イラレのツールを作る機会が増えてきました。
本記事ではレイヤーに関する基本的なスクリプトの参考例を紹介します。
目次
Illustratorスクリプトのレイヤー操作
Illustratorスクリプトの基本的なレイヤー操作例を紹介します。
親レイヤーを名前から選択する
一番上の階層のレイヤーグループを名前から選択します。
var doc = activeDocument;
var lay = doc.layers["レイヤー 3"];
doc.activeLayer = lay;
子レイヤーを名前から選択する
子の階層のレイヤーグループを名前から選択します。
var doc = activeDocument;
var lay = doc.layers.getByName("レイヤー 2");
doc.activeLayer = lay.layers["レイヤー 5"];
孫レイヤーを名前から選択する
孫の階層のレイヤーグループを名前から選択します。
var doc = activeDocument;
var lay = doc.layers.getByName("レイヤー 2").layers.getByName("レイヤー 5");
doc.activeLayer = lay.layers["レイヤー 6"];
親レイヤーを作成する
親レイヤーグループを作成します。
var doc = activeDocument;
var lay = doc.layers.add();
lay.name = "親レイヤー";
子レイヤーを作成する
子レイヤーグループを作成します。
var doc = activeDocument;
var lay = doc.layers["レイヤー 2"];
var lay_child = lay.layers.add();
lay_child.name = "子レイヤー";
選択しているオブジェクトを特定のレイヤーに移動する
選択しているオブジェクトをまとめという名前のレイヤーグループに移動します。
var doc = activeDocument;
var sel = doc.selection;
var lay = doc.layers["まとめ"];
for (i = 0; i < sel.length; i++) {
obj = sel[i];
obj.move(lay, ElementPlacement.PLACEATBEGINNING);
}
Illustratorスクリプトのレイヤー操作
今後もこのページにIllustratorスクリプトのレイヤー操作をまとめていきたいと思います。