Illustratorのアクションを互いに呼び出し、保存命令を繰り返す旧方式について、注意点と代替手順を整理します。これは復元データを作る機能ではなく、元ファイルへの上書き保存を繰り返す仕組みです。2019年の旧記事にあった無限ループの作成手順は、作業を続けにくく、誤編集も保存してしまうため掲載を取りやめました。
目次
アクションループでできることと限界
| 項目 | 旧方式の性質 |
|---|---|
| 処理 | 保存命令と、別アクションの呼び出しを反復する |
| 実行間隔 | アクションの命令が進む時間に左右される。指定秒数ごとのバックアップ機能とは異なる |
| 保存される内容 | その時点の文書。誤編集前の版が残るとは限らない |
| 停止と編集 | 再生中の処理やダイアログ次第で操作が妨げられる。使いながら保存し続ける実用性は別途確認が必要 |
| 復元 | クラッシュ時の復元データを管理する機能ではない |
目的に応じた代替手順
- クラッシュ後の復元を備えたい場合は、現行版の自動バックアップ・復元設定を確認する。
- 過去の状態へ戻りたい場合は、区切りごとに別名のコピーを保存し、必要な期間の世代を残す。
- 複数のAIへ同じ処理を行う場合は、まずコピーした3ファイルで標準バッチを試し、保存先と結果を照合する。
- 既存の同名出力を避けたい場合は、PDF一括JSXやアウトラインの別名保存JSXのように対象件数、保存先、結果ログを指定する方式を選ぶ。
既存のループを持っている場合
本番の文書で再生せず、アクションパネルで呼び出し関係と保存命令を確認します。連鎖先が別のアクションを呼ぶ場合も、その内容まで確認してください。セット全体を削除すると別用途のアクションも失われるため、必要なセットを保存してから扱いを決めます。
この記事は旧方式の仕組みを残す参考資料です。Illustrator 2026で無限ループを作成・実行する試験は行っていません。通常の一括処理はアクションとバッチの記事へまとめ、復元設定の説明は自動保存の記事へ分けています。

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