デザインの本を、目的別に22冊選びました。
「なんとなく違う」と言われて直せない、配色で毎回悩む、フォントを感覚で選んでいる。
そういう詰まり方ごとに分けています。
1冊ずつAmazonのレビューを読んで、良い点と気になる点の両方を載せました。
星1から星3のレビューまで含めて読んでいるので、買ってから「思っていたのと違った」となりにくいはずです。
価格・評価・出版年は2026年9月8日にAmazonで確認した時点のものです。
記事内のリンクはAmazonアソシエイトのリンクです。
目的別の早見表
| こういうとき | 読む本 |
|---|---|
| そもそもデザインの善し悪しが分からない | ノンデザイナーズ・デザインブック/なるほどデザイン/デザイン入門教室/デザインのきほん |
| 余白の取り方・要素の置き方で迷う | けっきょく、よはく。/あたらしい、あしらい。/レイアウト・デザインの教科書 |
| 配色が毎回同じになる | 3色だけでセンスのいい色/カラー別配色デザインブック/「悩まない」配色の基本 |
| フォントを感覚で選んでいる | ほんとに、フォント。/タイポグラフィが上手くなる本 |
| ロゴをつくることになった | ロゴのつくりかたアイデア帖/ロゴデザインのコツ/「ボツ案」から学ぶ ロゴデザイン |
| バナーや広告のクリック率を上げたい | バナーデザインのきほん/バナーデザインはかどり事典 |
| 資料やスライドが読みにくいと言われる | 伝わるデザインの基本/ビジネス資料のデザイン編集/素人っぽく見えないデザインのコツ |
| デザインを人に頼む・決める側になった | デザインディレクション・ブック/デザイン思考2.0 |
そもそもデザインの善し悪しが分からない
最初の1冊は、テクニックより判断の基準を持つための本を選びます。
何がだめなのかを言葉にできるようになると、そこから先が速くなります。
ノンデザイナーズ・デザインブック [第4版]
| 出版社 | マイナビ出版 |
| 発売日 | 2016年6月30日 |
| ページ数 | 260ページ |
| 価格 | 2,398円 |
| Amazonの評価 | 4.3(1,408件) |
近接・整列・反復・対比という4つの原則を扱う定番書です。
レビューが1,408件あり、評価が安定しています。
- 「近接・整列・反復・対比の4原則と書体の感覚を学ぶうちに、これまで何気なく見ていた広告や雑誌の捉え方まで変わりました」
- 「フルカラーで図解が豊富で、ページごとに実例の比較が載っています。理論と実践を結びつけて学べます」
- 「机の端に置いて、制作しながら配色やレイアウトを決めるときに目を通しています」
- 「デザインを意識したことのある人なら、言葉としては知らなくても既に実践している内容が多いです。真の対象読者はデザインを全く意識したことのない人だと思います」
- 「翻訳が機械翻訳っぽく、日本語として読みづらいところがありました」
- 「電子書籍はタブレットでないと読みにくいです。スマートフォンしかない方は紙のほうがいいと思います」
編集部から:2016年の本で、紙媒体を題材にした例が中心です。
日本語の組版には当てはまらない内容も含まれます。
なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉
| 出版社 | エムディエヌコーポレーション |
| 発売日 | 2015年7月31日 |
| ページ数 | 272ページ |
| 価格 | 2,200円 |
| Amazonの評価 | 4.5(3,249件) |
レビュー3,249件という、この分野で最も読まれている本のひとつです。
文章よりビジュアルで理解させる作りになっています。
- 「感覚的にはどれが良いか判断できるけれど、なぜそれを選ぶべきか分からない。そこを論理的に説明してくれるという点で素晴らしいです」
- 「ビジュアル中心で参考画像が豊富なので、直感的に学べます。ページがすらすらめくれます」
- 「フォントやオブジェクトの選び方、足し算ではなく引き算で考えるといった話は、ビジネス資料の作成にも参考になります」
