Claudeは、話しかけられた言語に合わせて答える仕組みです。
画面の表示言語を日本語にしても、返事の言語は固定されません。
日本語で答えてほしいときは、「設定」→「Your Claude」→「指示」に「日本語で答えてください」と書くと、すべての会話に効きます。
作業ごとに決めたいならプロジェクトの指示、その場だけならメッセージで頼みます。
この記事では、返事の言語が決まる仕組みと3つの直し方、表示言語・音声モードの言語との違いを、Anthropicの公式ヘルプとドキュメントをもとにまとめました(2026年11月1日確認)。
返事の言語が決まる仕組み
Anthropicのヘルプには、言語の設定を変えてもClaudeとはどの言語でもチャットでき、Claudeは使った言語で会話すると書かれています(Anthropic ヘルプ:好みの言語でClaudeを使用する方法)。
開発者向けのドキュメントでも、Claudeは返事の言語を会話から推測すると説明されています(Claude Platform Docs:Multilingual support)。
同じドキュメントは、言語を自動で判断できる場合でも、入力と出力の言語をはっきり指定すると安定すると勧めています。
つまり、英語で返ってきたときの直し方は「どの言語で答えるか」を言葉で指定することです。
直し方1:Claudeの指示に書く(すべての会話)
アカウント全体の指示に書くと、Claudeとのすべての会話に適用されます(Anthropic ヘルプ:Claudeのパーソナライゼーション機能を理解する)。
- 左下のイニシャルを押す
- 「設定」を選び、「Your Claude」を開く(古い設定画面では「アカウント」)
- 「指示」(古い設定画面では「Claudeの指示」)の欄に書く
書く内容の例です(文面は筆者の例)。
- 「どの言語で質問しても、日本語で答えてください」
- 「英語の資料を渡したときも、説明は日本語で書いてください」
- 「コードや英語の固有名詞はそのままで、説明文は日本語にしてください」
直し方2:プロジェクトの指示に書く(そのプロジェクトだけ)
プロジェクトの指示は、そのプロジェクトの中のチャットにだけ適用されます。
英語の資料を集めたプロジェクトだけ日本語で答えてほしい、といった使い分けに向いています。
- claude.ai/projects を開き、対象のプロジェクトを開く
- 「プロジェクト指示を設定」を押す
- 言語の指示を書いて「指示を保存」を押す
手順はAnthropic ヘルプ:プロジェクトを作成・管理するにはどうすればよいですか?の記載に合わせています。
プロジェクトの使い方はClaudeのProjectsの使い方にまとめています。
直し方3:その場でメッセージで頼む
今の会話だけ直したいなら、「ここからは日本語で答えてください」と送ります。
翻訳や要約を頼むときは、ドキュメントの勧めどおり、入力と出力の言語を両方書くと伝わりやすくなります。
- 「次の英文を日本語に訳して、訳文だけを返してください」
- 「この英語の記事を、日本語で3行に要約してください」
表示言語と音声モードの言語は別の設定
画面のメニューやボタンの言語は、返事の言語とは別に決められます。
表示言語を日本語にする(ウェブ・デスクトップ)
- 左下のプロフィールのアイコンを押す
- 「言語」に進む
- 日本語を選ぶ
選ぶと画面の表示がすぐ切り替わります。
ヘルプの対応言語には、日本語のほか英語・フランス語・ドイツ語・ヒンディー語・インドネシア語・イタリア語・韓国語・ポルトガル語(ブラジル)・スペイン語が並んでいます。
音声モードの言語
音声モードには、表示言語とは別の言語の設定があります。
「設定」→「機能」の「音声」にある「話す言語」で選びます。
「音声」が見当たらない場合は、「設定」→「一般」の「音声」→「言語」で選ぶとヘルプにあります。
Claude Codeで英語になるとき
Claude Codeは、チャットのClaudeとは返事の言語を決める場所が違います。
返事の言語を決める設定はClaude Codeを日本語で使うで説明しています。
つまずきやすい所と対処
| つまずき | 起きること | 対処 |
|---|---|---|
| 表示言語を日本語にして終わりにする | 画面の文字だけが変わり、返事の言語は決まらない | Claudeの指示に「日本語で答えて」と書く |
| 英文を貼って「要約して」とだけ頼む | 返事の言語が会話から推測される | 「日本語で要約して」と出力の言語を書く |
| 音声モードで英語が聞き取られる・話される | 音声の言語は表示言語と別の設定 | 「話す言語」か「言語」で日本語を選ぶ |
| プロジェクトの中だけ指示を変えたい | アカウントの指示はすべての会話に効く | プロジェクトの指示に書く |
| Claude Codeで同じ設定を探す | チャットのアプリとは設定の場所が違う | Claude Codeの設定ファイルで決める |
よくある質問:Claudeが英語で答えるとき
表示言語を日本語にすれば、返事も日本語になりますか?
なりません。
ヘルプに、表示言語を変えてもどの言語でもチャットでき、Claudeは使った言語で会話すると書かれています。
毎回「日本語で」と書かずに済ませるには?
「設定」→「Your Claude」→「指示」に書くと、すべての会話に適用されます。
Claudeは日本語に対応していますか?
対応しています。
表示言語の対応一覧に日本語があり、日本語で話しかければ日本語で会話します。
英語の資料を読ませても日本語で説明してもらえますか?
「英語の資料を日本語で説明して」のように、入力と出力の言語を両方書いて頼んでください。
公式ドキュメントも、入力と出力の言語をはっきり書くと安定すると勧めています。
まとめ
Claudeは話しかけられた言語に合わせて答えるので、表示言語の設定では返事の言語は決まりません。
いつも日本語にしたいならClaudeの指示、プロジェクトごとならプロジェクトの指示、その場だけならメッセージで、答える言語を書いてください。
ほかの表示やエラーで困ったときはClaudeのエラーメッセージ一覧も参考にしてください。
出典
- Anthropic ヘルプ「好みの言語でClaudeを使用する方法」
- Anthropic ヘルプ「Claudeのパーソナライゼーション機能を理解する」
- Anthropic ヘルプ「プロジェクトを作成・管理するにはどうすればよいですか?」
- Claude Platform Docs「Multilingual support」
2026年11月1日に確認しました。
