調べ物していてプレースホルダという素材の存在を知ったので、調べて試してみました。
目次
プレースホルダとは
フッテージアイテムがない場合にその代わりに一時的に使用する、カラーバーの静止画です。プレースホルダーは、コンポジションの作成中に、まだ存在しないフッテージアイテムの構想を練る場合に便利です。プレースホルダーは自動的に生成されるので、プレースホルダーフッテージアイテムを作成する必要はありません。
公式ヘルプ
https://helpx.adobe.com/jp/after-effects/using/footage-items.html#placeholders_and_proxies
どうやら、これから出力する未来の素材をプレースホルダというようです。
プレースホルダーの使い方と使用例を考えてみる
- まずとあるコンポをレンダリング(01.avi)して、音をONにし忘れたとします。
- そこで音をONにしてレンダーキューに追加
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ここでレンダリングはまだせず、出力モジュールを選択してプロジェクトへドラッグ&ドロップ。カラーバーのコンポ(プレースホルダ)が生成されます。(compo.avi 本当はwavにするべき)
- 別コンポを作成し1で出した音無しのコンポにプレースホルダ(compo.avi 本当はwavにするべき)を敷いてレンダーキューに追加し、レンダリングします。
- 結果、音だけをレンダリング(compo.avi 本当はwavにするべき)したのち、動画(01.AVI)と音をあわせた最終動画(fin.avi)もまとめて出力できました!
fin.avi
まとめ
一部レンダリングミスっていて一部分だけ書き出して、先に書き出した動画と合わせてレンダリングするということが、たまにあると思います。
そんな時に、プレースホルダを使うと、一気に作業できて便利そうです。