こちらのCGメソッドの記事ではVR初心者向け!今買うべきおすすめのVRヘッドセットを紹介します!
VRヘッドセット・VRゴーグルは頭に被ってプレイするので、視覚、聴覚に対しての没入感が半端ないです!「ながら」で映像を楽しんでしまうこの時代、もっと刺激的な体験をするならVRをおすすめします!
ということで、VRデバイスはたくさんあるように見えますが、用途を考えると明確に絞ることができます。
本記事はおすすめのVRヘッドセットを6つ紹介します!
VRとは?
VRとはVirtual Reality(バーチャル・リアリティー)の略です。
「VRヘッドセット」または「VRゴーグル」を被ることで、頭の動きと映像がリンクし仮想の現実にいるかのような体験ができます!
VRヘッドセット・VRゴーグルの使い道は?
VRが今後も伸びる分野です。
新しい体験ができるだけじゃなく、今後は新しい生き方も体験できるかもしれません。
- ゲーム:手のデバイスも駆使して新しいゲーム体験ができます!
- ライブ:サイリウムを降りながら、360度の臨場感あるライブ・コンサートが楽しめます!
- 映像:超ワイドスクリーンを独り占めできます、NetflixやAmazon Primeなど楽しめます!あとアダルトVRも
- 観光:VRなら例え宇宙にでも行くことができます!360度の世界を体験しましょう
- コミュニケーション:VRChatが有名ですが、アバターになり世界中の人と話せます。ソードアート・オンラインの世界も近い!
などなど、触覚や嗅覚、味覚などのデバイスも開発されているので、将来は5感を楽しめる体験ができるようになると思います!
VRヘッドセット・VRゴーグルの選び方
まずVRデバイスに加えて必要な機器が必要かどうか?
3つの選択肢があります。
VRヘッドセット・VRゴーグルの3つのタイプまとめ
- VRデバイスと「スマホ」が必要なもの(スマホVR) 例:ハコスコ
- VRデバイスと「PC」が必要なもの(ハイエンドVR) 例:VIVE Pro
- VRデバイス(独立型・スタンドアローン)だけで完結するもの 例:Meta Quest
価格的にはスマホVR(数千円) < スタンドアローン(数万円) < ハイエンドVR(数万~数十万円)になります。
ハイエンドVRはそれなりのスペックのPCが必要なので注意してください
VRヘッドセット・VRゴーグルのトラッキングタイプ「3Dof」と「6Dof」の違い
もうひとつスペックのトラッキング(追跡)機能のタイプ(3Dof / 6Dof)の差が選ぶ決め手になります。
※2種類あります。
※DoFとはDegree of Freedom(自由度)の略称です。
- 3DoF➡頭の回転と傾きをトラッキングできる
- 6DoF➡頭の回転と傾きに加え、頭の上下左右前後の動きもトラッキングできる
すいみん基本的には動きの追従する「6Dof」をおすすめします!
以上を踏まえた上で、3つのタイプ(+トラッキング別)にわけて、おすすめのVRヘッドセット・VRゴーグルを紹介します!
現在の世界的「VRヘッドセット」のシェア
参考として今、世界の人が持っているVRヘッドセットの所持データです。
VRヘッドセットを紹介する前に、まず現在のSteamで使われているVRデバイスのシェア(参考:Steam)を調べてみました。
2018年9月~2020年2月に使われたVRデバイスの使用履歴データになります。あわせて読みたいSteamハードウェア&ソフトウェア 調査
機種名 | シェア | 発売日 | 状況 |
---|---|---|---|
Meta Rift CV1 | 28.14% | 2016年3月 | 生産中止 |
Meta Rift S | 26.4% | 2019年5月 | 購入可 |
HTC Vive | 26.14% | 2016年4月 | 生産中止 |
Windows Mixed Reality(※1) | 8.31% | 2017年10月 | 購入可 |
Valve Index | 7.69% | 2019年11月 | 購入可 |
HTC Vive Pro | 2.22% | 2019年6月 | 購入可 |
HTC Vive Cosmos | 0.47% | 2019年10月 | 購入可 |
Unknown(※2) | 0.41% | ? | ? |
Meta Rift DK2 | 0.15% | 2014年3月 | 生産中止 |
Meta Rift DK1 | 0.07% | 2012年8月 | 生産中止 |
※1 Windows Mixed Realityはマイクロソフトと様々なメーカーが提携して発売しています。
※2 含まれるかはわかりませんが、「VIVE Focus」「Mirage Solo」「Pimax 8K Plus」などまだまだ様々なVRデバイスが存在します。
今買うべきおすすめのVRヘッドセット・VRゴーグル比較7選!
