携帯アプリのアナリティクスをたまに見るのですが、ちゃんと時間別の状態を把握して見ないと意味ないなーということで、アナリティクスのデータを時間別にSlackへ通知させてみました。
目次
スプレッドシートからアナリティクスのデータを取得
- 新規でスプレッドシートを作成
- アドオン>アドオンの取得から「Google Analytics」を選択し、「+無料」ボタンを押して連携
- アドオン>Google Analytics > Create new reportを選択
右からメニューがでてくるので欲しいアナリティクスのデータを選択
- アドオン>Google Analytics > Report Configurationを選択でレポートが集計できます。
- Report Configurationというシートで取得日時が設定できるので
Start Date 30daysAgo
End Date =TODAY()
のように最新のデータも取れるように設定します。
- 最後にアドオン>Google Analytics > schedule reportsを選択、「every hour」にして毎時間更新するようにします。※時間のずれがあるので計算して実行しましょう。私の場合、24分頃に開始すると、丁度00時にレポートが更新されました^^;
GASを使ってアナリティクスのデータをSlackへ転送
Google App Script(GAS)を作成します。https://script.google.com/home
- まずリソース>ライブラリから下記のキーを入力してSlackAppを導入しておきます。
M3W5Ut3Q39AaIwLquryEPMwV62A3znfOO
で検索。詳しくはこちら
- 次にスクリプトを新規作成。コードは下記を参照。★の部分を埋めていきます。
- Slackのトークンは下記のURLから取得
Legacy custom integrations tokens
Create legacy tokens for use in ad-hoc tests against your own workspace. We recommend using a Slack app instead.
★を埋め終わったらgetAnalyticsを実行して、Slackに投稿されるかテスト
特定の時間にデータを収集する
時計アイコンをおして、トリガーを作成します。
詳しくは下記を参照
GAS│指定時間に定型のGmailを予約送信する方法
特定の時間にメールで日報を送ることになり、はじめはChrome拡張機能の予約投稿で送っていたのですが、 毎回、定型文コピーして作ることすら面倒になったのでGAS(Google…
夜中の5時にSetTrigger1~SetTrigger6のトリガーをセット。(9時、12時、15時、18時、22時、24時のアナリティクスのデータをSlackに転送)
夜中の3時にdeleteTriggerのトリガーをセット。(前日のトリガーをすべて削除します。)
アナリティクスの集計データを時間別にSlackへ通知する方法まとめ
ほんとうはTwitterにデータを集約したかったのですが、BOTの作成が厳しくなったのでSlackにしました。
データ収集は面白いので、今後もいろいろ試してみようと思います。
参考
GASを活用してGoogleAnalyticsの数値をslackに自動投稿する – Qiita
#背景Webメディアを運営している方であれば、ほぼ毎日GoogleAnalyticsを見ていると思います。(※ただし担当者のみ)そうです、エンジニアやメディア担当者以外の人間はあま…