Windows版Excelのショートカットを、入力・選択・移動・書式・集計の作業別に表でまとめました。
最初に覚えるなら、Ctrl+矢印キー(表の端へ移動)、Ctrl+Shift+矢印キー(表の端まで選択)、F2(セルの編集)、Alt+=(合計の数式を入れる)、F4(参照の切り替え)の5つが、表を扱う作業で効きます。
出典は、2026年10月18日に確認したMicrosoftの公式ヘルプ「Excel のキーボード ショートカット」のWindows版の一覧です。
この機にはExcelが入っていないため、実機での再現は含まない内容です。
キーの名前と操作の説明は、公式ヘルプの記載にそろえています。
表の読み方と、日本語キーボードでの注意
- 「+」は、キーを同時に押すという意味です(例:Ctrl+C)
- 「、」は、キーを順に押すという意味です(例:Alt、H、H)
- 公式ヘルプのショートカットは、米国のキーボード配列が基準です
公式ヘルプには、ほかの配列では米国のキーボードのキーと正確に対応しない可能性がある、と書かれています。
日本語配列のキーボードでは記号の位置が違うため、記号を含むショートカット($・%・^・#・@・!・&・_・=・コロンなど)は、実際に押して確かめてください。
文字だけのショートカット(Ctrl+C、Ctrl+Zなど)や、矢印キー・ファンクションキーを使うものは、配列の影響を受けにくい部分です。
まず覚えたい基本の操作
| キー | 操作 |
|---|---|
| Ctrl+S | ブックを保存する |
| Ctrl+O | ブックを開く |
| Ctrl+W | ブックを閉じる |
| Ctrl+C | 選択範囲をコピーする |
| Ctrl+X | 選択範囲を切り取る |
| Ctrl+V | 貼り付ける |
| Ctrl+Z | 直前の操作を元に戻す |
| Ctrl+Y | 直前の操作を繰り返す(可能な場合) |
| F12 | 名前を付けて保存のダイアログを開く |
| Shift+F10 | コンテキストメニュー(右クリックで出るメニュー)を開く |
入力・編集のショートカット
| キー | 操作 |
|---|---|
| F2 | 選んでいるセルを編集し、カーソルを末尾に置く |
| Alt+Enter | 同じセルの中で改行する |
| Ctrl+Enter | 選択したセル範囲に、同じ値をまとめて入力する |
| Shift+Enter | 入力を確定し、1つ上のセルを選ぶ |
| Esc | セルや数式バーの入力を取り消す |
| Ctrl+D | 選択範囲の中で、上のセルの内容と書式を下のセルへコピーする(下方向へコピー) |
| Ctrl+E | フラッシュフィル(隣の列のパターンから自動で入力する) |
| Ctrl+セミコロン(;) | 今日の日付を入力する |
| Ctrl+Shift+コロン(:) | 現在の時刻を入力する |
| Ctrl+Alt+V | 形式を選択して貼り付けのダイアログを開く |
| Delete | 書式は残したまま、セルの内容を消す |
日付と時刻の2つは記号のキーを使うため、日本語配列では押すキーが表記と違って見えることがあります。
形式を選択して貼り付けのダイアログで使うキー
コピーしたあとにCtrl+Alt+Vでダイアログを開き、次の文字を押すと、貼り付ける内容を選べます。
| キー | 貼り付ける内容 |
|---|---|
| V | 値だけ(数式は含めない) |
| F | 数式だけ |
| T | 書式だけ |
| W | 列幅だけ |
| X | 罫線を除くすべて |
| U | 値と数値の書式 |
| R | 数式と数値の書式 |
| A | 内容と書式のすべて |
公式ヘルプでは、ダイアログの項目に付いた下線の文字を押すと、その項目を選べると説明されています。
選択のショートカット
| キー | 操作 |
|---|---|
| Shift+矢印キー | 選択範囲を1セルずつ広げる |
| Ctrl+Shift+矢印キー | 同じ行・列で、空白でない最後のセルまで選択を広げる |
| Ctrl+A | データのある範囲を選ぶ(2回でサマリー行も含めた範囲、3回でシート全体) |
| Ctrl+Space | 列全体を選ぶ |
| Shift+Space | 行全体を選ぶ |
| Ctrl+Shift+Home | 選択をシートの先頭のセルまで広げる |
| Ctrl+Shift+End | 選択をシートで使われている最後のセルまで広げる |
| F8 | 拡張選択モードの切り替え(矢印キーだけで選択を広げられる) |