まずは今買うべきおすすめのVRヘッドセットを選別して表にまとめました!
VRヘッドセット | 発売日 | タイプ | 内蔵ストレージ | 価格 | 解像度 | 視野角 | リフレッシュレート | ヘッドトラッキング | 入力 | プロセッサ | 重さ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
SAMONIC 3D | 2018年4月2日 | スマートフォン VR | – | 2,580円 | スマートフォン依存(の1/8程度) | 120度 | スマートフォン依存 | 3DoF | – | スマートフォン依存 | 約540g |
Meta Go | 2018年5月1日 | スタンドアロン | 32GB / 64GB | 19,300円 / 25,700円 | 2560 × 1440 | 110度 | 60fps / 72fps | 3DoF | ハンドコントローラー(3DoF) | Snapdragon 821 | 約468g |
Meta Quest | 2019年5月21日 | スタンドアロン | 64GB / 128GB | 49,800円 / 62,800円 | 2880 × 1600 | 110度 | 72fps | 6DoF | Meta Touch | Snapdragon 835 | 約579g |
Meta Quest2 | 2020年10月13日 | スタンドアロン | 128GB / 256GB | 59,400円 / 74,400円 | 3664 × 3840 | 110度 | 72fps/90fps | 6DoF | Meta Touch | Snapdragon XR2(865相当) | 約503g |
PICO 4 | 2022年10月7日 | スタンドアロン | 128GB / 256GB | 42,570円/ ¥55,500 | 4320 × 2160 | 105度 | 72fps/90fps | 6DoF | Pico 4 コントローラ(6 DoF) | Snapdragon XR2 (865相当) | 約586g (全面295g) |
Meta Quest Pro | 2022年10月26日 | スタンドアロン | 256GB | 226,800円 | 3600 × 3840 | 106度 | 72fps/90fps | 6DoF | Meta Touch Pro | Snapdragon XR2+(Quest 2より+50%高速化) | 722g |
PlayStation VR | 2016年10月13日 | PlayStation 4 | – | 34,980円 | 1980 × 1080 | 100度 | 90fps / 120fps | 6DoF | PlayStation Move | PlayStation 4 / PlayStation 4 Pro | 約610g |
Meta Rift S | 2019年5月21日 | ハイエンドPC | – | 49,800円 | 2560 × 1440 | 115度 | 80fps | 6DoF | Meta Touch | PC依存 | 約559g |
HTC VIVE Cosmos | 2019年10月11日 | ハイエンドPC | – | 98,870円 | 2880 × 1600 | 110度 | 90fps | 6DoF | VIVE コントローラー | PC依存 | 約651g |
HTC VIVE Pro Eye | 2019年6月28日 | ハイエンドPC | – | 179,168円 | 2880 × 1600 | 110度 | 90fps | 6DoF | Vive Controller / Vive Tracker | PC依存 | 約?g |
おすすめは一番バランスが良くて、将来性もある「Meta Quest(オキュラス クエスト)」です!
スマホで手軽にVR体験するならこちら!「SAMONIC 3D」(スマホVR・3Dof)
スマホを刺してVR映像を体験できます。一番安価なタイプ。
とりあえずVRを体験したい人向けと言われますが、本音を言わせてもらうと簡単なスマホVRじゃなくて、ちゃんとしたVRデバイスでVRを体験してほしいです!
