文章やフレーバーがポジティブかネガティブか?どのくらいの熱量なのか?
AI(機械学習)が判定する機能がGCP(Google Cloud Platform)にあったのでしてみました
比較的長い文章でわかりやすい表現だと分析しやすそうです。
Natural Language API の使い方
GCPのAPI(Natural Language API)を使って、スプレッドシートに書いた文章を感情分析する方法を紹介します。
下記の記事を参考にしています。
GCPをガイドに従って、プロジェクト作成までしましょう。
途中クレジットカードの登録が必要です。
※GCPのサービスを大量に使うと課金が始まります。(約5000回実行するまでは無料で使えます)
GCP>お支払い>料金で金額も確認できます。
GCPのプロジェクトを作成したらAPIとサービスから認証情報を作成>APIキーを選択して作成しましょう。
APIを作成したらAPIキーをコピーしておきましょう。スクリプトで使います。
Googleスプレッドシートを作成して、ツール>スクリプトエディタを開きましょう。
開いたら下記のコードをコピペ。
APIキーやスプレッドシートIDと名前、変換したい行数などを記載しましょう。
再びスプレッドシートに戻り、F5を押して更新しましょう。メニューにカスタムメニューが表示されます。
A列に判定したい文章を記載します。
あとは最後にスクリプトを実行するだけです。
- Scoreがマイナスだとネガティブな判定、プラスだとポジティブな判定です。
- Magnitudeは感情の強度を示しています。
数字がでただけだと、わかりづらいので、条件式書式で色をつけてみます。
- Scoreが0の時は白色、0.5以上の時は赤色、0より小さい特は青色
- Magnitudeはカスタム書式で Scoreが0以上、Magnitudeが0.5以上であれば赤色、0以下でMagnitudeが0.5以上の時は青色
=AND($B2 >=0 , ($C2 >= 0.5))
=AND($B2 < 0 , ($C2 >= 0.5))
以上で、簡単な感情分析ができました。
GCPのNatural Language APIで感情分析をする方法まとめ
GCPのNatural Language APIで文章の感情分析をやってみました。
APIの許可さえあれば簡単に機能が使用できるので便利ですね。
感情をマーキングしておくと、文章表現の把握などにも役に立ちそうです。
他にも自然言語処理のAPIはあるのですが、GCPのものは無料で試せるのでおすすめです。