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Figmaの個人アクセストークンの取得方法|スコープ・期限・401/403/429の確認

Figmaの個人アクセストークンは、アカウントのSettings → Securityから生成します。

Figmaの個人アクセストークン(PAT)は、作成したユーザーの権限でREST API(外部プログラムからFigmaの情報を取得・操作する仕組み)を使う認証情報です。

ファイルの構造を取得する個人スクリプトなどに使います。

取得後は、必要なスコープ(許可する操作の範囲)、対象ファイルへのアクセス、有効期限をそれぞれ確認してください。

Figma公式MCPサーバーは独自のOAuth認証を使います。

REST API用PATの作成・スコープ設定と、公式MCPの接続手順や利用制限を混同しないようにします。

公式のスコープとMCPの説明

2026年10月25日にFigma REST API v1の公式資料を確認しました。

設定画面の再操作や実トークンでのAPI接続は、今回行っていません。

目次

個人アクセストークンを取得する手順

  1. Figmaにログインし、ファイルブラウザーのアカウントメニューを開きます。
  2. Settings(設定)からSecurity(セキュリティ)を選びます。
  3. Personal access tokensのGenerate new tokenを選びます。
  4. 用途を識別できる名前、有効期限、必要なスコープを設定します。
  5. Generate tokenで生成し、表示された値を安全な保存先へコピーします。

生成した値はその場でしかコピーできません。

画面を離れた後に値を再確認することはできず、紛失した場合は新しいトークンが必要です。

利用をやめた連携のトークンは同じSecurity画面から失効させます。

Figma公式のPAT手順

次の画像は2026年1月の設定画面です。

Security内のPersonal access tokensの位置を示す参考で、生成後のトークン表示画面ではありません。

2026年1月のFigma Security設定。個人アクセストークンの設定位置。
2026年1月の旧画面・旧版の参考画像。現在のUIや改稿コードの実行結果とは区別してください。

有効期限は生成画面に表示される選択肢から、運用に必要な期間を選びます。

固定の最大日数を前提にせず、生成したトークンの期限と更新日を記録してください。

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ファイル内容の取得に必要なスコープ

GETでファイル構造を取得する例では、file_content:readを選びます。

用途の異なる権限を一括で付ける前に、呼び出すエンドポイントのRequired scopesを確認します。

用途主なスコープ確認点
ノード・ファイル内容、レンダリング画像file_content:read対象ファイルにアクセスできること
ファイルのメタ情報file_metadata:read内容取得とは別の権限
コメントの参照/投稿・削除file_comments:read/file_comments:write書き込みは必要なときだけ
バージョン履歴file_versions:read履歴を読む処理で使用
公開コンポーネント・スタイルlibrary_assets:read/library_content:read/team_library_content:read個別・ファイル・チームの取得先で選択
フォルダーと所属ファイルfolders:read旧projects:readからの移行先
開発リソースfile_dev_resources:read/file_dev_resources:write参照と変更を区別
Webhookwebhooks:read/webhooks:write登録や変更には書き込み権限
Variables REST APIfile_variables:read/file_variables:writeEnterpriseなどエンドポイント側の条件も確認