- 「ざっくり言うとサンプル集のようなもので、実際どうやって作るのかが具体的に書かれていません」
- 「デザインを真面目に学ぼうとする方には不向きです。これで学ぼうとすると後々しんどい思いをします」
- 「専門用語の解説が少なく、初学者への配慮はもう一声ほしいところです」
デザイン入門教室[特別講義]増補改訂版
| 出版社 | SBクリエイティブ |
| 発売日 | 2024年4月26日 |
| ページ数 | 216ページ |
| 価格 | 2,200円 |
| Amazonの評価 | 4.2(52件) |
2024年に増補改訂版が出ています。
この記事で挙げた入門書の中では新しい部類です。
- 「豊富な事例をもとに、良い例と良くない例を並べてデザインの基本ルールを学べます。資料やUIを作るエンジニアにも役立ちました」
- 「一つひとつ基礎的なことがポイントで書かれていて分かりやすいです。具体的な例も載っています」
- 「情報がよく整理されていて豊富です。地図の作り方など、必要なカテゴリーだけ引く使い方もできます」
- 「理屈の説明が長く、セオリーだけを知りたい読者には回り道に感じます」
- 「雑誌サイズで少し重く、持ち運ぶには相応のスペースが必要です」
プロっぽいセンスが身につく デザインのきほん
| 出版社 | ソーテック社 |
| 発売日 | 2024年5月27日 |
| ページ数 | 224ページ |
| 価格 | 1,980円 |
| Amazonの評価 | 4.7(51件) |
「センスが必要」という思い込みを外すところから入る本です。
2024年5月刊で、評価4.7と高めです。
- 「ノウハウの羅列ではなく、どんな場合にどう使えばよいのかが書かれています。何冊も入門書で挫折してきた自分に助かりました」
- 「デザインにはセンスが必要と思っていましたが、ポイントとコツを知識として押さえればセンスは身につく、という立場で書かれています」
- 「アプリケーションのテクニックではなく、なぜこのデザインが良いのかがリアルな視点で書かれています」
- 今回集めた範囲では見当たりませんでした
編集部から:評価は51件で4.7と高いのですが、今回読めた範囲では星3以下のレビューがありませんでした。
母数はまだ多くありません。
余白の取り方・要素の置き方で迷う
作ったものが窮屈に見える、間延びして見える。
その原因の多くは余白と配置です。
ここは良い例と悪い例を並べて見るのが早い領域です。
けっきょく、よはく。 余白を活かしたデザインレイアウトの本
| 出版社 | ソシム |
| 発売日 | 2018年7月20日 |
| ページ数 | 240ページ |
| 価格 | 2,200円 |
| Amazonの評価 | 4.4(1,038件) |
余白をテーマにしたシリーズの1冊目です。
NG例とOK例を見開きで比べる構成になっています。
- 「テーマごとにNG例とOK例があり、その解説が分かりやすいです。良い例と悪い例が比較で載っているので直感的に分かります」
- 「余白の取り方だけでなく、制作物のテーマ別の見せ方や色・フォントのサンプルも載っていて、すぐ参考にできます」
- 「ビジネス資料の作成にもそのまま効きます。具体例が豊富なので直感的に学べます」
- 「先輩役のキャラクターの発言が批判的で、読んでいて気分が落ち込むという声が複数あります」
- 「適切な余白とは何かが定量的に説明されていません。両端から幅の何割を空ける、といった説明がありません」
- 「タイトルは余白ですが、中身はフォントやカラーも含む普通のデザイン解説集に近いです」
編集部から:「新人が先輩に指摘される」という構成が全編を通してあります。
ここが合うかどうかで評価が分かれています。
あたらしい、あしらい。 あしらいに着目したデザインレイアウトの本
| 出版社 | ソシム |
| 発売日 | 2020年8月31日 |
| ページ数 | 240ページ |
| 価格 | 2,200円 |
| Amazonの評価 | 4.5(566件) |
同じシリーズの3冊目で、飾りの付け方(あしらい)に絞っています。
