Claude Codeには、claude.ai のサブスク(Pro・Maxなど)でログインする方法と、APIキーで使う方法があります。
サブスクならプランの使用量の枠から使い、APIキーなら使った分だけ従量課金されます。
- 今の方法の確認:claude auth status(対話中なら /status)
- サブスクで使う:/login で claude.ai のアカウントにログイン
- 注意:環境変数 ANTHROPIC_API_KEY があると、サブスクより優先されることがある
- サブスクに戻す:環境変数 ANTHROPIC_API_KEY を消す
この記事は、2026年9月29日時点の公式ドキュメントと、Windows上の Claude Code v2.1.284 で確かめた結果にもとづいています。
ログインの方法と課金先
| 方法 | 課金 | 向いている人 |
|---|---|---|
| claude.ai のサブスク(Pro・Max) | プランの料金の中で使う | 個人 |
| Claude for Teams・Enterprise | 組織のプラン | 会社・チーム |
| Claude Console(APIキー) | 使った分だけ従量課金 | API料金で管理したい組織 |
| Amazon Bedrock・Google Cloud・Microsoft Foundry | 各クラウドの料金 | クラウドで契約している組織 |
初めて claude を起動するとブラウザーが開き、ここでどのアカウントで使うかを選びます。
ブラウザーが開かないときは、ターミナルで c を押すとログイン用のURLがコピーされます。
今どの方法で使っているかを確かめる
ターミナルで次のコマンドを実行します。
claude auth status当方の環境で実行した結果です(メールアドレスや組織名などは伏せています)。
{
"loggedIn": true,
"authMethod": "claude.ai",
"apiProvider": "firstParty",
"email": "(伏せ字)",
"orgId": "(伏せ字)",
"orgName": "(伏せ字)",
"subscriptionType": "max"
}authMethod が claude.ai で、subscriptionType にプラン名(max)が出ていれば、サブスクで使っています。
人が読みやすい形で見たいときは claude auth status –text です。
対話中なら /status で、ログインの方法やアカウントを確かめられます。
複数のログインがあるときの優先順位
Claude Codeは、ログインの情報が複数あると、次の順で1つを選びます。
- クラウドの指定(CLAUDE_CODE_USE_BEDROCK など)
- 環境変数 ANTHROPIC_AUTH_TOKEN
- 環境変数 ANTHROPIC_API_KEY
- 設定の apiKeyHelper(キーを返すスクリプト)
- 環境変数 CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN(claude setup-token で作ったもの)
- Anthropicのプロファイル
- /login でログインしたサブスク
サブスクは、いちばん下です。
つまり環境変数に APIキーが入っていると、サブスクより先にそちらが使われることがあります。
ANTHROPIC_API_KEYがあるとどうなるか
公式ドキュメントでは、次のように説明されています。
- 対話モード:最初に一度だけ、そのキーを使うかどうかを聞かれ、答えは記録される
- claude -p:キーがあれば必ず使われる
- あとから変えるときは /config の「Use custom API key」を切り替える
古い組織や止めたキーが入っていると、サブスクがあっても認証に失敗することがあります。
ダミーのキーで試した結果
本物ではない文字列を ANTHROPIC_API_KEY に入れて、claude auth status を実行しました。
"loggedIn": true,
"authMethod": "claude.ai",
"apiProvider": "firstParty",
"apiKeySource": "ANTHROPIC_API_KEY",
"subscriptionType": "max"apiKeySource という行が増え、環境変数のキーを見つけたことが分かります。
同じ状態で claude -p を実行したところ、今回の環境ではエラーにならず、そのまま返事が返ってきました。
公式の説明と結果が食い違っていて、手元の設定や過去の選択で動きが変わる可能性があります。
確実にサブスクで使いたいときは、ANTHROPIC_API_KEY を環境変数から消しておくのが安全です。
# Git Bash など
unset ANTHROPIC_API_KEY
# PowerShell
Remove-Item Env:ANTHROPIC_API_KEYWindowsで環境変数を「システムの詳細設定」から登録している場合は、そこからも消します。
ログイン情報の保存場所
| OS | 保存場所 |
|---|---|
| Windows | %USERPROFILE%\.claude\.credentials.json |
| macOS | キーチェーン(書き込めないときは ~/.claude/.credentials.json) |
| Linux | ~/.claude/.credentials.json |
このファイルは /login と /logout で管理されるので、手で直す必要はありません。
ほかの人に渡したり、Gitに入れたりしないでください。
アカウントを切り替える・分ける
別のアカウントに切り替えるときは、対話中に /logout してから /login します。
ターミナルからなら claude auth logout と claude auth login です。
claude auth login --claudeai # サブスクでログイン(初期値)
claude auth login --console # Claude Console(API料金)でログイン仕事用と個人用を同時に使いたいときは、環境変数 CLAUDE_CONFIG_DIR でアカウントごとに設定フォルダーを分けます。
alias claude-work='CLAUDE_CONFIG_DIR=~/.claude-work claude'フォルダーごとに、設定・会話の記録・ログインが別々に保存されます。
画面の無い環境で使う(setup-token)
CIやスクリプトなど、ブラウザーでログインできない環境では、claude setup-token で1年間使えるトークンを作れます。
作ったトークンは CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN という環境変数に入れて使います。
このトークンはサブスクの枠で動き、Pro・Max・Team・Enterpriseのプランが必要です。
トークンはどこにも保存されないので、表示されたときに控えておきます。
ログインの期限が切れたとき
期限が3日以内に迫ると、起動時に「Your login expires in 3 days」と表示されます。
切れたあとは「Login expired · Please run /login」と出るので、/login でログインし直します。
画面の無い claude -p では、「OAuth session expired and could not be refreshed」と出て止まることがあります。
このときは、一度ターミナルで claude を起動して /login すると直ります。
エラーの詳しい直し方は、OAuth session expired の原因と対処法で紹介しています。
まとめ
- サブスクはプランの枠、APIキーは従量課金
- 今の方法は claude auth status か /status で確かめる
- ANTHROPIC_API_KEY があると、サブスクより優先されることがある
- 確実にサブスクで使うなら、ANTHROPIC_API_KEY を消しておく
- アカウントを分けるなら CLAUDE_CONFIG_DIR、CIなら setup-token
参考:Claude Code公式ドキュメント「Authentication」(2026年9月29日に確認)。
