GoogleスライドにPDFをそのまま挿入する機能はありません。
見た目を見せたいなら、ページを画像にして挿入します。
元のPDFを開かせたいなら、Googleドライブに置いてリンクを付けます。
文字を編集したいなら、テキストを抜いて作り直すか、PowerPoint形式に変換してからインポートします。
画面は2026年10月2日のパソコンのブラウザー版で、PDFのページ画像をスライドに配置するところまで実際に確かめました。
スマートフォンアプリ、PowerPoint形式への変換、Googleドキュメントで開く方法は未検証です。
PDFをそのまま挿入できない理由
挿入メニューから入れられるのは、画像・動画・図形・表・グラフ・ワードアートなどで、PDFはありません。
「ファイル → スライドをインポート」で読めるのも、GoogleスライドとPowerPointのファイルだけです。
そのためPDFは、画像・リンク・PowerPoint形式のどれかに変えてから入れます。
どれを選ぶかは、見せたいだけか、開かせたいか、編集したいかで決まります。
| やりたいこと | 方法 | 文字の編集 |
|---|---|---|
| 見た目をそのまま見せる | ページを画像にして挿入 | できない |
| 元のPDFを開かせる | Googleドライブに置いてリンクを付ける | PDF側で |
| 文章を直して使う | テキストを抜く、またはPowerPoint形式に変換してインポート | できる(作り直し) |
方法1:ページを画像にして挿入する
見た目を崩さずに入れる、いちばん確実な方法です。
- PDFの入れたいページを、PNGかJPGの画像にする
- 入れたいスライドで、挿入 → 画像 → パソコンからアップロード を選ぶ
- 角をドラッグして、縦横比を保ったまま大きさを合わせる
- 文字や余白が切れていないか、表示モードで確かめる
PDFを画像にする方法は3つあります。
- PDFを画面いっぱいに表示し、OSのスクリーンショットで撮る(Windowsは Win+Shift+S)
- macOSのプレビューで開き、ファイル → 書き出す でPNGを選ぶ(1ページずつ)
- PDFを画像に変換するアプリやWebサービスを使う(社外に出せない資料は、手元のアプリで)
画像は1枚で1ページです。
複数ページなら、1ページずつ画像にして、スライドも1枚ずつ増やします。
配置したものは1枚の画像なので、中の文字をクリックしても編集できません。
GoogleスライドからPDFに書き出した3ページのうち2ページ目をPNGにして、新しいスライドに配置して確かめました。
画像の並べ方を整えたいときは、ドライブの画像を好きな形で並べて挿入する方法が使えます。
方法2:Googleドライブに置いてリンクを付ける
PDFの中身を全部見せる必要がなく、元のファイルを開いてもらえばよいときの方法です。
- PDFをGoogleドライブにアップロードし、共有 → リンクをコピー する
- スライドの文字や図形を選び、挿入 → リンク でそのURLを貼る
- 閲覧者の立場で開き、PDFが表示されるか確かめる
閲覧者がPDFを開けるかどうかは、PDF側の共有設定で決まります。
スライドを共有しただけでは、PDFの権限は渡りません。
資料を配るときは、PDFの共有を「リンクを知っている全員」にするか、スライドと同じ相手に共有してください。
方法3:文章を編集したいとき
テキストを抜いてテキストボックスへ貼る
PDFを開いて文字を選び、コピーしてスライドのテキストボックスに貼ります。
配置と書式は作り直しになりますが、文字の間違いは直せます。
Googleドライブでは、PDFを右クリック → アプリで開く → Googleドキュメント で文字を取り込めます(本記事では未検証)。
PowerPoint形式に変換してインポートする
PDFをPPTXに変換するアプリやWebサービスで変換します。
Googleスライドで ファイル → スライドをインポート を選び、変換したファイルをアップロードします。
レイアウトや文字の位置は崩れることがあるので、取り込んだあとに1枚ずつ確かめます。
この手順は本記事では未検証です。
1ページだけ・複数ページを入れるときの注意
1ページだけなら、そのページだけ画像にして1枚のスライドに置きます。
複数ページは、ページ数ぶんの画像とスライドを用意します。
スライドは16:9が標準なので、A4縦のPDFをそのまま置くと左右に余白が出ます。
余白が気になるときは、背景を白にするか、2ページを横に並べます。
縮小しても文字が読めるように、画像は横1,600px以上を目安に作ります。
逆に、スライドをPDFにしたいとき
ファイル → ダウンロード → PDFドキュメント で書き出せます。
1ページだけ出す方法、発表者ノートを付ける方法、GASで複数の資料をまとめてPDFにする例はGoogleスライドをPDFに変換して保存する方法にまとめています。



よくある質問:GoogleスライドにPDFを入れるとき
PDFを挿入すると、文字を編集できますか?
できません。
画像として入れたものは1枚の絵なので、文字を直すならテキストを抜いて作り直します。
PDFのリンクを付けたら、誰でも開けますか?
開けるとは限りません。
PDF側の共有設定で決まるので、閲覧者の立場で一度開いて確かめてください。
スマートフォンのアプリでもできますか?
本記事はパソコンのブラウザー版で確認しました。
アプリの手順は未検証です。
挿入した画像がぼやけます
元の画像の解像度が足りていません。
スクリーンショットなら表示倍率を上げて撮り直すか、書き出しの解像度を上げてください。
まとめ
GoogleスライドにPDFは直接入れられないので、画像・リンク・PowerPoint形式のどれかに変えてから入れます。
見た目を見せるだけなら画像、元のファイルを開かせるならリンク、文字を直すなら作り直しです。
複数ページは1ページ1枚で、入れたあとに表示モードで切れや余白を確かめてください。
