結論から書くと、FigmaのAIクレジットは、Figma Makeやエージェント、画像のAI機能を使うたびに減る「AI用の残高」です。
残りは、ファイルを開いて左上のメインメニューから「AIバランス」を選ぶと、残りのクレジット数とリセット日で確かめられます。
2026年11月1日の公式の料金ページでは、無料のスタータープランは1日150・月に最大500でした。
有料プランはフルシートが月3,000〜4,250、それ以外のシートが月500です。
無料プランで実際にエージェントに赤い正方形を1つ置かせたところ、6クレジット使い、残りは500から494になりました。
- 確認日:2026年11月1日(数字はすべてこの日の公式表示です。クレジットの量や消費量は変わることがあるので、使う前に公式の案内で確かめてください)
- 見たもの:公式の料金ページ(日本語版)、公式ヘルプのAIクレジットの仕組み・管理・制限の設定・更新FAQ(日本語版と英語版)
- 実機で確かめたこと:Figmaデスクトップアプリ126.10.13(日本語表示)、Windows 11 Pro、無料のスタータープランで、AIバランスとスターターハブの表示、エージェントに1回頼んだときの消費量
- 有料プランで確かめたこと(2026年11月2日):大学の教育プランのアカウントで、メインメニューの「AIバランス」の表示(AIは実行していません)
- 確かめていないこと:プロフェッショナル以上の有料プランの管理画面、追加クレジットの購入画面と単価、クレジットを使い切ったときの表示、Figma Makeや画像のAI機能の実際の消費量
最短の確認手順と早見表
残りを今すぐ知りたいときは、次の順番で見てください。
- 編集できるファイルを開く(閲覧シートの人はドラフトのファイルを開く)
- 左上のFigmaのアイコンを押して、メインメニューを開く
- 一番下のほうにある「AIバランス」にマウスを重ねる
- 「残りNクレジット」と、何日にリセットされるかを読む
| やりたいこと | まず試す | だめなときの次の一手 |
|---|---|---|
| 残りのクレジットを知りたい | メインメニューの「AIバランス」 | ファイルブラウザの「ご利用のプランと使用状況」→「使用状況」 |
| 1回で何クレジット使ったか知りたい | 結果の下のAIクレジットのアイコンにマウスを重ねる | 使う前と後でAIバランスの数を比べる |
| いつ戻るか知りたい | AIバランスの説明文のリセット日 | スターターハブのAIクレジットの「i」 |
| 足りない | 1日の上限なら翌日まで待つ | 有料プランなら管理者に追加を頼む。無料プランならプランを上げる |
| AIの機能が灰色で押せない | 残りが0でないかAIバランスで確かめる | 管理者がAIを止めていないか、プランで使える機能かを確かめる |
FigmaのAIクレジットとは
公式ヘルプ「AIクレジットの仕組み」では、AIクレジットはFigmaの中でAIの操作を実行するために使うもので、Figma Make、画像のAI編集、各製品のAIのワークフローなどが含まれると説明されています。
クレジットは1つの財布のように、AIの機能と製品のあいだで共有される仕組みです。
たとえばFigma Makeでたくさん使えば、その分だけFigma Designのエージェントで使える量も減ります。
公式の更新FAQでは、Figma Designのエージェントと、Weaveのツールが2026年10月6日にベータから正式版になり、この日からAIクレジットを使うようになったと案内されています。
同じヘルプには、クレジットはお金や価値の保存手段ではなく、換金もできず、FigmaのAI機能だけに使えるという注記もありました。
プランとシートごとの上限
1か月に使えるクレジットは、プランと、その人に付いているシートの種類で決まります。
| プラン | フルシート | Dev・コラボ・閲覧シート |
|---|---|---|
| スターター(無料) | 月500(1日150まで) | 月500(1日150まで) |
| プロフェッショナル | 月3,000 | 月500(閲覧は1日150まで) |
| ビジネス | 月3,500 | 月500(閲覧は1日150まで) |
| エンタープライズ | 月4,250 | 月500(閲覧は1日150まで) |
表は、2026年11月1日に見た公式の料金ページと、公式ヘルプ「AIクレジットの仕組み」の表です。
スタータープランの人と閲覧シートの人には、月の量とは別に1日150クレジットの上限があり、上限に達しても翌日にはまた使えると説明されています。
シートの種類と月額の違いは、Figmaの料金プランとシートの違いで詳しく扱いました。
教育プランと政府機関向けのプランは、付き方や買い方に別の条件があると公式ヘルプに書かれています。
教育プランの申請や条件は、Figma教育プランの申請方法にまとめています。
教育プランでのAIクレジット(このアカウントの表示)