トレンドを短時間で確認する使い方に向いています。
- 「左ページにNG例、右ページにOK例があり、どこがどうだめで、どう改善すればよいかが論理的に書かれています。デザインを言語化できます」
- 「短納期の仕事でトレンドを調べる時間が惜しいとき、モニターの隣に置いてあんちょことして使えます」
- 「あしらいに特化した本は他になく、自分でアップデートしにくい領域を補えました」
- 「同じ著者のシリーズを読んでいると既視感が強く、作例が重なって見えます」
- 「OK例の作例が微妙なものがあります。日付のあしらいが凝りすぎて日付と認識できない、といった指摘が出ています」
- 「新人の吹き出しの文字色が薄く、読みづらい箇所があります」
レイアウト・デザインの教科書
| 出版社 | SBクリエイティブ |
| 発売日 | 2019年2月23日 |
| ページ数 | 184ページ |
| 価格 | 2,530円 |
| Amazonの評価 | 4.4(306件) |
こちらは作例集ではなく、レイアウトの理屈から入る本です。
基礎から実際の制作フローまで通しで扱っています。
- 「OK例とNG例に加えて、デザインの目的によってレイアウトが変わる点をしっかり説明しています。解説用のサンプルが実例で紹介されているのも良いです」
- 「レイアウトとは何かという基礎から始まり、実際にクライアントから注文を受けて制作する流れになっているので理解しやすいです」
- 「勘だけでは分からないレイアウトの基本と応用が論理的に解説されています。辞典的にも使えます」
- 「男性向け・女性向けという対立で説明しすぎる、という指摘が複数あります。書体が与える印象は他の尺度もあるはずです」
- 「レイアウトを平面から立体、色彩からフォントまで網羅しているぶん、ダイジェストの感は否めません」
編集部から:「男性的・女性的」という切り口への批判が星1と星2で出ています。
分類の仕方が気になる人は書店で確認してから買ってください。
配色が毎回同じになる
配色は、感覚で決めようとすると毎回同じところに落ち着きます。
数値ごと真似できる本を1冊持っておくと、手が止まる時間が減ります。
見てわかる、迷わず決まる配色アイデア 3色だけでセンスのいい色
| 出版社 | インプレス |
| 発売日 | 2020年6月12日 |
| ページ数 | 224ページ |
| 価格 | 1,980円 |
| Amazonの評価 | 4.5(1,473件) |
レビュー1,473件。
使う色を3色に絞る、という前提が明快な本です。
- 「3色と理想的なバランスが載っているので、配色に困ることがありません。RGBなどの具体的な数値が書かれていて、入れるだけで再現できます」
- 「伝えたいイメージから配色を決められるのが助かります。なんとなくこうしたい、でデザインが決まります」
- 「配色数を抑えて見栄えよく、というのが難しかったのですが、自分では思いつかない組み合わせや配分が参考になりました」
- 「CMYK前提なので、RGBだとまったく違う色が出ます。Webで使うときは注意が必要です」
- 「文字色と背景色のコントラスト比が低すぎる作例が多く、Webデザインでは参考にしにくいものがあります」
- 「色の基本を学ぶ部分は少なく、デザイン例のカタログに近いです」
編集部から:紙の印刷を前提にした本です。
Web用に使う場合は、コントラスト比を自分で確認してください。
COLOR DESIGN カラー別配色デザインブック
| 出版社 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2021年2月10日 |
| ページ数 | 272ページ |
| 価格 | 2,200円 |
| Amazonの評価 | 4.5(390件) |
色ごとに章が分かれていて、目次から引ける構成です。
急ぎの案件で開く使い方に向いています。
- 「色ごとに具体的なデザイン例が載っていて、イメージがつかみやすく、そのまま作業に活かせました」
