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Googleスプレッドシート│文字を置換する方法|改行・スペース・正規表現まで

スプレッドシートの置換は、画面から一括で直す方法と、関数で別のセルに出す方法の2つがあります。

先に結論をまとめます。

やりたいこと方法
元の表をまとめて直す編集 → 検索と置換(Ctrl+H
元を残したまま別の列に出す=SUBSTITUTE()
改行を置き換える「正規表現を使用した検索」をオンにして \n
余分なスペースを消す=TRIM() か、置換で空欄にする
パターンで置き換える正規表現、または =REGEXREPLACE()
目次

まとめて置換する

  1. メニューの「編集」→「検索と置換」を開く
  2. 「検索」に探す文字を入れる
  3. 「置換後の文字列」に新しい文字を入れる
  4. 「すべて置換」を押す

ショートカットは Ctrl+H、Macは ⌘+Shift+H です。

1か所ずつ確認したいときは「検索」で送りながら「置換」を押します。

4つのオプション

同じ画面の下にチェック項目があります。

項目何が変わるか
大文字と小文字の区別ABCabc を別物として扱う
完全に一致するセルを検索セルの中身がぴったり同じものだけ
正規表現を使用した検索パターンで探す。改行もここで扱う
数式内も検索計算式の中の文字も対象にする

「完全に一致するセルを検索」は事故を防げます。

たとえば「東京」を置換すると、オフだと「東京都」「東京駅」まで巻き込まれます。

範囲を絞る

画面上部の「検索」欄で、対象を切り替えられます。

  • すべてのシート
  • このシート
  • 特定の範囲A1:C100 のように書く)

既定はすべてのシートなので、1つのシートだけ直したいときは必ず切り替えてください

改行を置換する

セルの中の改行は、そのままでは検索欄に入力できません。

「正規表現を使用した検索」をオンにして、\n と書きます。

検索       \n
置換後      (空欄にすると改行が消える)

読点に変えたいなら、置換後に を入れます。

逆に、置換で改行を「入れる」こともできます。この \n のような特殊文字が置換側で使えるのは、Googleのサービスの中でもスプレッドシートだけです。ドキュメントではそのままの文字として入ってしまいます。

余分なスペースを消す

貼り付けたデータに空白が混ざっていると、検索も集計も合わなくなります。

全部消したいなら、置換で消すのが早いです。

検索       半角スペース、または全角スペース
置換後      空欄

半角と全角は別の文字です。

2回に分けて実行してください。

正規表現なら [  ]+ のように書いて一度で済みます(角かっこの中に半角と全角の両方を入れます)。

前後の空白だけ消したい

語の間のスペースは残したい、という場合は関数を使います。

=TRIM(A2)

前後の空白を取り、間の連続した空白を1つにまとめます。

パターンで置き換える

「正規表現を使用した検索」をオンにすると、パターンが使えます。

書き方意味
.任意の1文字
.*任意の文字が0個以上
\d数字1文字
\n改行
^ $先頭・末尾

記号そのものを探したいとき

アスタリスクやドルのような記号は、正規表現では特別な意味を持ちます。

文字として探したい場合は、直前にバックスラッシュを付けます。

\*     アスタリスクそのもの
\$     ドル記号そのもの
\.     ピリオドそのもの

見つけた一部を使い回す

丸かっこで囲んだ部分は、置換後に $1 のかたちで呼び出せます。

検索       (\d+)円
置換後      $1 yen

  1200円 → 1200 yen

数字の部分を残したまま、単位だけ入れ替えられます。

関数で置換する

元のデータを残したい場合は関数を使います。

3つあり、使い分けは次のとおりです。

関数指定するもの使いどころ
SUBSTITUTE文字そのもの普通はこれ
REGEXREPLACEパターン形が決まっていないとき
REPLACE位置と文字数「3文字目から2文字」など
=SUBSTITUTE(A2, "株式会社", "")          株式会社を消す
=SUBSTITUTE(A2, "-", "")               ハイフンを消す
=SUBSTITUTE(A2, "-", "", 1)            1つ目のハイフンだけ消す

=REGEXREPLACE(A2, "\d+", "")           数字をまとめて消す
=REGEXREPLACE(A2, "[  ]+", "")        半角と全角の空白を消す

SUBSTITUTE の4つ目は「何個目を置き換えるか」です。

省くとすべてが対象になります。

複数の語をまとめて置き換える

置き換えたい語がいくつもある場合は、入れ子にします。

=SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(A2, "株式会社", ""), "有限会社", "")

数が多いなら、正規表現で縦棒を使うほうが読みやすくなります。

=REGEXREPLACE(A2, "株式会社|有限会社|合同会社", "")

置換できないとき

症状原因
1件も見つからない「完全に一致するセルを検索」がオンになっている
改行が置換できない「正規表現を使用した検索」がオフ
空白が消えない半角と全角が混ざっている
計算式が変わらない「数式内も検索」がオフ
グレーで押せないシートか範囲が保護されている

置換したあとに間違いに気づいたら、Ctrl+Z で戻せます。

「すべて置換」も1回の操作としてまとめて戻ります。

閉じたあとで気づいた場合は、ファイル → 変更履歴から前の状態に戻せます。

検索のやり方はこちらです。

まとめ

  • まとめて直すなら編集 → 検索と置換(Ctrl+H
  • 巻き込み事故を防ぐなら「完全に一致するセルを検索」
  • 改行は「正規表現を使用した検索」をオンにして \n
  • 半角と全角の空白は別物。正規表現なら一度で消せる
  • 元を残したいなら SUBSTITUTE、形が決まっていないなら REGEXREPLACE
  • 既定は「すべてのシート」。範囲を絞ってから実行する

スライドの置換は仕様が違います。

そちらはGoogleスライド│文字を置換する方法にまとめました。

この記事は2026年9月9日時点の表示にもとづいています。

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