2026年11月2日に、大学の教育プランのチームのファイルで、メインメニューの「AIバランス」にマウスを重ねました。
表示は「残り3,000クレジット」でした。
下の説明には、エデュケーションプランのシートに毎月3,000クレジットが付くことと、リセット日の12月1日が書いてあります。

無料のスタータープランで出ていた1日150の上限の説明は、この表示にはありません。
公式ヘルプ「AI credits on the Education plan」(英語)の説明と、画面の表示を並べると次のとおりです。
- 月の量:ヘルプは教育プランの人に毎月3,000、画面も3,000
- リセット:ヘルプは毎月リセットで繰り越しなし、画面はリセット日(12月1日)を表示
- 付き方:ヘルプは人ごとに付くと説明
- 追加の購入:教育プランで買えるかは、ヘルプに記載なし
ここに書いた3,000は、このアカウントでの表示です。
教育プランの管理者ページで見えたものは、Figmaの料金プランとシートの違いにまとめています。
リセット・繰り越し・譲渡のきまり
- クレジットは人ごとに付き、毎月自動でリセットされる
- 使わなかった分は翌月に繰り越されない
- ほかの人と分け合ったり、譲ったりはできない
- 複数のチームや組織に入っていても、クレジットは足し合わされず、プランごとに別々に数える
- AIの操作を取り消してファイルを元に戻しても、使ったクレジットは戻らない
いずれも公式ヘルプ「AIクレジットの仕組み」のよくある質問に書かれていた内容です。
11月1日に確認したこの機の無料アカウントでは、AIバランスに「シートのクレジットは12月1日にリセットされます」と表示されていました。
残りのクレジットを確認する方法
確認できる場所は、ファイルの中と、ファイルブラウザの2か所です。
ファイルのメインメニューの「AIバランス」
ファイルを開いて、左上のFigmaのアイコンを押すと、メインメニューが開きます。
一番下の近くにある「AIバランス」にマウスを重ねると、右に「残り494クレジット」のような数と、残りを表す横の線が出ました。
その下には「(チーム名)のチームの閲覧シートには、毎月500クレジットが付与されます。シートのクレジットは12月1日にリセットされます。」という説明が出ていました。
公式ヘルプも、残りの数とリセット日はメインメニューの「AIバランス」で見ると案内しています。

公式ヘルプには、閲覧シートの人はドラフトのファイルを選んで開くように、とも書かれています。
スターターハブの「使用状況」
無料のスタータープランでは、ファイルブラウザの左にある「内容を確認 ご利用のプランと使用状況」の右の矢印を押すと、「スターターハブ」の窓が開きました。
左の「使用状況」を選ぶと、AIクレジットが「6/500 月次」のように、使った数と月の上限で表示されました。
AIクレジットの横の「i」にマウスを重ねると、「12月1日をリセット」と出ました。

メインメニューは残りの数、スターターハブは使った数で表示されるので、読み違えないようにしてください。
教育プランのファイルブラウザには「ご利用のプランと使用状況」の項目が無く、スターターハブは開けませんでした。
1回で何クレジット使ったか
Figma Makeやエージェントのように、使う量が毎回変わる機能では、終わった結果の下にあるAIクレジットのアイコンにマウスを重ねると、その1回で使った量が出ると公式ヘルプに書かれています。
エージェントで試したときは、結果の下の星のようなアイコンに重ねると「6のAIクレジットを使用しました」と表示されました。

同じ並びの右端の「i」は「デバッグの詳細をコピー」なので、押さなくてかまいません。
管理者がチーム全体を見る場合
公式ヘルプ「AIクレジットを管理」によると、有料プランの管理者は、ファイルブラウザの「管理」タブの「AIクレジット」から、使っている人数、上限に達した人数、リセットまでの日数を見られます。
1人ずつの使用量は、「管理」→「メンバー」で人を選んだ横のパネルに出ると説明されています。
無料プランにはこの画面が無く、教育プランの管理者ページ(ユーザー・未割り当てのドラフト・設定)にも「AIクレジット」の欄は見当たりませんでした。
実際にエージェントを1回使って減った量
無料のスタータープランで、何も置いていない新しいドラフトを作り、左の「エージェント」の欄に「赤い正方形を1つだけ置いてください」と1回だけ頼みました。
エージェントは約18秒で、カンバスの中央に「赤い正方形」という名前の四角を1つ置きました。
| 見た場所 | 使う前 | 使った後 |
|---|---|---|
| AIバランス(残り) | 500クレジット | 494クレジット |
| 結果の下のアイコン | なし | 6のAIクレジットを使用しました |
| スターターハブ(使った数) | 0/500 月次(同じ日の前の作業で確認) | 6/500 月次 |
3つの表示は、どれも6クレジットで一致しました。
この6は、四角を1つ置くだけのごく小さな頼み方での結果で、公式ヘルプはエージェントの消費量は頼む内容や渡す情報の量で変わると説明しています。
