前に公式の動作環境ページを開き、OSのバージョンとCPUの世代を照らし合わせることです。
→ 関連:動画編集PCの買い替えと増設の切り分け
期限つきライセンスを買い切りと思いこむ
当方が読んだ上位の比較記事3本は、Premiere Elementsを永続の買い切りとして扱っていました。
2027版は3年で期限が切れるので、長く使うつもりならFilmoraかPowerDirectorを選びます。
3年ごとに買い直してよければ、Elementsの19,580円は年6,527円にあたると考えて比べてください。
買い切りが向かない人
- 新機能(AI字幕・生成素材など)を出たらすぐ使いたい人 → 年間プランか365
- 1年以内に使うのをやめる見込みがある人 → 年間プランのほうが総額は小さい
- WindowsとMacを行き来する人 → Filmoraは別ライセンス。DaVinci Resolve Studioは3OS対応だが台数の条件は公式で見る
無料版から乗り換える前にたしかめること
無料版で書き出しまでためす
- DaVinci Resolve:無償版あり(Mac・Windows・Linux)
- Filmora:無料版の書き出しに透かし
- PowerDirector Essential:無料ダウンロード、クレジットカード登録はいらない
- Bandicut 無料版:ウォーターマーク・高速モード3形式・出力がおそい
- Premiere Elements:7日間の全機能体験
ためすのは「読み込み→カット→書き出し」の1往復で、書き出した動画が目的の形式で開けば合格です。
透かしの位置や書き出しの速さは、この1往復で見えてきます。
動作環境を公式ページで照らす
| ソフト | OS | CPU・メモリ(公式の最低要件) |
|---|---|---|
| PowerDirector 2027 | Windows 11・10(64bit) | Intel 第6世代 Core i 以上または Ryzen、4GB以上(8GB推奨) |
| Premiere Elements 2027(Win) | Windows 11 24H2以降 | Core 第9世代以降またはAMD同等、8GB以上 |
| Premiere Elements 2027(Mac) | macOS 15.5以降/26.5以降 | Apple silicon M1以降、8GB以上 |
| Final Cut Pro | macOS 15.6以降 | 公式ページで見る |
| Vegas Pro 2026 | Windows 11 | 公式ページで見る |
要件を満たさないソフトは候補から外し、残ったものを冒頭の比較表で比べる順番にします。
まとめ:次にやること
永続ライセンスと書かれていて円で買えるのは、Filmora・PowerDirector 2027・Final Cut Pro・Bandicutの4本でした。
Premiere Elements 2027は3年間のライセンスで、永続ではありません。
DaVinci Resolve StudioとVegas Proは、更新の条件が公式ページに書かれていません。
- 候補の無料版で読み込みから書き出しまでためす
- 公式の動作環境ページでOSとCPUを照らす
- 「同じ版を何年使うか」を決め、買い切り価格÷年額で得になる年数を出す
- 税込表記のないソフトは買う画面で総額を見る
→ 関連:動画編集の使い方まとめ
