Photoshop API は、Photoshop の処理(背景の除去・スマートオブジェクトの差し替え・アクションの実行など)を、サーバーからクラウドで実行できる Adobe の API です。
- Firefly Services(Firefly API・Lightroom API・Photoshop API など)の1つ
- 今は v2。v1 は2026年7月31日で提供終了と告知されていた
- 認証は OAuth Server-to-Server(Client ID と Client Secret でトークンを取る)
- 使うには Firefly Services を含む Enterprise の契約が要る
この記事は、Adobe の Firefly Services の開発者ドキュメント(developer.adobe.com、2026年9月29日に確認)にもとづいています。
当方は契約しておらず、API の実行の再現は含みません。
目次
できること
| 機能 | v2 のエンドポイント・内容 |
|---|---|
| 背景の除去 | /v2/remove-background。cutout(透過)か mask(白黒のマスク) |
| アクション・UXP スクリプトの実行 | /v2/execute-actions(ActionJSON か UXP スクリプトを渡す) |
| 文字レイヤーの編集 | v2 では /v2/execute-actions で行う(内容・フォント・大きさ・色など) |
| スマートオブジェクトの差し替え | /v2/create-composite・/v2/generate-manifest |
| そのほか | 切り抜き(Product Crop・Autocrop)、Generative Fill・Expand、レイヤーやアートボードの情報の取り出し |
v2 では、扱えるファイルの上限が 2GB から 5GB に上がりました。
認証
- Adobe Developer Console でプロジェクトを作り、Client ID と Client Secret を取る
- https://ims-na1.adobelogin.com/ims/token/v3 に送って、アクセストークンを取る(スコープは openid, AdobeID, read_organizations)
- トークンを付けて API を呼ぶ
トークンの有効期限は24時間で、23時間ごとに取り直すようすすめられています。
使うための条件
前提は、Firefly Services を含む Enterprise の契約と、Adobe Developer Console のアカウントです。
個人で試せる無料の枠があるかは、公式の製品ページが開けず確かめられませんでした。
個人で自動化するなら
契約が無いときは、手元の Photoshop でのスクリプトや、Photoshop なしで PSD を読み書きするライブラリが選択肢になります。
PSD をスクリプトで扱う方法は、UXPスクリプト、ag-psd(Node.js)、psd-tools(Python)で紹介しています。
まとめ
- Photoshop API は Firefly Services の1つで、今は v2
- アクションと文字の編集は /v2/execute-actions
- 認証は OAuth Server-to-Server。トークンは24時間
- Enterprise の契約が前提
参考:Adobe「Photoshop API」(Firefly Services、2026年9月29日に確認)。