なお、最初の1回は送った直後に停止のボタンを押してしまい「リクエストが中断されました」と出ましたが、そのときのAIバランスは500のままでした。
途中で止めたときの扱いは公式ヘルプに書かれていないので、この結果は今回の1回だけの観察です。
置かれた四角と練習のファイルは、確かめた後にごみ箱へ移しました。
何に何クレジット使うか
公式ヘルプの英語版には、2026年10月15日時点の消費量の表がありました。
日本語版の同じ記事は2026年8月25日時点の表で、エージェントやコードレイヤーの行がまだありませんでした。
量が決まっている機能
| 機能 | 1回あたりのクレジット |
|---|---|
| AI検索、レイヤー名の変更 | 無料 |
| 付箋の要約・クラスター化、ビジュアルの更新(FigJam) | 無料 |
| テンプレートと図の生成(FigJam) | 1回の指示で2〜24 |
| 背景を削除 | 画像1枚で1〜5 |
| 画像のベクター化 | 画像1枚で2〜5 |
| 解像度の向上、オブジェクトの削除・切り出し、画像の拡張 | 画像1枚で5〜10 |
| 画像の作成・編集 | モデルにより画像1枚で2・6・8・16 |
| インタラクションを追加 | 1回で20 |
| Figmaが出しているWeaveのツール | ツールにより1回13〜110 |
画像の作成と編集は、選ぶモデルで量が変わり、表ではChatGPT Images 2.0が2、Nano Banana 2が16など、4つのモデルが並んでいました。
量が毎回変わる機能(目安)
| 機能 | 頼む内容の例 | 公式の目安 |
|---|---|---|
| Figma Make | フォントの変更 | 約30以上 |
| Figma Make | 添付したデザインを動くようにする | 約75以上 |
| Figma Make | ゼロからアプリを作る | 約100以上 |
| Figma Designのエージェント | デザインのフォントを変える | 30以上 |
| Figma Designのエージェント | カンバスの内容を要約する | 100以上 |
| Figma Designのエージェント | スマホの購入画面を5枚作る | 300以上 |
| コードレイヤー | フレームからコードレイヤーを作る | 250以上 |
公式ヘルプは、こうした機能の量は使うモデル、頼む内容の複雑さ、添付・ライブラリ・チャットの履歴などの量で変わり、前もって正確な量は分からないと説明しています。
Figma Makeのプランモードは、計画を立てる段階と作る段階が別の操作で、それぞれにクレジットを使うとも書かれていました。
Figma Makeの使い方そのものは、Figma Makeの使い方で説明しています。
足りないときの追加の方法と料金
自分で買えるのは有料プランの管理者だけ
公式ヘルプ「AIクレジットを管理」は、追加のクレジットの購入を「有料プランで利用可能」「管理者のみ」としています。
プロフェッショナルプランではチームの管理者、ビジネスとエンタープライズでは組織の管理者が買えると、日本語版に書かれていました。
無料のスタータープランの人がもっと使いたいときは、プランを上げるのが道です。
有料プランでDev・コラボ・閲覧のシートの人は、月3,000以上が付くフルシートへのアップグレードを頼むこともできると案内されています。
追加の2つの買い方
| 買い方 | しくみ | 注意 |
|---|---|---|
| サブスクリプション | 毎月決まった量をプラン全体でまとめて買い、みんなで分けて使う | 毎月リセットされ繰り越しなし。プロフェッショナルは年払いでも月ごとの契約 |
| 従量課金 | 使った分だけ、管理者が決めた月の上限額まで次の請求に足される | 上限を下げても、その月に使った分は請求される |
公式ヘルプでは、使う順番はシートのクレジット、サブスクリプションのクレジット、従量課金の順で、両方を使えばサブスクリプションを使い切ってから従量課金に切り替わると説明されています。
ビジネスとエンタープライズのサブスクリプションは年契約にそろい、減らしたりやめたりできるのは更新前の30日だけとも書かれていました。
管理者は人ごとに、追加分を使えるか、月に何クレジットまでかを決められます(公式ヘルプ「AIクレジットの制限を設定する」)。
料金はどこで見るか
2026年11月1日の公式の料金ページには、追加のAIクレジットがアドオンとして載っていましたが、1クレジットあたりの金額は書かれていませんでした。
公式の更新FAQは、サブスクリプションと従量課金の現在の価格は、管理画面の「管理」→「AIクレジット」→「クレジットを追加」で見られると案内しています。
同じFAQでは、2026年8月25日から同じ価格で入る量が増え、プロフェッショナルは2倍、ビジネスとエンタープライズは1.6倍になったという説明でした。
サブスクリプションは、多く買うほど1クレジットあたりの価格が下がると公式ヘルプに書かれています。