| Shift+F8 | 離れたセルや範囲を選択に追加する |
| Ctrl+Shift+PageDown | 今のシートと次のシートを選ぶ |
Ctrl+Shift+矢印キーは、途中に空白のセルがあると、データの切れ目で止まります。
表全体を選ぶときは、表の中のセルを選んでCtrl+Aを押します。
移動のショートカット
| キー | 操作 |
|---|---|
| Ctrl+矢印キー | データのある範囲の端(先頭・末尾の行、左端・右端の列)へ移動する |
| Ctrl+Home | シートの先頭へ移動する |
| Ctrl+End | シートで使われている最後のセルへ移動する |
| PageDown/PageUp | 1画面下/上へスクロールする |
| Alt+PageDown/Alt+PageUp | 1画面右/左へスクロールする |
| Ctrl+PageDown/Ctrl+PageUp | 次のシート/前のシートへ移動する |
| F5 | ジャンプのダイアログを開く |
| Tab/Shift+Tab | 右のセル/左のセルへ移動する |
| Alt+下矢印キー | 入力規則のリストがあるセルで、選択肢を開く |
書式のショートカット
| キー | 操作 |
|---|---|
| Ctrl+1 | セルの書式設定のダイアログを開く |
| Ctrl+B | 太字の設定と解除 |
| Ctrl+I | 斜体の設定と解除 |
| Ctrl+U | 下線の設定と解除 |
| Ctrl+5 | 取り消し線の設定と解除 |
| Ctrl+Shift+& | 選択したセルに外枠の罫線を引く |
| Ctrl+Shift+_(アンダースコア) | 外枠の罫線を消す |
| Ctrl+Shift+% | パーセント表示(小数点以下なし)にする |
| Ctrl+Shift+^(キャレット) | 小数点以下2桁の数値の表示にする |
| Alt、H、H | 塗りつぶしの色を選ぶ |
| Alt、H、B | 罫線のメニューを開く |
| Alt、H、A、C | セルの内容を中央揃えにする |
Ctrl+Shift+記号のものは、配列の違いの影響を受けやすいところです。
うまく効かないときは、Ctrl+1でセルの書式設定を開いて選ぶほうが確実です。
集計・数式のショートカット
| キー | 操作 |
|---|---|
| Alt+= | 合計(SUM)の数式を入れる |
| F4 | 数式の中のセル参照を、絶対参照と相対参照の組み合わせで順に切り替える |
| Shift+F3 | 関数の挿入のダイアログを開く |
| Ctrl+Shift+A | 関数名の右にカーソルがあるとき、引数名とかっこを入れる |
| Ctrl+グレーブアクセント(`) | セルの値と数式の表示を切り替える |
| F9 | 開いているブックのすべてのシートを計算する |
| Shift+F9 | 今のシートだけを計算する |
| Ctrl+T(またはCtrl+L) | テーブルの作成のダイアログを開く |
| Ctrl+Q | データのあるセルを選んでいるとき、クイック分析を表示する |
| Alt+F1 | 選んだ範囲のデータから、シートの中にグラフを作る |
| F11 | 選んだ範囲のデータから、別のグラフシートにグラフを作る |
| Ctrl+F5 | 今のシートの外部データを更新する |
| Ctrl+Alt+F5 | ブック内のすべての外部データを更新する |
F4は、数式を編集していないときは直前の操作の繰り返しとして働きます。
同じ書式を何か所にも付けるときに便利です。
絞り込みや検索の関数を使うときは、ExcelのFILTER関数の使い方やExcelのXLOOKUP関数の使い方もあわせてご覧ください。
行・列・シートの操作
| キー | 操作 |
|---|---|
| Ctrl+Shift+プラス(+) | 挿入のダイアログを開き、空白のセルを挿入する |
| Ctrl+マイナス(-) | 削除のダイアログを開き、選択したセルを削除する |
| Alt、H、D、C | 列を削除する |
| Ctrl+9 | 選択した行を非表示にする |
| Ctrl+0 | 選択した列を非表示にする |
| Shift+F11 | 新しいシートを挿入する |
| Ctrl+8 | アウトライン記号の表示と非表示を切り替える |
ファンクションキーの早見表
| キー | 単独で押したとき | 組み合わせの例 |
|---|---|---|
