Figmaのライブラリを修正したのに画面が変わらない場合は、共有元の公開、利用先の更新受け入れ、インスタンスの参照先と上書きを順に確認します。ライブラリを入れ子にしたことだけで、不具合が起きたとは判断できません。
どこまで更新が届いているか確認する
| 状況 | 確認する場所 |
|---|---|
| 共有元だけ新しく、利用先に更新が出ない | 変更の公開、公開対象の部品、参照するライブラリ |
| 更新通知はあるが画面が古い | 利用先の更新内容と受け入れ |
| 一部の文字や色だけ変わらない | インスタンスのオーバーライド |
| 部品を切り離した箇所だけ変わらない | メインとの参照が残っているか |
| 部品ライブラリは新しいが複合部品が古い | 中間のライブラリが更新を受け入れ、公開したか |
同じファイル内のメインとインスタンスの更新と、別ファイルから使うライブラリの更新を区別します。ライブラリの変更は、共有元で修正しただけでは利用先に公開されません。公式:ライブラリの公開と更新
1. 共有元で、対象の変更を公開したか確認する
対象のメインコンポーネントがあるファイルを開き、ライブラリの公開内容を確認します。変更した部品が公開対象に含まれているか、公開から非表示になっていないかも確認してください。
公開ボタンが使えない場合は、公開可能な変更があるか、コンポーネント・スタイル・変数があるかを確認します。Drafts内のファイルは公開前にフォルダーへ移す必要があります。ライブラリの利用にはプランや席、ファイルへのアクセス条件も関係するため、アセットとライブラリの基本手順を参照してください。
2. 利用先で、更新内容を確認して受け入れる
利用先のLibrariesに更新があるか確認します。現在の公式手順では、左側ナビゲーションの更新通知からライブラリを開き、Updatesで変更を確認します。現在のページだけを表示している場合は、全ページの更新表示も確認してください。
更新は変更内容を比較してから適用します。部品名だけでなく、文字・サイズ・色・配置への影響を確認し、必要な更新を受け入れてください。対象ファイルを更新するには編集権限が必要です。公式:ライブラリ更新の確認と受け入れ
3. A→B→画面の入れ子構成は、途中のファイルも確認する
次のような構成では、中間のBが古い部品を使ったままになっていないか確認します。
| ファイル | 役割 | 更新で確認すること |
|---|---|---|
| ライブラリA | ボタン・入力欄などの共通部品 | 対象部品を修正し、変更を公開する |
| ライブラリB | Aのインスタンスを使ったフォーム・カード | Aの更新を受け入れ、Bの変更があれば公開する |
| 画面デザイン | Bのインスタンスを配置した画面 | Bなどから届く必要な更新を受け入れる |
作業前にA・B・画面で同じ対象部品を探し、どの段階で古くなるかを比較します。Aは更新済み、Bは未更新なら、まずBを確認します。更新対象のないファイルを理由なく再公開する必要はありません。
変数のモードが途中のファイルで古い版を参照する場合もあります。モードに情報アイコンがある場合は、変数モードの競合と確認順を確認してください。
4. 更新済みでも変わらない箇所は、上書きと参照先を確認する
インスタンスの文字や色を個別に上書きしている場合は、元の変更と同じ結果になるとは限りません。必要な箇所のオーバーライドだけを確認し、共通の値に戻したい場合にリセットします。独自の文言まで一括で消さないよう、変更範囲を確認してください。オーバーライドとリセットの使い方
参照先のメインコンポーネントも確認します。見た目や名前が同じでも、コピーした別部品を使っている場合があります。切り離した部品は元のメインとの更新関係を失っています。
別の部品へ切り替える必要がある場合は、インスタンスの入れ替えを使います。ライブラリ更新を受け入れる操作と、参照先を変更する操作は区別してください。
更新漏れを減らす運用
共有元・中間ファイル・利用先の一覧と更新担当を決め、公開時の説明に変更理由と確認箇所を残します。小規模な案件では共通部品だけをライブラリにする構成も選べます。複合部品を共有する必要がある案件では、依存関係を維持したまま更新の受け渡しを管理してください。
更新前後の版、受け入れた変更、残すオーバーライドを控えておくと、途中で止まった更新と、意図した個別設定を区別できます。
よくある質問:Figmaのライブラリ更新が反映されないときのチェックリスト
ライブラリを修正したのに、画面が変わらないのは、なぜですか?
共有元の公開、利用先の更新受け入れ、インスタンスの参照先と上書きを、順に確認します。ライブラリを入れ子にしたことだけで、不具合が起きたとは判断できません。
共有元で修正すれば、利用先にも自動で反映されますか?
されません。ライブラリの変更は、共有元で修正しただけでは、利用先に公開されません。共有元で変更を公開し、利用先で更新内容を確認して受け入れる必要があります。
公開ボタンが使えないときは?
公開可能な変更があるか、コンポーネント・スタイル・変数があるかを確認します。Drafts内のファイルは、公開前にフォルダーへ移す必要があります。
A→B→画面のように、ライブラリが入れ子になっているときは?
中間のBが、古い部品を使ったままになっていないか確認します。Aは更新済み、Bは未更新なら、まずBを確認します。更新対象のないファイルを、理由なく再公開する必要はありません。
更新済みなのに、一部の文字や色だけ変わらないのは、なぜですか?
インスタンスの文字や色を個別に上書きしている場合は、元の変更と同じ結果になるとは限りません。必要な箇所のオーバーライドだけを確認し、共通の値に戻したい場合にリセットします。独自の文言まで一括で消さないよう、変更範囲を確認してください。
部品を切り離した箇所だけ変わらないときは?
切り離した部品は、元のメインとの更新関係を失っています。別の部品へ切り替える必要がある場合は、インスタンスの入れ替えを使います。ライブラリ更新を受け入れる操作と、参照先を変更する操作は区別してください。
