アプリ内(100MB)以内で、どの程度の尺の動画を入れることができるか検証してみました。
目次
AVI(非圧縮)動画サイズ
検証用のオリジナル動画
解像度は1280×720pixelです。
尺 | 30s | 60s | 90s |
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容量 | 2.32GB | 4.63GB | 6.96GB |
AfterEffectsでエンコード(MP4・H264)した動画サイズ
まずはAEでエンコードテスト
H.264 品質別サイズ
30秒の動画をMP4(H264)で圧縮
品質 | 0 | 50 | 100 |
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容量 | 24.4MB | 87.5MB | 377MB |
画質 | 汚い | ぎりぎり | 綺麗 |
H.264 尺別サイズ
さらに細かく品質を試して、ぎりぎりの画質と判断した品質40にして、エンコードしてみました。
尺 | 30s | 60s | 90s |
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容量 | 65.7MB | 105MB | 281MB |
まとめ
結果、AEでのエンコードは画質も悪く、容量をぎりぎり抑えてもアプリ内(100MB)に入れるには30秒程度になる。
AviUtlでエンコード(MP4・H264)した動画サイズ
調べてみて、h.264で細かくチューニングできて、高画質・低容量にエンコードにできる
AviUtl(+プラグイン x264guiEx)を導入してみました
H.264 尺別サイズ
プロファイルはyoutube設定です。
尺 | 30s | 60s | 90s |
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容量 | 8.58MB | 17.1MB | 25.7MB |
まとめ
画質もきれいなままで、AEでエンコードした時よりサイズもかなり小さくなっています。
これであれば、尺が90秒でもアプリ内に動画入れることが可能。
※ただしこのソフトは動画によってはプロファイル設定によって画像がおかしくなる可能性があるので、
その場合はいくつか試す必要があります。
ビルド後の動画サイズ
ビルドしたら圧縮されて、さらに容量が減るのではと思いましたのでテスト
Android(mono) | 30s | 60s | 90s |
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容量 | 8MB | 17MB | 25MB |
iOS (il2cpp) | 30s | 60s | 90s |
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容量 | 9MB | 18MB | 26MB |
まとめ
ほとんど変わらず。動画のサイズのままと考えた方がよさそうです。
総まとめ
エンコードの方法しだいで、想像以上に容量が減ることがわかりました。
こだわればアプリ内(100MB以内)でも数分の動画を入れることができそうです。