| F1 | ヘルプを表示する | Ctrl+F1でリボンの表示と非表示を切り替える |
| F2 | セルを編集する | Shift+F2でセルのメモを追加・編集する |
| F3 | 名前の貼り付けのダイアログ(名前の定義がある場合) | Shift+F3で関数の挿入 |
| F4 | 直前の操作の繰り返し、または参照の切り替え | Alt+F4でExcelを終了する |
| F5 | ジャンプのダイアログ | (下の注を参照) |
| F6 | シート・リボン・作業ウィンドウなどの間を移動する | Ctrl+F6でExcelのウィンドウを切り替える |
| F7 | スペルチェック | Ctrl+F7でウィンドウを移動する(最大化していないとき) |
| F8 | 拡張選択モードの切り替え | Alt+F8でマクロのダイアログを開く |
| F9 | すべてのシートを計算する | Shift+F9で今のシートだけを計算する |
| F10 | キーヒントの表示を切り替える(Altと同じ) | Shift+F10でコンテキストメニュー |
| F11 | 別のグラフシートにグラフを作る | Alt+F11でVBAのエディターを開く |
| F12 | 名前を付けて保存 | (公式の一覧は単独のみ) |
Ctrl+F5は、公式の一覧の中で「ブックのウィンドウを元のサイズに戻す」と「今のシートの外部データを更新する」の2通りに書かれています。
外部データを使っているブックでは、どちらの働きになるかを確かめてから使ってください。
ノートパソコンでファンクションキーを押しても反応が違う場合は、キーボード側の設定で、F1〜F12が音量や明るさの操作に割り当てられていないかを確かめてください。
切り替え方はパソコンのメーカーによって違うため、お使いの機種の説明書で確認してください。
リボンをキーで操作する(Altキー)
Altキーを押すと、リボンのタブやボタンの横に「キーヒント」と呼ばれる文字が出ます。
その文字を順に押すと、マウスを使わずにリボンのボタンを押せます。
| キー | 開くタブ |
|---|---|
| Alt+F | ファイル |
| Alt+H | ホーム |
| Alt+N | 挿入 |
| Alt+P | ページ レイアウト |
| Alt+M | 数式 |
| Alt+A | データ |
| Alt+R | 校閲 |
| Alt+W | 表示 |
| Alt+Q | リボンの検索欄へ移動する |
表のショートカットが割り当てられていない操作も、キーヒントをたどれば押せます。
公式ヘルプには、古い版のAltキーのメニュー(Alt、E、Sで形式を選択して貼り付けなど)も、続けて全部打てば今の版でも使えると書かれています。
ショートカットが効かないときの確認点
- 記号を含むショートカットは、米国配列が基準なので、日本語配列では押すキーが違うことがある
- ブラウザーで使うExcel(Web版)は、ブラウザーのショートカットと競合することがある
- Mac版はキーの割り当てが別で、公式ヘルプにもMac用の一覧が別に用意されている
- ほかのアプリやツールが、同じキーの組み合わせを先に使っていることがある
Web版については、公式ヘルプに「ヘルプ」の「キーボード ショートカット」から「ブラウザ ショートカットを上書き」を選ぶ方法が載っています。
キーの割り当てを変えるツールを入れている場合は、PowerToys Keyboard ManagerとAutoHotkeyの違いで、対象のアプリと戻し方を確かめてください。
よく使う操作にショートカットが無いとき
公式ヘルプでは、よく使う操作にショートカットが無い場合、マクロを記録してショートカットキーを割り当てる方法が案内されています。
もう一つの方法は、Altキーのキーヒントを覚えることです。
たとえば、重複の削除はデータタブにあるため、Alt+Aでデータタブを開いてから、表示されたキーヒントを押します。
重複の削除そのものの使い方は、Excelで重複を削除する方法で説明しています。
まとめ
Excelのショートカットは、まず移動と選択(Ctrl+矢印キー、Ctrl+Shift+矢印キー)から覚えると、表の操作が速くなります。
そのあとで、F2・Alt+=・F4・Ctrl+1のように、毎日使う操作を1つずつ足していくのが無理のない覚え方です。
記号を含むショートカットは日本語配列では押すキーが違う場合があるので、実際に押して確かめてから使ってください。
出典:Microsoft サポート「Excel のキーボード ショートカット」(2026年10月18日確認)。