この記事では無料プランで調べたため、管理画面の金額は確かめていません。
クレジットが尽きた・AIが使えないときの対処
クレジットを使い切った
公式ヘルプによると、使い切るとFigmaの中にお知らせが出て、それ以上のAIの操作はできなくなります。
追加を頼む選択肢が出ることがあり、頼むと管理者にメールとFigmaの中の通知が届く仕組みです。
管理者が上限を上げるか追加を買えばすぐに使えるようになり、そうでなければ次のリセット日まで待つことになります。
無料プランや閲覧シートで1日150に達した場合は、翌日になればその月の残りをまた使えます。
使い切ったときの実際の表示は、この記事では確かめていません。
AIの機能が灰色で押せない
公式ヘルプでは、次のような理由が挙げられていました。
- その月のクレジット(または管理者が決めた上限)を使い切っている
- 管理者が、追加分のクレジットを使えないように設定している
- 管理者が、プラン全体でAIの機能を止めている
- スタータープランで、有料プラン向けのAIの機能を使おうとしている
公式ヘルプ「Figma AIに関するFAQ」では、画像やテキストのAIツールは有料プランで使えると説明されています。
一方で、今回の無料のスタータープランでも、Figma Designのエージェントは使え、クレジットが減りました。
思ったより早く減る
同じチャットで続けて頼むと、それまでの履歴も毎回読み込まれるので、簡単な頼みごとでも量が増えることがあると公式ヘルプに書かれています。
話題が変わったら、エージェントの欄の上の「+」で新しいチャットを始めてください。
クレジットを無駄にしないコツ
- 頼む内容を1回で1つに絞り、関係の無い画面や大きなファイルを添付しない
- 選ぶ範囲を、作業するフレームやレイヤーだけにする
- 使い方の質問は、右下の「?」から開けるサポートのチャットに聞く(公式ヘルプでは無料と案内)
- Figma Makeのエラーは「Auto fix」などの修正ボタンで直す(公式ヘルプでは追加のクレジットを使わない)
- 大きな作業の前に、AIバランスで残りとリセット日を見ておく
最初の4つは、公式ヘルプのエージェントとFigma Makeの節約のコツの記事に書かれている内容です。
エージェントと外部のAIをつなぐ方法は、Figma MCPの設定方法で扱っています。
公式の案内どうしで違っていた所
2026年11月1日の料金ページのよくある質問には、「エージェントはベータ版の間、無料で利用できます」と書かれたままでした。
しかし公式ヘルプの更新FAQは、10月6日に正式版になりクレジットを使うようになったと案内しており、実際に今回の1回でも6クレジット減りました。
消費量の表も日本語版と英語版で日付が違うので、迷ったら更新日の新しい英語版のヘルプを見るのが確実です。
教育プランの扱いも、次のように食い違っていました。
- 日本語版の「Figma AIに関するFAQ」:エデュケーションプランではAI機能と設定が使えないという記述
- 英語版の教育プラン向けヘルプ:教育プランの人に毎月3,000クレジットが付く
- 大学の教育プランのこのアカウント:AIバランスに毎月3,000クレジットと表示(2026年11月2日)
まとめ
- AIクレジットは、Figma Make・エージェント・画像のAI機能などで共有して使う、月ごとのAI用の残高
- 残りはメインメニューの「AIバランス」、使った数は無料プランならスターターハブの「使用状況」で見られる
- 月の量は、スターター500(1日150まで)、フルシートで3,000〜4,250、それ以外のシートは500(2026年11月1日時点)
- 毎月リセットされ、繰り越し・譲渡・取り消しでの払い戻しはない
- 追加は有料プランの管理者が、サブスクリプションか従量課金で買い、単価は管理画面で見る
- 無料プランでエージェントに四角を1つ置かせると6クレジット使った
- 大学の教育プランのアカウントで見たAIバランスは、毎月3,000クレジットだった(2026年11月2日)
次の一歩は、今開いているファイルでメインメニューの「AIバランス」を見て、残りとリセット日を確かめてから、Figma Makeやエージェントにどこまで頼むかを決めることです。
月3,000以上が付くフルシートや教育プランを考えているなら、Figmaの料金プランとシートの違いとFigma教育プランの申請方法もあわせて読んでください。
参考:Figmaの料金ページ、AIクレジットの仕組み、How Figma AI credits work、AIクレジットを管理、Set AI credit limits、AI credit updates FAQ、Figma AIに関するFAQ、Best practices for optimizing AI credits with the Figma agent、AI credits on the Education plan(11月2日に確認。ほかは2026年11月1日に確認)