- 「目次から色ごとに抽象的なイメージを選べるので、急ぎの案件で実用的です。掲載されているサンプルはレイアウトやあしらいの勉強にもなります」
- 「今っぽい色の組み合わせが多いです。配色系の本をいくつか読んできましたが、これが一番使いやすかったです」
- 「なぜその色同士を掛け合わせるのかの説明がありません」
- 「Kindleで読みましたが、この手の本は紙のほうがイメージが湧きやすかったと思います」
「悩まない」配色の基本 好きな色から考える
| 出版社 | 翔泳社 |
| 発売日 | 2023年11月7日 |
| ページ数 | 232ページ |
| 価格 | 2,200円 |
| Amazonの評価 | 4.4(69件) |
好きな色を主役に据えて組み立てる本です。
ほかの2冊とは考え方の入り口が違います。
- 「好きな色を主役にして配色を考えていく本です。ベースの色に対して配色パターンだけを変えた例が並ぶので、狙いたいイメージがつかめます」
- 「基本の13色それぞれについて、色のイメージ、似た色、組み合わせる色、使用例という構成です。使用例が分かりやすいです」
- 「商用デザインの配色がどう見やすくなるかが参考になります。パワーポイントの配色を検討するのにも使えました」
- 「配色というより、文字のフォントや配置が印象的なサンプルからカラーバリエーションを紹介している本でした」
- 「勉強になるかというと微妙で、こんなパターンもあるのか、という参考程度だと思います」
編集部から:冒頭に「本書の使い方」が数ページあります。
ここを読まずに使うと、ただの配色見本帳になってしまうという指摘がありました。
フォントを感覚で選んでいる
フォントは、変えるだけで印象が変わる代わりに、理由を説明しにくい要素でもあります。
ほんとに、フォント。 フォントを活かしたデザインレイアウトの本
| 出版社 | ソシム |
| 発売日 | 2019年2月20日 |
| ページ数 | 240ページ |
| 価格 | 2,200円 |
| Amazonの評価 | 4.5(498件) |
余白の本と同じシリーズで、フォントに寄せた1冊です。
- 「案件に対するフォントの種別がカテゴリー別に網羅されています。どういうフォントを使うべきかの判断がつきます」
- 「スクリプト体は多用しない、長文には使わない、フォントをビジュアル要素として考える、といった学びがありました」
- 「NG例とOK例が載っているので、フォントだけでなくデザインの基本も一緒に身につきます」
- 「フォント選びの参考に買いましたが、大部分はレイアウトの話です。余白や文字の大きさ、文字間の指摘が中心でした」
- 「BeforeとAfterでレイアウトまで変えているので、フォントを変えたことによる変化が分かりにくいです」
- 「OK例の作例が疑問に思うものがある、という指摘が複数あります」
編集部から:書名はフォントですが、内容はレイアウト全般に及びます。
フォントだけを深く知りたい人には物足りない可能性があります。
ふつうのデザイナーのためのタイポグラフィが上手くなる本
| 出版社 | 翔泳社 |
| 発売日 | 2023年7月5日 |
| ページ数 | 160ページ |
| 価格 | 2,420円 |
| Amazonの評価 | 4.3(63件) |
書体選びと文字組みを正面から扱う本です。
学校で教わらない範囲がまとまっています。
- 「書体選びや文字組みなど、学校で教えてくれない点が分かります。ポイントが丁寧に解説されています」
- 「文字組みに専門性が必要とされない、非デザイナーでも参考になる内容です。実務の例が多く、ダミー作例では学べないテクニックが豊富です」
- 「色も絵もほとんどなく、ごまかしのないページばかりで、美しいタイポグラフィとはこういうものかと気づかされました」
- 「本自体の文字が詰まっていて読みづらい、という指摘が複数あります。どう視線を動かせばいいか迷う、という声もありました」
- 「決まった構成で組まれていないので、読み進めるのがややつらいです」
- 「Adobe系など字間を調整できるソフトが前提です」
ロゴをつくることになった
