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【Spine】動くちびキャラ作成!SDイラスト作成からインポートまでを解説

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Spineで動くキャラを作る場合、イラスト立ち絵よりSDイラストのちびキャラを動かす場合の方が業界的には圧倒的に多いです。

すいみん

ゲームでちびキャラを動かすならSpineですよね

そこで実際にSDイラスト作成してSpineにインポートしてみたので、使って感じたことや注意点などを解説していきます。

海外でフリーランスをしているテクニカルアーティスト
ゲーム開発・映像制作・WEB制作等を請け負っています。
当ブログは作業効率化のための技術ブログです。

目次

IllustratorでのSDイラスト作成と作画ポイント

Spine用にイラストレーターを用いて、解像度に依存しないベクトルデータでイラストを作成します。

IllustratorでSDイラスト作成画

お好みのバランスで、ひたすらパスを引くだけです。

土曜に午前中にぱぱっと作成してます。

作画ポイント1「関節部分は円を意識して作る」

関節部分は円を意識して作る

回転して動いた時に、関節部分を円にしておくときれいに曲がります。

作画ポイント2「関節部分の線はクリッピングマスクで消す」

すべてのパーツに線を加えてみたのですが、関節部分の線は邪魔なのでマスクで消してます。

腕の関節部分の線はクリッピングマスクで消す(Before)
関節部分の線はクリッピングマスクで消す(After)

作画ポイント3「パーツ分割」

動かしそうなところはバラバラにしてます。また目口眉は1つにまとめてます。

パーツ分割

IllustratorからへのPhotoshopへの書き出し

IllustratorからSpineへの書き出しもできるのですが、ピクセル変換して解像度や色味など微調整したいので、Photoshopへ移行する為にPSDデータに変換します。

STEP
レイヤーの整理
  • ・非表示のレイヤーは格納されないので、必要なパーツは表示をONに。
  • ・背景レイヤーを作成しておくとそのサイズのカンバスサイズになります。
STEP
PSD書き出し設定
  • ・ファイル>書き出し>書き出し形式
  • ・レイヤーを保持にチェック(※カラーモードはCMYKにする必要)
STEP
Photoshopで開く

PSDを開いて確認しましょう。

セットアップ方法に応じて、「腕」や「足」のパーツの状態を変化させる

関節の曲げ方によって書き出す画像を分けるかまたは統合します。

  • 骨を入れるだけでそのまま関節を曲げる場合は関節ごとにパーツを分けておきましょう。

➔ 腕や足は「手」「二の腕」「上腕」の3パーツに分ける

  • 画像をメッシュ化してウェイト調整にて腕を曲げる場合は腕の素材は、一枚絵に統合しておきましょう。

➔ 腕や足は「手」「二の腕」「上腕」の3パーツに分けず、一枚に統合する

パーツに分けず、一枚に統合する

PhotoshopからSpineへの書き出し

Photoshopでデータを整えて、Spineへの書き出しをします。

STEP
データの整理
  1. カラーモードをRGBに変更(※CMYKだとPNG保存できない)
  2. カンバスのサイズを1024×1024pxに変更
  3. ルーラーの位置(0,0 )を足元に変更 ※原点のアタリのガイドは必ず残しておきましょう!
  4. レイヤー名の階層順と名前の確認(日本語NG)
  5. bgは背景レイヤーに変換(レイヤー>新規>レイヤーから背景へ)

※レイヤー名の左右は「L」「R」ではなく、手前を「Outer」、奥側は「Inner」としています。

STEP
書き出しスクリプトの起動

Photoshopの上部メニューからファイル>スクリプト>PhotoshopToSpine

STEP
書き出しスクリプトの設定と書き出し
  1. 背景レイヤーを無視するにチェック
  2. 余白をトリミングするにチェック
  3. 倍率指定を50%に(512x512pxにする)

OKボタンを押して書き出します。

同名のレイヤーがあると書き出し時、警告&error.txtに出力されます。

STEP
Spineにインポートして確認

Spineを起動して、Spineアイコン>データインポートから出力したJSONを選択して読み込みます。

Spine SDイラスト制作まとめ

本記事は「動くちびキャラ作成!SDイラスト作成からインポートまでを解説」について書きました。

Spineで動くちびキャラをつくるために、Illustratorで描くことで微調整しやすい作画にしています、

さらにPhotoshopに移行することでコンバートツールを使ってのSpineへインポートしやすくしているのがポイントです。

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