そしてトラッキングの精度も限界があり、ズレがあると酔いやすいのでご注意!(すいみんは乗り物酔いしやすいのでスマホVRは基本的にだめでした。)
ちなみにスマホVRを買うなら、おすすめすは一番売れていて、コスパ・性能的におすすめできる下記デバイスです。
VR映像だけを楽しみたいならこちら!「Meta Go」(スタンドアロン・3Dof)
PCの必要ないスタンドアロンタイプ。、2万円台から買えるVRヘッドセットです。
主に映像(※)を楽しむのであればおすすめです。
部屋を動き回ることはカスタマイズしない限り難しいですが、VR入門機としてはおすすめです!
※もちろんDMMやAmazonプライムなどのVR映像も楽します。
※トラッキングデバイスのNOLO CV1をつければ6Dof化も可能ですが、それをするなら次の「Meta Quest」を買ったほうがよいです。
PC無しでVRを堪能したいならこちら!「Meta Quest2」(スタンドアロン・6Dof)
個人的に一番おすすめするVRヘッドセットです。
PCの必要ないスタンドアロンタイプ。部屋の中を動き回ってVRゲームをプレイできます!
今後の拡張も期待できる革新的なVRデバイスです!
Meta Quest 2—完全ワイヤレスのオールインワンVRヘッドセット—128GBMeta¥37,180 (2021/08/12 00:12:30時点 | Amazon調べ)Amazon楽天市場
ちなみに実はPCと接続もできるので実は様々なハイエンドPC版VRゲームも体験できます。
「Meta Quest」に関して、いろいろ役立つ記事を書いてます!
コンシューマゲーム好きならこちら!「PlayStation VR」(ハイエンドVR・6Dof)
PlayStation 4を持っている人向けのVRヘッドセットです。
クオリティの高いVRゲームを体験したいならおすすめです。
是非「サマーレッスン」や「バイオハザード7」を体験しましょう!
定番のハイエンドVRを堪能したいならこちら!「Meta Rift S」(ハイエンドVR・6Dof)
PC(※)を使ったVRヘッドセットで一番コスパが良いVRヘッドセットです。
※VR対応スペックのPCが必要です。
もし「VRチャット」を楽しんでみたい方は、こちらのVRデバイスをおすすめします。安定した環境でプレイできます。
余談ですが、比較的安価でセッティングが楽なのでVRの展示にも使えます。
ゲームなどを開発するのであれば Meta Rift Sを基準機にして良いと思います。
部屋の中を自由に動いて遊ぶならこちら!「HTC VIVE Cosmos」(ハイエンドVR・6Dof)
VIVEの最新のCosmosシリーズ。
とうとうベースステーションを必要としなくなりました。
めんどくさかったセッティング無しに部屋を動き回れます。(※もちろん従来のVIVEのデバイスも対応予定あります。)
約10万円と高級機でスペック申し分ないです。ただこのへんになるとVR開発したい人向けの機種になります。
(※ただし開発者を目指すのであれば次のHTC VIVE Pro Eyeをおすすめします)
最高の「VTuber」を作るための足がかり!「HTC VIVE Pro Eye」
https://www.vive.com/jp/pro-eye/
ヘビーVRユーザーのニーズを満たすように構築されたVIVE Proシリーズ。
最高クラスのグラフィクスとオーディオ機能を備えています。
そしてアイトラッキングできます!(口以外はすべてトラッキングできる!)
VTuberでクオリティを最高に突き詰めたい!と思ったら、間違いなくこちらを買います。
ただし周辺機器も含め買い揃えると100万はかかるのではないでしょうか?(Vive トラッカーやVR用展示用ノートPCなど)
VR初心者向け!今買うべきおすすめのVRヘッドセット
まとめです!
おすすめは一番バランスが良くて、将来性もある「Meta Quest(オキュラス Quest)」です!ここにテキストを入力
実は2018年前後に両手で収まるくらいの回数のVRハッカソンによく参加していまして(アセット系作ってました)
いろいろな最新デバイスをくっつけて良く遊んでいました。
VRは本当に没入感が半端ない体験ができます。
そして視野と解像度の高いVRデバイスやハプティクス(触力覚技術)なデバイスも増えてきたので今後も凄く楽しみです。
是非、VRヘッドセットを所持してみて、あたらしい世界を体験してみてください。