動画編集のレンダリングが重たい箇所は中間データとして、レンダリングして動画に差し替えることがありますが、劣化させないように可逆圧縮フォーマットのAVI(None)を使用することが多いです。
ただAVI(None)は非常にデータサイズが大きく、HDDの容量を圧迫するので非常に悩ましい問題でしたが、
可逆圧縮フォーマットでAVI(None)より1/10軽いコーデックを教えていただので紹介します。
目次
UtVideoの導入方法
こちらから最新のバージョンをダウンロードしてインストールするだけです。
例:utvideo-20.0.0-win.exe
AfterEffectsでの指定方法
- レンダーキュー>出力モジュール>形式をAVIに
- 形式オプションを選択して、*UtVideo YUV420 BT.709VCM*
※サイズはYUV420が一番軽い
※アルファ付きならT2 RGBA VCM
※ハーフHD(1280x720)以上のサイズはBT.709VCMを推奨
参考
http://aviutl.info/ut-video-codec/
サイズ比較
4秒の動画をレンダリングしてみました。
- 393 MB(None)
- 43.2 MB(UtVideo YUV420 BT.709VCM)
ということで約89%OFFという結果に
動画の劣化も見られませんでした、素晴らしい!
補足
ちなみにUtVideoはいまのところMediaPlayerでは再生できますが、VLCなどの他のプレイヤーでは再生できませんでした。
AEの動画編集の中間データとして使うのであれば、とくに困らないとは思います。