ロゴは、作例を眺めるだけでは作れるようになりません。
考え方の本と、仕上げの本を分けて持つのが現実的です。
ロゴのつくりかたアイデア帖 “いい感じ”に仕上げる65の引き出し
| 出版社 | インプレス |
| 発売日 | 2020年3月16日 |
| ページ数 | 176ページ |
| 価格 | 1,780円 |
| Amazonの評価 | 4.4(763件) |
アイデアの引き出しを65個ぶん並べた本です。
発想に詰まったときに開きます。
- 「マークを考えるにあたって、簡単明瞭に構造的に説明されています。アイデアに行き詰まったときに助けてくれます」
- 「例がたくさん載っていて、流行の形も取り入れられています。ロゴ以外でも、画像に文字を入れるときに活用できました」
- 「ロゴ制作の全体像を、基礎から実践、プレゼンテーションまで一冊でカバーしています」
- 「デザインを勉強した人からすると、それはどうなのかと思う作例がいくつかあります」
- 「すでにデザインしてきた人には物足りません。シンプルなデザインが多く、作例がもう少しほしいところです」
- 「作成方法はまったく載っていません。Illustratorの操作は別の本が必要です」
編集部から:アイデアの引き出しを増やす本で、作り方の手順書ではありません。
ロゴデザインのコツ プロのクオリティに高めるための手法65
| 出版社 | ビー・エヌ・エヌ |
| 発売日 | 2023年4月19日 |
| ページ数 | 176ページ |
| 価格 | 2,200円 |
| Amazonの評価 | 4.5(118件) |
こちらは仕上げの本です。
パスの整え方など、自己流になりがちな部分まで踏み込んでいます。
- 「最後のブラッシュアップの部分をここまで細かく教えてくれる本は他にないと思います。Illustratorのパスをどう整えるかまで書かれています」
- 「ロゴ制作の基本、制作の技術、納品までのプロセスまで学べます。分かっていたようで分かっていなかったことが整理できました」
- 「65のポイントが見開き2ページずつに収まっているのに、物足りなさを感じません」
- 今回集めた範囲では見当たりませんでした
編集部から:評価は118件で4.5です。
今回読めた範囲では星3以下のレビューがありませんでした。
「ボツ案」から学ぶ ロゴデザイン
| 出版社 | 誠文堂新光社 |
| 発売日 | 2025年8月12日 |
| ページ数 | 192ページ |
| 価格 | 2,420円 |
| Amazonの評価 | 4.7(18件) |
採用案だけでなく、ボツ案とその理由を見せる本です。
2025年8月刊で、この記事の中で最も新しい1冊です。
- 「ボツになった案とその理由まで解説されているので、プロの思考がリアルに伝わってきます。完成品ではなくプロセスを見せてくれる本です」
- 「ロゴを作るときにそもそもどう考えたらよいのか、という初めに悩みがちな部分が丁寧なイラストと簡潔な文章で説明されています」
- 「ロゴを起点にブランディングがどう展開されるかも載っていて見応えがあります」
- 今回集めた範囲では見当たりませんでした
編集部から:2025年8月に出たばかりで評価は18件です。
星3以下は見当たりませんでしたが、長く使えるかの判断材料はまだ多くありません。
バナーや広告のクリック率を上げたい
バナーは面積が小さいぶん、判断の粗さがそのまま出ます。
良し悪しを見分ける本と、作り方の本で性格が違います。
思わずクリックしたくなる バナーデザインのきほん
| 出版社 | インプレス |
| 発売日 | 2022年2月9日 |
| ページ数 | 176ページ |
| 価格 | 1,980円 |
| Amazonの評価 | 4.5(806件) |
だめなバナーと直したバナーを見開きで並べる本です。
ソフトの操作は扱いません。
- 「バナーの悪い点と、改善後の良いバナーが見開きで載っているので視覚的にすぐ理解できます。だめな理由と良い理由が書かれています」
- 「デザインがあまり分からない人でも上達します。バナー制作で最初に買う本として向いています」
