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画像生成AIで同じキャラクターを作る方法|参照画像と設定のそろえ方

画像生成AIで同じキャラクターを作る方法のアイキャッチ画像

画像生成AIで同じキャラクターを描き続けるには、基準になるキャラクターの画像を1枚決めて毎回参照画像として渡し、外見の特徴を同じ言葉でプロンプトに書くのが基本です。

文章だけで指定すると、生成のたびに顔立ちや髪型が少しずつ変わります。

MidjourneyやGeminiには参照画像の機能があり、ComfyUIのように手元で動かす場合は、シード・モデル・LoRAを固定してそろえます。

この記事は、漫画やSNSの投稿、資料の挿絵などで、同じ人物を何枚も登場させたい方に向けたものです。

各サービスの機能と枚数は、2026年10月18日に開いた公式ドキュメントとヘルプの記載です。

実機での再現は含まないため、仕上がりは手元で同じ条件のまま比べて確かめてください。

目次

先に基準の画像と設定表を作る

最初に、キャラクターの基準になる画像を1枚決めます。

顔と服装がはっきり分かる、正面に近い構図の画像が扱いやすいです。

あわせて、外見の特徴を文章で書いた設定表を作り、プロンプトにはこの言葉をそのまま毎回使います。

項目書き方の例
髪肩までの黒髪、前髪は眉の上でそろえる
顔丸い目、茶色の瞳、左目の下にほくろ
体格・年齢20代前半、細身
服装紺のブレザー、白いシャツ、赤いネクタイ
持ち物茶色の革のショルダーバッグ
絵柄水彩風のイラスト、柔らかい線
設定表の例

GeminiのAPIの公式ドキュメントでは、うまく生成するための方法として、詳しく具体的に書くほど細かく制御できると説明されています(Gemini API:Nano Banana による画像生成)。

1回ごとに言い回しを変えると、別の特徴として受け取られることがあるため、設定表の言葉はコピーして使います。

サービスごとの参照画像の渡し方

主なサービスの、キャラクターをそろえるための機能は次のとおりです。

サービス使う機能参照画像の枚数
Midjourney(V8.1・V8.2)Edit model(Attach to promptに画像を入れる)最大4枚
Midjourney(V7)Omni Reference1枚
Gemini API(Nano Banana 2.1・Gemini 3.1 Flash Image)参照画像を入力に含めるキャラクターの画像は最大4枚
Gemini API(Gemini 3 Pro Image)参照画像を入力に含めるキャラクターの画像は最大5枚
ChatGPT Images画像をアップロードして変更点を書く、会話の中で続けて編集するヘルプに枚数の記載なし
2026年10月18日に開いた各社の公式ページの記載

Midjourney

Midjourneyの公式ドキュメントでは、V8.1とV8.2ではEdit modelを使い、最大4枚の参照画像から新しい画像を作れると説明されています(Midjourney:Edit Model)。

同じページでは、Edit modelは以前のOmni ReferenceとCharacter Referenceの機能を置き換えるものと書かれています。

Webでは、Imagine barの画像のアイコンから画像の一覧を開き、Attach to promptの欄に画像を入れます。

鍵のアイコンを押すと、画像をImagine barに固定したまま、複数のプロンプトで使い続けられます。

V7で使うOmni Referenceは、参照画像が1枚までで、通常のV7の画像より2倍のGPU時間を使うと説明されています(Midjourney:Omni Reference)。

参照の強さは --ow で1〜1,000の範囲で指定し、初期値は100です。

同じページでは、stylizeの値をかなり高くしている場合を除き、400未満にしておくほうがよいとされています。

Gemini(Nano Banana)

GeminiのAPIの公式ドキュメントでは、参照画像を最大14枚まで組み合わせられ、そのうちキャラクターの一貫性を保つためのキャラクターの画像は、Nano Banana 2.1とGemini 3.1 Flash Imageで最大4枚、Gemini 3 Pro Imageで最大5枚と説明されています。

同じページでは、キャラクターをいろいろな角度から描く例で、一貫性を保つために、前に生成した画像を次のプロンプトに含めるよう勧めています。

複雑なポーズを取らせたい場合は、そのポーズの参照画像を含めることも勧められています。

画像を少しずつ直す場合は、会話を続けて小さな変更を頼む方法が勧められており、例として「すべてそのままにして、キャラクターの表情をもっとシリアスにしてください」という頼み方が載っています。

同じページには、生成されたすべての画像にSynthIDの透かしが埋め込まれるとも書かれています。

ChatGPT

ChatGPTのヘルプでは、手持ちの画像をアップロードして変更したい点を書くと、ChatGPTが画像を編集すると説明されています(OpenAI:Images in ChatGPT)。

生成した画像は、同じ会話の中で続けて変更を頼めるほか、選択ツールで一部分だけを選んで直すこともできます。

ヘルプには、選択した範囲は正確とは限らず、範囲の外まで変わることがあるとも書かれています。

ChatGPTで作れる枚数の目安は、ChatGPTの画像生成は無料で何枚?にまとめています。

ComfyUIでそろえる場合

ComfyUIのように手元のPCで生成する場合は、絵を決める設定を自分で固定できます。

固定するものやり方
シードKSamplerの「生成後の制御」を「固定値」にする(英語表示は control_after_generate を fixed)
モデル同じチェックポイントとVAEを使い続ける
LoRA同じLoRAを同じ強度で使う
ポーズControlNetで骨格の画像を渡す
そのほか解像度、サンプラー、ステップ数、CFGを変えない
ComfyUIで固定する設定(表示名はComfyUIフロントエンドの日本語翻訳ファイルで確認)

ComfyUIの日本語の翻訳ファイルでは、「固定値」は値を変更しない設定、「値をランダム化」は生成のたびに値をランダムに変える設定と説明されています。

シードを固定しても、プロンプトの服装や背景を書き換えれば絵は変わるため、変えるのは1回に1か所だけにして、どこで顔が変わったかを追えるようにします。

特定のキャラクターを学習させたLoRAがある場合は、ComfyUIでLoRAを使う方法の手順で読み込みます。

同じキャラクターに別のポーズを取らせたい場合は、ComfyUIでControlNetを使う方法で骨格の画像を渡す方法を説明しています。

採用した画像は、ワークフローが埋め込まれたPNGのまま残しておくと、後から同じ設定を開き直せます。

ずれたときの直し方

  • 特徴が消えた:設定表の言葉をプロンプトに足す(Midjourneyの公式ドキュメントでも、参照の強さを下げた場合は残したい外見の特徴を文章で補うよう書かれている)
  • 絵柄を変えたい:望む絵柄をプロンプトの最初と最後の両方に書く(Midjourneyの公式ドキュメントの勧め)
  • 2人以上の特徴が混ざる:全員を1枚の参照画像にまとめる(Midjourneyの公式ドキュメントの勧め)
  • 細かい模様やロゴが合わない:そばかすや服のロゴのような細部は、参照画像と一致しないことがある(Midjourneyの公式ドキュメントの記載)
  • 1か所だけ直したい:作り直さず、編集の機能で一部分だけ直す

前に生成した画像を次の参照画像に使うときは、顔や服装が基準の画像と合っているものを選びます。

参照画像に使う画像の注意

参照画像は、自分で作ったキャラクターや、使ってよいと許可を得た画像にします。

他人の作品のキャラクターや実在の人物の写真を参照画像にする場合の扱いは、各サービスの規約で決められています。

作った画像を仕事で使う場合は、使うサービスの規約で、商用利用の条件も確かめてください。

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