Figmaで文字や線を含めてオブジェクト全体を比例拡大するには、KでScale(スケール)ツールに切り替えます。画面上で大きく見たいだけならズーム、フレームの幅・高さを変更したいならリサイズを使います。
| 目的 | 操作 | 変わるもの |
|---|---|---|
| 見やすい表示倍率にする | ズーム | 表示倍率。デザインの寸法は変わらない |
| フレームの幅・高さを変える | W・Hや通常のハンドルでリサイズ | フレーム寸法。子要素は制約やレイアウト設定に従う |
| 文字や線を含めて比例拡大する | KのScaleツール | 対象と内部要素の大きさ |
表示だけを拡大するズーム
右サイドバーの倍率メニューで、表示するパーセントを選びます。Shift + 1はページ全体、Shift + 2は選択対象を表示範囲に収める操作です。マウスホイールの場合はWindowsのCtrl、MacのCommandを押しながらスクロールします。ズーム操作の公式説明
表示倍率を200%にしても、幅100のフレームは幅100のままです。大きなPNGが必要な場合は画像書き出しの倍率設定を使います。
フレームだけをリサイズする場合
フレームのW・Hやハンドルを変更しても、文字サイズまで一律に同じ倍率になるとは限りません。Constraints(制約)やオートレイアウトの設定に応じて、内部要素の位置や幅が変わります。フレームのリサイズ仕様

画面幅が変わったときの配置を作りたい場合は、比例拡大だけで済ませずオートレイアウトのサイズ設定を確認します。
Kで文字・線をまとめて拡大縮小する
- Kを押すか、ツールバーの移動ツールのメニューからScaleを選びます。
- 拡大したいフレームやグループを選択します。
- ハンドルをドラッグするか、右サイドバーのScale欄に倍率を入力します。
- 仕上がりの寸法・文字・線の太さを確認し、Vで移動ツールへ戻ります。
幅または高さを数値指定すると、もう一方も比率を保って変化します。内部レイヤーの制約は比例拡大時に無視され、ぼかしや線も拡大されます。ロックされたレイヤーやコンポーネントのインスタンス内にあるレイヤーには制限があります。Scaleの対象と操作手順



掲載画像は2024年4月のUIです。現行のScaleパネルでも、倍率・幅高さ・アンカーを指定する考え方は共通です。
アンカーと端数の確認
アンカーは拡大中に固定する位置です。中央なら中心を基準に、左上なら左上を固定して右下方向へ拡大します。アンカーの公式説明
倍率を数値入力しても、端数を必ず避けられるわけではありません。13の文字を1.5倍にすると19.5、幅101を1.5倍にすると151.5になります。倍率を決めた後で、必要な文字サイズや寸法を確認します。
文字だけを大きくする場合はTypographyのFont sizeを変更します。Figma公式も、Scaleによる文字の拡大では小数の文字サイズや寸法が生じるため、文字サイズだけの調整にはFont sizeを案内しています。テキストのサイズとScale