- 「基本的なことをしっかり押さえているので、右も左も分からない初心者には参考になります」
- 「知っていて当たり前のことばかり、という指摘があります。実務でお金をもらって制作している人には新しい発見は少ないです」
- 「実際の現場の作業工程は抜けています。これを真似しても仕事ができるようになるわけではありません」
- 「ABテストでどちらのクリック率が良かったか、といった実務の検証までは扱っていません」
編集部から:Photoshopの使い方は載っていません。
作り方ではなく、良し悪しの見分け方を学ぶ本です。
15分でOKに! バナーデザインはかどり事典 for Photoshop+Illustrator
| 出版社 | エムディエヌコーポレーション |
| 発売日 | 2023年10月20日 |
| ページ数 | 224ページ |
| 価格 | 2,640円 |
| Amazonの評価 | 4.0(20件) |
こちらは作り方の本で、PhotoshopとIllustratorの操作が中心です。
- 「パラパラとカタログのようにめくって、作りたいバナーを見つけたら書いてあるとおりに作るだけです。作り方も難しくありません」
- 「知らないテクニックの使い方が紹介されていて役に立ちました。オールカラーできれいです」
- 「煮詰まったときに使えるアイデア集です」
- 「作例のテイストが欧米向けのものが多く、日本市場には向かないものがあります」
- 「バナーというより、PhotoshopとIllustratorの加工テクニックをバナーで説明している本です」
- 「どちらのソフトを使った説明か不明な箇所が多すぎます」
編集部から:評価は20件で4.0です。
PhotoshopとIllustratorの操作が分かる前提の本です。
資料やスライドが読みにくいと言われる
ここはデザイナー以外の人に一番効く領域です。
3冊とも作例中心で、読み物ではありません。
伝わるデザインの基本 増補改訂3版 よい資料を作るためのレイアウトのルール
| 出版社 | 技術評論社 |
| 発売日 | 2021年4月16日 |
| ページ数 | 256ページ |
| 価格 | 2,178円 |
| Amazonの評価 | 4.5(350件) |
WordとPowerPointの設定まで書かれているので、そのまま手を動かせます。
増補改訂3版です。
- 「実例だけでなく、WordやPowerPointのどの設定をいじるとそうなるのかまで書かれているので再現性が高いです」
- 「文字の大きさや強調による構造化が役に立ちました。資料の脇に置いて都度直すと見た目がよくなります」
- 「難しいことを考えずに、普通に伝わるスライドを作りたい人に向いています」
- 「全体的に字が小さく、細い線のフォントを多用しているので読みづらいです。薄い色を使っている箇所はさらに読みにくいです」
- 「重要線が多すぎて、何が重要なのかがすぐに読み取れません」
- 「わりと当たり前のことが羅列されている印象です。パワーポイントを触ったことのない人が対象だと思います」
ビジネス資料のデザイン編集 資料作成の編集とデザインがわかる本
| 出版社 | ソシム |
| 発売日 | 2020年2月27日 |
| ページ数 | 208ページ |
| 価格 | 1,980円 |
| Amazonの評価 | 4.2(60件) |
社内資料を題材に、ビフォーアフターで直していく本です。
- 「よく見かける資料の悪い例を、良い例に改善する形で解説されています。ビフォーアフターが左右のページで比較できます」
- 「定型資料しか作ってこなかった人が、レイアウトを含めてどうすればよいか困ったときに役立ちます」
- 「会社の資料をデザインする・編集するという意識で作ってこなかったので、その考え方から教えてくれるのが良かったです」
- 「ビジネスというより、お店や販促用の資料が集まった本という印象で、想像と違いました」
- 「デザインが普通なので、おしゃれな海外風のプレゼン資料を想像していると残念に感じます」
とりあえず、素人っぽく見えないデザインのコツを教えてください!
