メニュー

Googleスライド│スライドの中身を英語に翻訳する方法

海外にいる場合、日本語で作成したプレゼンテーションの資料を見せる場合に英語に翻訳する必要があります。

全てのスライドをいちいち翻訳ツールで翻訳したテキストに差し替えるのは面倒なので、

スクリプト(GAS)を使って、スライドの中身を英語に翻訳してみました。

そのやり方を紹介します。

海外でフリーランスをしているテクニカルアーティスト
ゲーム開発・映像制作・WEB制作等を請け負っています。
当ブログは作業効率化のための技術ブログです。

目次

Googleスライドでスライドの中身を英語に翻訳する方法

やり方は簡単です。

順を追って真似してみてください。

スライドの用意

まずは翻訳したいGoogleスライドを用意します。

オリジナルに上書きされるのでコピーを取ってから作業をしましょう。

ついでにスライドのURLもメモしておきましょう。

https://docs.google.com/presentation/d/スライドのID/

スクリプト(GAS)の実行

下記のリンクからGoogle App Scriptにアクセスします。

https://script.google.com/home/start

下記のコードを挿入します。

スライドIDの部分は先ほどのメモの部分からコピペしましょう、

const SLIDE_ID = "スライドID";

function translateSlides() {
  const presentation = SlidesApp.openById(SLIDE_ID);
  const slides = presentation.getSlides();
  
  slides.forEach(translateSlide);
}

function translateSlide(slide) {
  const pageElements = slide.getPageElements();
  
  pageElements.forEach(function(pageElement) {
    if (isTextShape(pageElement)) {
      translateShapeText(pageElement.asShape());
    }
  });
}

function isTextShape(pageElement) {
  return pageElement.getPageElementType() === SlidesApp.PageElementType.SHAPE &&
         pageElement.asShape().getText().asString() !== "";
}

function translateShapeText(shape) {
  const textRange = shape.getText();
  const textBefore = textRange.asString();
  const textAfter = LanguageApp.translate(textBefore, "ja", "en");
  
  textRange.setText(textAfter);
}

あとは実行ボタンを押すだけです。

実行完了という表示が出たら成功です。

確認

サイドにスライドを開いて確認しましょう。

全てのスライドが英語化されていました。

まとめ

Googleドキュメントには英訳する機能がついているのですが、Googleスライドにはなぜかその機能がありません。

ということでGASを使って翻訳してあげると便利だと思います。

最後に確認して、どうしてもおかしいと思ったところは手動で直してしてあげるとより良くなると思います。

気になった方はぜひ試してみてください。

全記事一覧

  • URLをコピーしました!
目次