スコープはエンドポイントへのアクセスを指定するものです。

ファイル所有者や組織が設定した権限を超えることはできません。

また、PATのスコープを選んでも「この1ファイルだけ」という制限にはなりません。

信頼できる連携に用途ごとのトークンを渡してください。

スコープ一覧、PATの管理

次の画像は2026年1月のスコープ選択画面です。

現在の項目名は公式一覧と生成画面で確認します。

個人アクセストークンの作成時に必要なスコープを選択する設定画面。
2026年1月の旧画面・旧版の参考画像。現在のUIや改稿コードの実行結果とは区別してください。

Node.jsからファイル内容を取得する例

以下はサーバー側・ローカル実行用の例です。

Node.js 24系と、対象ファイルを開けるFigmaアカウントを前提にします。

環境変数FIGMA_TOKENにPAT、FIGMA_FILE_KEYに対象ファイルのキーを設定して実行します。

FigmaのURLがhttps://www.figma.com/design/abc123/名前なら、ファイルキーはabc123です。

公開WebページのJavaScriptにPATを埋め込むと、閲覧者が取得できてしまいます。

トークンを扱う処理をサーバー側に置き、ログにも値を出力しないでください。

次のコードをUTF-8のテキストファイルとして、figma-file.cjsという名前で保存します。

async function main() {
  const token = process.env.FIGMA_TOKEN;
  const fileKey = process.env.FIGMA_FILE_KEY;
  if (!token || !fileKey) {
    throw new Error('FIGMA_TOKENとFIGMA_FILE_KEYを設定してください');
  }
  const url = 'https://api.figma.com/v1/files/' + encodeURIComponent(fileKey);
  const response = await fetch(url, {
    headers: { 'X-Figma-Token': token }
  });
  if (!response.ok) {
    const retry = response.headers.get('Retry-After');
    throw new Error('Figma API HTTP ' + response.status +
      (retry ? ' / Retry-After: ' + retry + '秒' : ''));
  }
  const data = await response.json();
  console.log('ファイル名:', data.name);
}
main().catch(error => {
  console.error(error.message);
  process.exitCode = 1;
});

同じフォルダーに.envを作り、次の2つの値を自分のPATとファイルキーに置き換えます。

FIGMA_TOKEN=ここを自分のPATに置き換える
FIGMA_FILE_KEY=ここを対象ファイルのキーに置き換える

.envには認証値が入るため、自分だけが読める場所に保存し、公開リポジトリや共有フォルダーへ含めないでください。

ターミナルで保存先フォルダーを開き、次のコマンドを1回実行します。

node --env-file=.env figma-file.cjs

成功時はファイル名:の後に対象の名前が表示されるので、Figmaで開いたファイルと照合します。

このコードはファイル内容を取得しますが、表示するのは名前だけで、Figma上の内容は変更しません。

--env-fileはファイルから環境変数を読み込むNode.jsのオプションです。

同名の環境変数を既に設定している場合は、そちらが優先されます(Node.js公式の説明)。

実行環境が古い場合は、標準のfetchと--env-fileに対応するNode.jsへ更新してください。

2026年10月25日にWindowsのNode.js 24.15.0で、通信先を模擬応答に置き換えて6ケースを確認しました。

成功、401・403・429、環境変数の優先順、設定不足の処理を確認したもので、Figmaへの接続試験ではありません。

認証ヘッダーはX-Figma-Tokenです。

この例は取得方法を示すコードで、実トークンを発行してFigma APIへ接続した結果ではありません。

認証方法、ファイル取得の仕様

401・403・429のエラーが返るときの対処

状況確認する内容
401など認証に関する失敗期限・失効・コピーの欠落・ヘッダー名
403などアクセスに関する失敗Required scopes、同じユーザーのファイル権限、プランや組織の条件
404など対象が見つからない失敗URLから抜いたファイルキーと参照先
429Retry-Afterに従って待つ。連続再試行を止める

レスポンスの内容も併せて確認し、番号だけで原因を一つに決めないようにします。

REST APIの制限はユーザーの席(利用権限の区分)、エンドポイントのTier(制限の区分)、取得対象が属するプランによって変わります。

自分が有料席でも、取得するファイル側のプランの制限が適用される場合があります。

REST APIのレート制限

再試行の前に、発生日時・HTTP番号・使ったエンドポイントと変更箇所を控えてください。

トークンの値や認証ヘッダーの中身を、相談用の記録へ貼り付ける必要はありません。

設定不足で止まった場合は、保存したファイル名と実行フォルダーを先に確認します。

ファイルを開けない場合は、同じアカウントで対象を閲覧できるか確かめてからスコープを見直しましょう。

期限・権限・ファイルキーを一度に変えると、どの変更で直ったか分からなくなります。

一つ直すごとに取得先と結果を照合し、同じエラーなら次の確認へ進んでください。

429はトークンの再発行で解消する前提にしません。

PATのレート制限はユーザーとプラン単位で数えると、公式資料に記載されています。

2026年10月28日に同資料を確認したうえで、連続実行を止める手順を案内しています。

トークンの更新・失効と関連する記事

用途と利用先を記録し、期限前に新しいトークンへ切り替えます。

新しい値を連携先へ設定し、対象ファイルの取得を確認してから旧トークンを失効させます。

不要な連携や身に覚えのない利用がある場合は、Securityの一覧で対象トークンを選び、Revoke accessで失効させます。

公開リポジトリや画面写真へ値を載せない運用も必要です。

REST APIとPlugin APIの選択は取得できる情報の比較で、GASへの設定例はスプレッドシート出力で解説しています。

既存のコード資料はGitHubにもあります。

認証値の管理はこの記事の環境変数方式を基準にしてください。

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まとめ:取得先と権限を確認してから連携する

まず用途に必要なスコープと期限を決め、取得したファイル名が意図したものか照合してください。

トークンを更新する通常の手順と、漏えいが疑われるときの即時失効は分けて考えましょう。

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