| 出版社 | インプレス |
| 発売日 | 2022年1月19日 |
| ページ数 | 240ページ |
| 価格 | 1,980円 |
| Amazonの評価 | 4.6(439件) |
デザイン全般の基本を、真似できる形で集めた本です。
レビュー439件で4.6と高評価です。
- 「説明が簡潔ですぐ分かります。悪い例と良い例の対比の仕方が適切で、この手の本を4冊買った中で圧倒的に分かりやすかったです」
- 「基本の「き」をたくさん集めてくれている本です。デザインを最初から学びたい人に向いています」
- 「マネるだけのレイアウトパターンが重宝します。デザインが苦手でも真似すれば形になります」
- 「よく知られている内容がほとんどで、改めて読まなくても知っていました」
- 「デザインの本なのでデザインを多用した作りになっていて、彩度の関係で読みづらいと感じました」
デザインを人に頼む・決める側になった
自分で手を動かさない立場でも、何を伝えれば的確なものが上がってくるかは知っておく価値があります。
デザインディレクション・ブック
| 出版社 | マイナビ出版 |
| 発売日 | 2023年8月28日 |
| ページ数 | 264ページ |
| 価格 | 2,739円 |
| Amazonの評価 | 4.6(13件) |
発注する側・決める側のための本です。
開発ステップごとに何をすべきかが書かれています。
- 「感覚的にしか捉えられないブラックボックスだと思っていたデザインについて、順を追ってロジカルに説明してあります」
- 「ノンデザイナー向けに書かれていますが、デザイナーが読んでも学びが多いです。開発ステップごとに何をすべきかが具体的です」
- 「新人教育の教材として使えます。ページ右側に補足事項があり分かりやすいです」
- 「経験0〜1年半の人には良いですが、ベテランには不要だと思います」
編集部から:評価は13件と少なめです。
作る人ではなく、デザインを発注する・決める立場の人に向いた本です。
デザイン思考2.0 人生と仕事を変える「発想術」
| 出版社 | 小学館 |
| 発売日 | 2023年2月1日 |
| ページ数 | 208ページ |
| 価格 | 990円 |
| Amazonの評価 | 4.5(74件) |
新書です。
グラフィックの技術書ではなく、考え方を短時間で押さえる1冊として入れています。
- 「身近な企業の事例が豊富で、自分でもデザイン思考を使って何か考えようという気にさせてくれます」
- 「デザイン思考とイノベーションを、本源的な欲求を起点に分かりやすく説明しています。別々に語られがちな2つが整理できます」
- 「新書で価格も手頃です。イノベーション、日常業務、キャリアと多面的に触れられています」
- 「デザイン思考そのものはあまり深掘りされていません。内容はデザイン思考を行ううえでの発想術という感じです」
編集部から:新書です。
グラフィックデザインの技術書ではなく、考え方の本として読んでください。
買う前に確認しておきたいこと
- 出版年を見る。
デザインの原則は古びませんが、作例のトレンドは3年で古く見えます。
2016〜2020年の本は、考え方を読んで作例は参考程度にしてください。 - 紙かKindleかを決める。
今回のレビューでは、配色の本は紙、持ち歩くならKindle、という声が分かれました。
色を扱う本は紙のほうが失敗しにくいようです。 - 印刷向けかWeb向けかを確認する。
配色の本はCMYK前提のものがあり、そのままWebに持ち込むと色が変わります。 - 同じシリーズを何冊も買わない。
ingectar-eのシリーズは作例のテイストが近く、既視感が強いという指摘が出ています。
まず1冊試してください。 - レビューの件数を見る。
星4.7でも18件なら、まだ評価が定まっていないと考えたほうが安全です。
それと、本を読むだけでは手は動くようになりません。
1冊読み終える前に、作りたいものを1つ決めて手をつけてください。
レビューの扱いについて
「良い点」「気になる点」は、Amazonのカスタマーレビューを22冊で合計271件読んだうえで、編集部が内容をまとめ直したものです。
原文そのままの引用ではありません。
良い評価に偏らないよう、低評価だけを絞り込んだ一覧も併せて読んでいます。
実際に指摘があった点だけを載せています。
件数をそろえるために書き足してはいないため、気になる点が1点だけ、あるいは空欄の書籍もあります。
なお、配送や梱包の状態についてのレビューは書籍の評価ではないため除いています。
価格と評価は2026年9月8日にAmazonで確認したものです。
価格は変動するので、購入時の表示をご確認ください。
レビューは投稿した人の感想であり、書籍の内容を保証するものではありません。
記事内の商品リンクはAmazonアソシエイトのリンクです。
リンク経由で購入された場合、当サイトに紹介料が入ります。
紹介料の有無は掲載順や評価に影響していません。
Figmaのほかの操作は、まとめからご覧いただけます。

