本記事では2021年9月9日に新型を開始したAcepen AP1060の最新のペンタブレット、Acepen AP1060をレビューいたします。
発売されてすぐに品切れした人気ペンタブです!
Acepen AP1060は無線機能もないし、ペン置き(代わりにタブレット横にホルダーが付いてます。)もない簡素なペンタブですが、その代わり6000円を切る価格ながら、ペンタブとしての機能は使いやすいペンタブでした。
初めて板のペンタブを買う方におすすめしたいです!コスパ最強です。
Acepen AP1060の外観と付属品
まずメーカーや商品の外観、付属品について解説します。
メーカーのACEPEN(エースペン)とは
ACEPEN(エースペン)とは中国の深セン市のペンタブレット、液晶ペンタブレットのメーカーです。
深セン市にはXP-PENやHUIONといったメーカーもあるので盛り上がりを感じますね。
今、中国のペンタブレット企業は良いメーカーさんが増えていて、半値の価格で高性能であることから、Wacomを脅かすほどの成長を見せています。
- Huion(フイオン)
- XP-Pen
- Parblo(パブロ)
- UGEE(ユージー)
- Yiynova(ユーノバ)
外観について
さっそくAcepen AP1060について解説します。
まず箱のデザインはAcepen特有のいつものグラフィティですね。
箱の中身を並べてみました。
中身は下記の7点です。
- スタイラスペン
- ペンタブレット
- 日本語取扱説明書
- 変換器(OTGアダプタ、Micro、USB-C)
- 替え芯(×8本)
- 芯抜き
- USBケーブル(TypeA-TypeB)
- 二本指グローブ
二本指グローブ
薬指と小指に手袋を通します。
手油が気になる人はつけておくとクリーニングできます。
※画像は別のペンタブですが、使い方・材質は一緒です。
ペンタブレット
Acepen AP1060の緑のタグはペン差しにもなります。
左側に2つの組みのボタンが4つついています(合計8つのボタン)
ペンタブは重さは678gです。大きさの割に軽いです。
ケーブルは左側から接続できます。
そして板部分の質感です。すこしざらついていて、つるつるはすべりません。
描くと微妙な抵抗があり、非常に描きやすいです。
替え芯
ペン入れはありません。
8本の替え芯と芯抜き(ニブクリップ)があるのみです。
変換器(OTGアダプタ)
Acepen AP1060は有線でつないで使います。
PCはもとより、タブレットや携帯でも使用できますので、そのための変換器も付属しています。
- MicroUSB
- USB-C
日本語取扱説明書
困ったら説明書を見ましょう。日本語で書かれていています。
Acepen AP1060のスペックと特長
基本スペック
Acepen AP1060のスペックをすべて表にまとめました。
項目 | スペック |
---|---|
メーカー | Acepen |
価格 | 6,380円(Amazon) |
サイズ(梱包) | 37.7 x 25.8 x 5.5 cm |
作業範囲 | 25.4×15.24cm |
重さ | 678g |
対応OS | windows7以上、Mac OSX 10.11以上、Android6.0以上に対応 |
解像度 | 5080 LPI |
反応速度 | 266 PPS |
筆圧感知 | 8192レベル |
傾き検知 | ±60 |
ペン反応高さ | 1cm |
エクスプレスキーの数 | 8個 |
保証期間 | 2年間保証提供 |
特長
Acepen AP1060の特長を紹介します。
メリットを3つにまとめてみました。
- 安価なのに数万するWacomと同等の書き心地
- 少しざらついていてい、描き心地の良い板
- Adobeのソフトにも対応している8つのファンクションキー
デメリットは下記の3つです。
- 無線機能がない
- スタイラスペンの重みが無い(個人的な好みです)
- ペン置きを付属していない(ペンタブの横にホルダーがあり)
Acepen AP1060 は性能は最高レベルなのに、安いのが魅力です。
無駄なものがないのも特長です。
Acepen AP1060のドライバーと設定について
ドライバーのインストール
公式サイトからAP 1060-Pと検索してドライバーをダウンロードしましょう。
Pen-Tablet-Driver_xxxx.acepenのZIPを解凍して、ドライバーをインストールします。
ドライバーをインストールしたら、Windowsならタスクトレイにソフトがあります。
開いてみましょう。
まずペンの設定です。グリップ部分のボタン設定をしましょう。
マッピングの設定です。
ストロークではなく、手首で描く人は操作エリアを狭くするとよいでしょう。
最後に8つのファンクションキー設定です。
すきなショートカットを設定しましょう。
初期設定は下記のように設定されています。
また右上の歯車アイコンからはドライバーの更新もできます。
使ってみての感想
クリスタで落書きしてみました。
筆圧感知も十二分に感知してくれます。
スタイラスペンが少し軽い感じでしたが、描き心地は高級ペンタブをそん色ないかんじでした。
Acepen AP1060のレビューまとめ
本記事では「Acepen AP1060レビュー│6000円を切るコスパ最強のペンタブレット」について書きました。
無線を使わない有線(バッテリフリー)タイプが好みなので、この安くて使いやすいペンタブは非常に好印象でした。
個人的には1点だけ注意してほしいことがあります。
- USB接続時に電力が必要(セルフパワー以外のUSBハブ経由だと、電力が足りずたまにフリーズすることも)
ただし上記以外、特に使い勝手は申し分ないので、初めて板タブレットを使ってみたい方に是非おすすめしたいペンタブです。