ページの一部だけを監視する場合は、監視範囲と変更前の基準をそろえてから更新を確認します。
ここではDistillの公式手順と、監視対象のテキストを比較するローカル練習を分けて説明します。
部分監視と実行デバイスを選ぶ
公式の拡張機能手順では、対象ページで拡張アイコンから部分監視へ進み、範囲を選択してプレビューを確認します。
Save Selection後に名前・実行デバイス・確認間隔を設定して保存します。
| 種類 | 取得対象・場所 | 確認する条件 |
|---|---|---|
| ローカル監視 | 自分のブラウザー・アプリで確認 | PCと対象ブラウザー等を起動しておく |
| クラウド監視 | サービス側で確認 | ログインなど対象ページの条件を別に確認 |
| ページ全体 | 全体を取得 | 日時や広告など本文以外の変化も含む |
| ページの一部 | 必要な本文だけを取得 | 選択した要素がなくなる場合も確認 |
ローカルで試すときは実行デバイスにそのChromeを指定します。
自分のPCを閉じた後も同じローカル監視が継続するわけではありません。
初回基準と変更内容を確認する
練習用のページには公開予定の本文と表示時刻を別々に用意します。
公開予定の部分だけを選び、プレビューに時刻や周囲のメニューが入っていないか確認します。
最初のチェックを変更前の基準として保存し、本文を変更した後のチェックと比較します。
通知を見ただけで完了とせず、履歴に対象の文字列が変わったことを確認します。
日時の変化を除くローカル練習
練習ZIPのmonitor-before.htmlを基準にし、clock-onlyでは時刻だけ、content-changedでは公開予定も変更しています。
この比較コードにはPython 3.10以降とBeautiful Soupが必要です。使用するPython環境へ python -m pip install beautifulsoup4 で導入します。保存済みHTMLの指定箇所の文字列だけを比較し、JavaScriptの実行、リンク先や画像URLの属性比較、通知、定期チェックは行いません。空白は正規化するため、空白だけの違いも検出対象外です。
import argparse
from pathlib import Path
from bs4 import BeautifulSoup
def selected_text(source, selector):
nodes = BeautifulSoup(source, "html.parser").select(selector)
if not nodes:
raise ValueError("Selector matched nothing; do not treat this as no change.")
return tuple(" ".join(x.get_text(" ", strip=True).split()) for x in nodes)
if __name__ == "__main__":
parser = argparse.ArgumentParser()
parser.add_argument("before")
parser.add_argument("after")
parser.add_argument("--selector", default="#watched")
args = parser.parse_args()
old = selected_text(Path(args.before).read_text('utf-8'), args.selector)
new = selected_text(Path(args.after).read_text('utf-8'), args.selector)
print("changed" if old != new else "unchanged")
| 比較する入力 | 条件 | 期待する表示 |
|---|---|---|
| monitor-before.html → monitor-clock-only.html | #watchedだけ比較 | unchanged |
| monitor-before.html → monitor-content-changed.html | #watchedだけ比較 | changed |
| 存在しない#missingを指定 | 取得失敗を成功扱いにしない | ValueError |
「python compare_section.py monitor-before.html monitor-clock-only.html」と「python compare_section.py monitor-before.html monitor-content-changed.html」を実行して確認します。
このPython比較は実行済みですが、Distill拡張による保存・再チェック・通知は未検証です。
通知が来ない場合と停止・戻し方
監視がONか、ローカル監視全体がOFFでないか、実行デバイスが動いているかを確認します。
チェックのエラーやログイン切れ、対象HTMLの変更は別に切り分けます。
変更履歴は増えるのに通知が来ない場合は、条件フィルターと選んだ通知方法を確認します。
外部メールやSMSを試す場合は、送信先と送信内容を先に確認してください。
練習を停止する場合は対象モニターのON/OFFをOFFにします。
まとめて止める場合は、公式手順にあるローカル監視全体のOFFも使えます。
対象を選び直した後は新しい基準を確認します。
今回のローカル比較では入力ファイルを変更せず、拡張機能の導入・権限追加・外部通知も行っていません。
旧Page Monitorの画面とDistillの画面は異なります。
現行のローカル・クラウド監視の違いを参照してください。
過去のPython実行記録は2026年10月3日です。2026年10月24日は本文コードと配布ZIPのcompare_section.pyの一致(改行正規化後)と公式操作手順を照合しました。今回の拡張機能操作とPython再実行は行っていません。
あなたはどっち?利用環境に合わせた最適プラン判定フロー
監視したい範囲から順に当てはめると、Distill Web Monitorの設定が決まります。Distillの公式手順(拡張機能)にもとづく、2026年10月3日の記事の確認内容の目安です。拡張機能の導入、権限の追加、外部通知は、この記事の確認では行っていません。
- まず、監視する場所を決める。ローカル監視は、自分のブラウザーやアプリで確認するため、PCと対象のブラウザーを起動しておく必要がある。クラウド監視は、サービス側で確認するため、ログインなど対象ページの条件を、別に確認する。
- ページ全体か、ページの一部かを決める。ページ全体は、日時や広告など、本文以外の変化も含まれる。ページの一部なら、必要な本文だけを取得できるが、選択した要素がなくなる場合も確認する。
- 対象のページで、拡張機能のアイコンから部分監視へ進み、範囲を選択して、プレビューを確認する。プレビューに、時刻や周囲のメニューが入っていないか見る。
- Save Selectionの後に、名前・実行デバイス・確認間隔を設定して保存する。最初のチェックを、変更前の基準として保存する。
- 本文を変更した後のチェックと比較する。通知を見ただけで完了とせず、履歴に、対象の文字列が変わったことを確認する。
- 通知が来ないときは、監視がONか、ローカル監視全体がOFFでないか、実行デバイスが動いているかを確認する。履歴が増えるのに通知が来ないときは、条件フィルターと通知方法を確認する。
練習を止めるときは、対象のモニターのON/OFFをOFFにします。まとめて止める場合は、ローカル監視全体のOFFも使えます。
関連する情報取得・自動化の記事
関連記事のサービス操作は、各記事で示す確認範囲と現行の仕様を確認してください。




よくある質問:Distill Web Monitorで迷ったときのチェックリスト
ページの一部だけを監視するには?
公式の拡張機能の手順では、対象のページで拡張アイコンから部分監視へ進み、範囲を選択して、プレビューを確認します。Save Selectionの後に、名前・実行デバイス・確認間隔を設定して保存します。
PCを閉じても、監視は続きますか?
ローカル監視は、続きません。ローカル監視は、PCと対象のブラウザーを起動しておく必要があります。自分のPCを閉じた後も、同じローカル監視が継続するわけではありません。
日時や広告が変わるたびに通知が来ます。
ページ全体を取得すると、日時や広告など、本文以外の変化も含まれます。ページの一部を選び、プレビューに時刻や周囲のメニューが入っていないか、確認してください。
選んだ要素がなくなったときは?
記事のローカル練習のコードは、「Selector matched nothing」のエラーで止まり、変更なしとは扱いません。実際の監視でも、選択した要素がなくなる場合を、別に確認します。
変更履歴は増えるのに、通知が来ません。
条件フィルターと、選んだ通知方法を確認します。外部のメールやSMSを試す場合は、送信先と送信内容を、先に確認してください。
監視を止めるには?
対象のモニターのON/OFFをOFFにします。まとめて止める場合は、公式の手順にある、ローカル監視全体のOFFも使えます。対象を選び直した後は、新しい基準を確認します。
